「生身って大変。」衣類のありがたみを噛み締めた真夏の撮影秘話とは!? 竜星涼×犬飼貴丈 映画『ぐらんぶる』2ショットインタビュー



2020年8月7日(金)に全国公開される、限界突破の全力脱衣系☆青春グラフィティ映画『ぐらんぶる』でW主演を務めた【竜星涼&犬飼貴丈】に2ショットインタビュー!

主に衣装の面で<絶対に映画化不可能>と言われてきた累計発行部数555万部突破の青春ダイビング(?)コメディ漫画が、まさかの実写映画化!

そんな異色作で、史上最も服を着ていない主人公・伊織と無駄にイケメンなオタク・耕平を、まさかの再現度で見事に演じ抜いた【竜星涼&犬飼貴丈】に、洋服や靴のありがたみを実感したというほぼ裸のシーンが多い“ぐらんぶる”ならではの撮影秘話や役作りについて、撮影オフ日の夏の思い出、さらには学生時代のエモいエピソードトークなどなど、肌・青春・恋が描かれる “ぐらんぶる”にちなんだ質問にたっぷり答えていただきました。

本作ではあまり見られなかった、爽やかでクールなイケメン表情満載のインタビューカットも必見です!♡


気が付いたら裸に。ワーナーさんで『海猿』に継ぐようなダイビング映画をカッコよく撮るのだと・・・

■今作でお二人は、ほぼ裸で出演されていますが最初抵抗などはなかったのでしょうか?オファーを頂いた時、率直にどう思ったかと、不安な点などはありませんでしたか?

竜星 涼(以下 竜星) 僕は最初、ワーナーさんで『海猿』に継ぐようなダイビング映画をカッコよく撮るのだと思い込んでいました。でも、気が付いたら裸の多い作品で (笑)。確かに最初想像していたものとはちょっと、いや結構違ったんですけど、しっかり体を張らせていただきました。

■どの時点で裸シーンが多いことに気付いたんですか?

竜星 台本を頂いて、「ぐらんぶる」という原作があることを知って、撮影まで時間があまりなかったのと脚本の活字を読むだけではイメージしづらい部分もあったので、アニメを観させていただいて、なるほど、こういうことか!と「ぐらんぶる」のファンの方々が求めている世界観がわかって、裸になることをしっかり理解しました(笑)。でも、男は「ぐらんぶる」のような世界観が好きなので、純粋に面白そうだなとも思いました。



■犬飼さんはいかがですか?

犬飼貴丈(以下 犬飼) マネージャーさんから出演の件を聞く前から原作を知っていて、僕自身も「ぐらんぶる」のファンだったので嬉しかったんですが、昨今漫画やアニメ原作のものが実写化される中で、「ぐらんぶる」に関しては、絶対に実写化できないだろうなと思っていた漫画原作の一つだったので、まず実写化すると聞いた時は本当にするの!?っていう驚きと本当にできるの!? っていう疑心暗鬼な気持ちになりました。

その後企画書を読みながら、実写化するにしても裸じゃなくて上裸とかぬるくやるのかな。それだったら面白さ半減するよなって自分の中で勝手に思いを巡らせていたんですけど、現場で「脱ぎます」って言われて、安心したのとガチでやるんだってびっくりしました(笑)。だから僕も本気で誠心誠意のぞもうと!

やるにあたっての不安は、僕自身水が苦手だったので、ダイビングに物凄く苦手意識があったのと、コメディ作品に出演したことはあったんですけど、ここまでがっつりコメディすぎる作品は初めてだったところですかね。

一切守りに徹さず、ただひたすらに攻め続けた作品。



■お二人は凄く爽やかで、落ち着いた好青年のようなイメージをもっていたので、今回のようなぶっ飛んだ役は凄く新鮮でした。この作品へ対する思いや客観的に観てどう思われましたか?

竜星 僕自身こういうテイストの作品の出演経験があまりないにもかかわらず、この作品で僕を起用してくれたキャスティングの方たちの挑戦、この作品を映画化しようとされたワーナーさんの挑戦する姿勢に、僕もこの座組の船に乗って挑戦したいという気持ちにさせていただいた作品です。

今のような世の中でも、単純に楽しめるエンタメ作品になったと思うので、深く考えず、ただ楽しんで観て帰ってほしいですね。基本的には何も思わずに帰る、いや何も考えずに帰れるエンタメ作品が邦画にもっとあってもいいのではないかと思っていたので、そういう火付け役になりうる作品だと思います。この夏は、ただただ笑える楽しい映画『ぐらんぶる』を見てもらって沢山笑っていただきたいです。

犬飼 僕は、テストチェックを一度もしていなかったので、それぞれのカットがどういう風につながっているのか少し漠然としながら撮影していたので、完成したものを観て、当たり前なんですけど「凄い!映画になっている」って思いました(笑)。

あと、攻撃力に全振りしている作品だなと。一切守りに徹さず、ただひたすらに攻め続けている、その清々しさが夏の爽快感と相まって、僕は観ていて凄く気持ちよかったです。

先輩が自由にやらせてくれた。コンビ芸のように息の合った掛け合い。



■英監督のコメントに「演出せずともお二人がコンビ芸のように自由に動いてくれた」というものがありましたが、初共演で息を合わせるために何か心がけたことなどあれば教えていただきたいです。

竜星 どちらかというと犬飼くんが自由にやってくれたので、僕はそれについていった感じでしたよ。

犬飼 いやいやいや!先輩が自由にやらせてくれたので!先輩の胸を借りて自由に演じさせていただきました!

