【齋藤潤インタビュー】「いいところで育ててもらえたんだな」最近始めた“一人暮らし”についても語る<映画『時給三〇〇円の死神』>
2026.10.8

切なすぎる感涙小説が原作の映画『時給三〇〇円の死神』は10月2日(金)より全国公開中!
未練を残したまま亡くなってしまった“死者”に寄り添い、あの世に導く《死神》としてのアルバイトを始めることになった佐倉真司(西畑大吾さん)と花森雪希(福本莉子さん)。そんな二人が作中で時折気にかけているのが、川辺に座り続ける死者の少年(齋藤潤くん)でした。
Emo!miuでは約1年ぶりに齋藤くんへインタビュー!“死者”を演じるにあたってのエピソードや、前回もお話ししてくれた「カメラ」について、たっぷりと語っていただきました!
死者は皆、悲しい事情や思いを抱えている

■映画『時給三〇〇円の死神』の出演オファーを受けた時のお気持ちは?
齋藤潤 最初にお話を聞いた時は「やりたい!」と思いましたし、酒井監督や『366日』のプロデューサーさんなど、以前から関わりのある方々が多かったのでうれしかったです。原作も読ませていただきましたが、読んだ後に心が揺さぶられたこともあり、「これは絶対にいい映画になる」と感じていました。
■本作で“死者”を演じるにあたり、個人的に心がけたことや、これまでのお芝居と変化させたことはありますか?
齋藤 「死者だからこそ」という変化はないかもしれないです。でも既に亡くなっている人物を演じるにあたって「何を考えているんだろう」「なぜずっと座っているんだろう」ということは現場でも常に考えていました。あと映画の撮影中に別のドラマ撮影もやっていたので、「ドラマの役とは一旦離れて、新しい少年として存在するにはどうしたらいいのか」という思いもありましたね。
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■作品や役に対して、演じる前後で印象は変わったりしましたか?
齋藤 作品を知った時は「不思議なタイトルだな」と思っていたんですけど、今は“時給以上に大切なものを教えてくれるお話”という印象ですね。自分の生きてきた過去に対して、肯定できるような映画になっているんじゃないかと感じています。
■本作では、さまざまな未練を持った死者が登場します。
齋藤 死者は皆、悲しい事情や思いを抱えているんですよね。特に広岡(加奈)さん(佐津川愛美さん)の話は、原作を読んだ時も泣いていた気がします。
座長・西畑大吾さんについての印象とは「僕もさらに頑張らないと」

■齋藤さんは、今作で西畑さんと初共演だったんですよね。
齋藤 そうなんです。一緒にお芝居する場面が少なかったので、お話するのは難しいと思っていたのですが、西畑さんからお声をかけてくださって。とてつもなく謙虚で、お芝居に関しても熱量高く取り組まれている方なので、「僕もさらに頑張らないと」って思いましたし、撮影の準備中に「西畑さんのことが大好きです!」と言ってしまうくらいに、座長としての背中を見せて頂きました。
■齋藤さんは過去にも酒井監督の作品(映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』)に出演経験があるということで、改めて酒井監督の魅力についてうかがいたいです。
齋藤 僕が憧れるような世界観を切り取ってくださる方で、その中に「自分も入りたい」「期待に応えたい」と強く思えるんですよね。今回はお芝居についてお話しすることはあまりなかったんですけど、撮影が終わった後に「よかったです」と言ってくださったことがすごくうれしかったですし、「またご一緒したい」と思いました。
「新しい出会いや学びが多い」大学生になってからの変化


■作中で佐倉は、死者の心に寄り添っていきます。齋藤さんは人の話を聞くのが得意なタイプですか?それとも、自分から話す方が得意なタイプ?
齋藤 僕はよくマネージャーさんに1時間くらい話し続けていることがあるので、聞く……というよりは話す方が多いのかもしれません。最近は大学での出来事を話すことが多いですね。
■なるほど。マネージャーさんは、すごく聞き上手なのかもしれないですね。
齋藤 そうですね。僕の言葉をたくさん受け止めてくれます。

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■最近、心を揺り動かされた瞬間はありますか。
齋藤 最近は毎日ですね。今大学に通っていて、そこで新しい出会いや学びが多いんですよ。あと最近一人暮らしをはじめたのも、心のゆくままに生きている感じがします。
■一人暮らしをするにあたって、大変だと思ったことは?
齋藤 毎日のご飯や洗濯、身の回りの整理整頓が大変ですね。良くも悪くも自分の主観で生きることが多くなった気がしますし、それは僕にとって嬉しいことでもあるんですけど、実家に帰った時は良い意味でリセットされるので、「いいところで育ててもらえたんだな」というのは日々感じています。
趣味であるカメラも継続中「ゆっくり楽しみながら撮っていきたい」

■前回取材(2025年10月)した際には「カメラ」のお話をされていました。最近もお写真を撮られたりしているのでしょうか?
齋藤 大学に入学したこともあり、以前より撮ることは減っているんですけど、最近は新たにフィルムカメラを購入しました。去年取材していただいた時はISO感度やホワイトバランス、露出といった調整も少しずつ理解できるようになってきて。僕は本当にマイペースなんですけど、ゆっくり楽しみながら撮っていきたいと思っています。
■カメラは、今後も続けていきたいと思っていますか?
齋藤 そう思いつつも、皆さんにお話できるほど深められてはいないんですよ。でも最近では1人で出かけることも増えたので、撮りたいものができた時のために、いつまでも持っていたいですね。
■いつか写真展などが開催できたら楽しそうです。
齋藤 そんなことできるのかな!?でも僕の友人である黒川想矢くんの撮る写真はすごく綺麗なので、まずは想矢くんの写真展に行きたいと思っています(笑)。
■ありがとうございました!
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齋藤 潤
2007年生まれ、神奈川県出身。18歳。
2019年デビュー以降、ドラマ「トリリオンゲーム」(23)、「生理のおじさんとその娘」(23)「猫カレ -少年を飼う-」(23)、「ちはやふるーめぐりー」(25)、映画『カラオケ行こ!』(24) 、『366日』(25)『ストロベリームーン 余命半年の恋』(25)など多くの作品に出演。
[X] @junsaito_14
[Instagram] @junsaito_14
Photo:Tomohiro Inazawa、Text:渡辺美咲
―INFORMATION―
【映画『時給三〇〇円の死神』】
公開日:2026年10月2日(金)TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー
原作:藤まる「時給三○○円の死神」(双葉文庫)
出演:西畑大吾、福本莉子、渋谷凪咲、齋藤潤、泉谷星奈、佐津川愛美、山口馬木也、小澤征悦
監督:酒井麻衣『劇場版 美しい彼~eternal~』『ストロベリームーン 余命半年の恋』
脚本:福田果歩『366日』
制作プロダクション:楽映舎『366日』
製作幹事・配給:ギャガ/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
レーティング:<G>
©2026藤まる/双葉社・「時給三〇〇円の死神」製作委員会









































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