竜星 それを見守ってくださる英監督もいたので、みんないい感じのバランス感で演じられたのかなと思いますね。

犬飼 なので、事前に二人で距離感について相談し合うこともなかった気がします。でも、初めの方に一緒に本読みができたのが凄くよかったのかなって。



竜星 え!本読みしたっけ?

犬飼 しましたよ!

一同 (笑)。

犬飼 本読みをして、役の距離感がつかめた部分もあったと思います。

■お二人の仲を深めるためにイン前に飲みに行ったり等もなく?

竜星 飲みに行くとかはなかったんですが、撮影に入る前にダイビングの資格を取りに行く期間があったので、そこでみんなで講習を受けたり、一つの目標に向かって頑張れたことが他のキャストも含めて仲を深められたきっかけにはなりましたね。

犬飼 うんうん!

洋服って・・・靴って・・・大事。裸一貫撮影ならではの苦労。



■撮影中に一番ハードだったことはありますか?

竜星 僕は個人的に洋服の大事さに凄く気付かされましたね。

一同 (笑)。

竜星 裸で木の茂みに隠れたり、地面に寝っ転がるシーンが多くて、結構毛虫に刺されたんですよ(笑)。それで、人間は案外裸だと毛虫に刺されたりするんだなと、やっぱり洋服を着ていたらこういうことはないだろうし、洋服って大事だなと改めて実感しました。生身って大変。ケアが大変です。

■犬飼さんはいかがですか?

犬飼 観ていただいたらわかるんですが、裸のシーンって裸足なんです。夏の撮影で裸足だと、地面が高温になっているので足の裏がもの凄く熱くなるんですよ。靴を履くことって大事だなって実感させられました。

一同 (笑)。

どんどん肌が真っ黒に(竜星)、女優さん並みに白肌に(犬飼)。



■撮影に臨むにあたってボディメイクはされたんですか?

竜星 伊織はそんなに体を作りこむ役ではなかったのと、伊織も耕平も、屈強の人たちと違う見えた方がいいと思ったので、そこまで作りこむことはしませんでした。でも、屈強の人たちが撮影の合間もずっと筋トレをしている姿を客観的に見ていたので、作中の伊織のように僕もいつの間にかそこに巻き込まれていて(笑)、最終的には筋トレをするようになっていました。あとは、沖縄の素敵な紫外線のおかげでどんどんどんどん肌が真っ黒になっていくという(笑)、そういうボディメイクはありましたかね。

犬飼 僕はオタク役だったので逆に焼けないよう、周りの屈強たちや竜星さんが焼けていく中、女優さん並みに日焼け止めを塗りたくって、なるべく白さをキープするように心掛けていました。

■では、お二人とも事前にトレーニングに通ったとかはなかったってことですね。

犬飼 そうですね。いきなりムキムキで現れても違和感かなって(笑)、そうなると屈強になっちゃうなと思ったので、ナチュラルな姿で臨みましたね。

お気に入りの女性キャラは、梓と千紗。



■今作には、千紗、奈々華、梓、愛菜と強烈な女性キャラ達が出演されていますが、女性キャラの中で一番お気に入りを教えていただけますか?

竜星 僕は、与田ちゃんが演じる千紗が凄くよかったなって思いますね。彼女が醸し出す初々しさとか、瑞々しさが感じられて、彼女にしかできない千紗だったなと実際にお芝居をやりながら思いました。

犬飼 僕は梓さんですね。純粋にエロすぎました。アニメに出てくるようなTHEエロすぎる女性を間近で見る機会が今までなかったんですけど、めちゃくちゃいいキャラクターだなって。あと潔いんですよね。姉御肌で、自分から野球拳に参加したり、そういうノリのいいところも凄く魅力的なキャラクターだと思いましたね。

みんなで流れ星を見たり、花火をしたり。去年の夏を超える夏らしい夏はない。



■夏に撮影されたということで、撮影の合間や撮影中の夏の思い出などを教えていただきたいです。

竜星 数え切れないほど沢山ありますよ。本当にこんなに楽しい撮影はなかなかないんじゃないかなって思うくらいです。みんなでご飯食べたり、沖縄に行ったり、そこで花火をしたり、流れ星を一緒に見たりとか。

僕、撮影が終わって、沖縄から東京に帰る時に、ずっと森山直太朗さんの「夏の終わり」を聴いていたんですけど、聴きながら“これで俺の夏は終わってしまったんだ”って浸ってしまうくらい本当に去年の夏は楽しませてもらいました。きっとキャストもスタッフさんもみんな楽しかったんじゃないかな。それがきっと、画にも出ていると思うし、去年の夏を超える夏らしい夏はなかなかないと思うくらい、大人になってから初めて青春を過ごさせてもらったような感覚です。



犬飼 僕も、竜星さんとほぼ一緒なんですが、竜星さんが花火を大量に買ってくれて、沖縄で一緒に花火をしたり、流れ星が沢山流れている沖縄の綺麗な星空をみんなで見たり、今青春してるじゃん!って体験を沢山させていただきました。あと、撮影中もここまで笑顔になる楽しい現場って今まであったかなって思うくらいずっとにこやかな現場で、全てがとても素敵な夏の思い出だったなって思います。

青春時代のエモい思い出

■撮影期間そのものが青春といえるくらい楽しい現場だったとのことですが、お二人の青春時代のエモい思い出(思い返すと心揺さぶられる)はありますか?



犬飼 じゃあ、僕からいいですか?僕は、過去は全部エモいと思っていて、今働いている原動力も過去にあることが多いんですよね。過去を懐かしむのが凄く好きで、自分を突き動かすのが過去なんですけど、例えば放課後に教室に残って友達となんでもない話をしたり、登下校に風を感じながらチャリで帰ったり、女子と話をした甘酸っぱい記憶など、当時の何気ない日常を思い出すとエモい気持ちになります。

そういう当時は何でもない日々に見えていた風景や情景が、今は凄くキラキラしていたように感じます。きっと、色々経験してきてしまった今思い返すからこそ、戻れないからこそ、初めての経験が沢山あった学生時代がキラキラして見えるんでしょうね。だから過去のすべてがエモいなって思います。

あと実は最近エモいことがあったんですよ。中学生頃、好きな子の個別着うたを『LOVEずっきゅん』にしていたくらいずっと相対性理論さんが好きだったんですけど、一昨年くらいから相対性理論の永井さんと仲良くさていただいて、今年の自粛期間中に永井さんが弾くギターで僕が『LOVEずっきゅん』をIGTVで歌うというコラボをさせていただいたんですよ!これエモすぎるなって!学生時代好きな子の着うたにしていた曲を、そのバンドの方の演奏で、自分が歌うっていう。めちゃくちゃエモみを感じながら歌いましたね。エモかったな。

竜星 僕は、たまに学生時代に嗅いだことのある香りを感じると、パッとその時の情景が浮かんだり、当時よく聴いていた音楽を聴いて、その時の思い出が蘇ってきたり、過去を感じる何かに触れた時にエモいなって思いますね。

学生時代は誕生日になると、お菓子とか食べてみんなでお祝いしたなとか、今思うと全部青春だったなって思います。

■ありがとうございました!


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―PROFILE―
竜星 涼/りゅうせいりょう
1993年3月24日生まれ。東京都出身。
2010年に「素直になれなくて」(CX)で俳優デビュー。「獣電戦隊キョウリュウジャー」(13~14/EX)で初主演。2016年と2017年に、モデルとしてパリコレクションに出演。主な出演作は、『orange』(15)、『シマウマ』(16)、『泣き虫ピエロの結婚式』(16)、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17)、『22年目の告白-私が殺人犯です-』(17)、『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(17)、「アンナチュラル」(18/TBS)、「昭和元禄落語心中」(18/NHK)、『泣くな赤鬼』(19)、『トイ・ストーリー4』(19・声の出演)、「同期のサクラ」(19/NTV)、「テセウスの船」(20/TBS)など。

犬飼貴丈/いぬかい あつひろ
1994年6月13日。徳島県出身。
2012年、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリ受賞。2014年に「碧の海~LONG SUMMER~」(CX)で俳優デビュー。「仮面ライダービルド」(17/EX)でTVドラマ初主演。主な出演作は、「ナオミとカナコ」(16/CX)、「OUR HOUSE」(16/CX)、「スーパーサラリーマン左江内氏」(17/NTV)、「獣になれない私たち」(18/NTV)、「ランウェイ24」(19/EX)、「おしい刑事」(19/NHK BSプレミアム)、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(19)。

―INFORMATION―
映画『ぐらんぶる』
公開日:2020年8月7日(金)全国ロードショー
出演:竜星涼 犬飼貴丈
与田祐希 朝比奈彩 小倉優香 石川恋 / 髙嶋政宏
監督:英勉
脚本:英勉、宇田学
主題歌:sumika「絶叫セレナーデ」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
原作:井上堅二・吉岡公威『ぐらんぶる』(講談社アフタヌーン KC刊)

[HP] https://wwws.warnerbros.co.jp/grandblue/index.html

©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020 映画「ぐらんぶる」製作委員会

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