【渡邊圭祐インタビュー】「未来はあまり考えない。どちらかといえば“今”」映画初主演『2126年、海の星をさがして』撮影秘話から地元・仙台愛まで語る<渡邊圭祐2026.4-2027.3カレンダー>
2026.3.24

2018年、『仮面ライダージオウ』のウォズ役で俳優デビューし、一躍注目を集めた渡邊圭祐。その後も『恋はつづくよどこまでも』や主演ドラマ『チェイサーゲーム』など話題作に出演し、着実にキャリアを重ねてきた。NHK大河ドラマ『光る君へ』では藤原頼通役を好演。
2026年は公開中の映画を含め出演映画が4本公開予定。『2126年、海の星をさがして』では映画初単独主演を務める。そんな渡邊圭祐さんに、公開映画のことや最近発売されたカレンダーについて、たっぷりお話を伺いました。
映画初単独主演『2126年、海の星をさがして』で感じた“主演の責任”と、釧路オールロケで生まれたリアルな地元愛

■映画『2126年、海の星をさがして』で初の映画単独主演。主演として現場に立ったとき、どんな気持ちでしたか?
渡邊圭祐(以下、渡邊) 主演をできると聞いたときは嬉しかったですが、現場では何も変わらなかったです。たしかに主演としての責任はありますし、持たないといけないんですが、現場でやることはなにも変わらない、と感じました。
■北海道・釧路を舞台にした青春群像劇で演じた主人公・巌(いわお)との共通点や演じていて感じたことを教えてください。
渡邊 まずは地元愛が強いこと、これはもうまさに一緒ですね。僕も地元愛はとても強いので、そういう意味ではすごくリンクさせて役作りができたんですが、いざ釧路で撮影が始まってみると、状況が違うというか、距離感や愛の形の違いを感じました。
■北海道・釧路を舞台にした本作。撮影は現地でのオールロケで行われた。釧路での撮影はいかがでしたか?
渡邊 すごく楽しかったです。撮影が早く終わる日もあったので、釧路を堪能できた数週間でした。美味しいものもたくさん食べました(笑)。
ずーっと食べていました。お寿司や炉端焼きも食べましたし、釧路ラーメンも食べました。つぶ貝とラーメンが食べられるお店とか、釧路の名物・さんまんまとか。軒並み美味しかったですね。
「未来より“今”を生きる」――もし2126年に行けたら見てみたい“100年後の東京”

■作品のキーワードでもある「未来」や「希望」。渡邊さん自身はどう向き合っていますか?
渡邊 未来、希望はドキドキしますよね。希望を持って生きていたいけれど、未来は考えないタイプです。どちらかといえば“今”。今を生きていれば、いずれなにかに繋がるっしょという考えで生きています。そういう意味では、自分の未来に希望を抱けているのかもしれないです。
■もし2126年の世界に行けるとしたら?
渡邊 今の自分が2126年の世界に行けるなら、行ってみたいです。どうせ100年後の世界に、今の自分はいないので、どんな世界なのか見てみたいです。
行くなら100年後の東京。地元より気になるかもしれないです。どこまで科学が進歩しているのか気になるし。空飛ぶ車はあるのか?とか。
昭和の頃に描かれたような未来予想図のような世界は、本当にできているのか。ハイテクなものができているのか、そういうものを体験してみたい。ちょっとその世界で過ごしてみたいなと。
笑ってはいけないポジション!?『SAKAMOTO DAYS』で挑んだ真夏のレザーアクション撮影の裏側

■さらに2026年は、もう1つ話題作『SAKAMOTO DAYS』の公開が控えていますね。
渡邊 4月に『SAKAMOTO DAYS』が公開予定です。福田監督の作品は2本目なんですが、前作に続いて今回も“笑ってはいけない”立ち位置なんです。ボケを仕掛けたり、アドリブを入れられる役ではなく、「福田組は、毎回この立ち位置だな」なんて思いながら演じていました(笑)。
■アクション×コメディという作品ですが、撮影は大変でしたか?
渡邊 どの役柄でもアクションが相当多い作品なんです。神戸の工場で撮影をさせていただいたんですけど、真夏にレザーを着たりして大変でしたね。主演の目黒蓮君が一番大変だと思うんですけど、あの作品を乗り越えられたということは、僕にとってもひとつ大きなものになったと思います。
■作品ごとの切り替えはどうされていますか?
渡邊 意識的に切り替えることはないかもしれないです。衣装を着たら、自然と切り替わる、作品のスイッチが入るんです。とくに『SAKAMOTO DAYS』みたいな作品はそういう意味では切り替えが楽でした。衣装さんの気合いの入り方がすごくて、ご自分で作っていらっしゃっていて。今回、僕は地毛で演じましたけど、ウィッグがある役とかも切り替えがしやすいです。
逆に『2126年、海の星をさがして』のような作品はちょっと難しくて、衣装を着て髪をセットしてもらったら“切り替えられた気がする”んです。現場のみなさんに、すごく助けられています。


■すでに公開された作品も含め、2026年は3作品が公開されます。今年は渡邊さんにとってどんな1年になりそうですか?
渡邊 今年、2年ぶりくらいに舞台をやるんですが、またひとつ成長できるんじゃないかと個人的にすごく楽しみにしています。稲葉賀恵さんの演出は面白いと聞いているので、すっごく楽しみなんです。動きひとつに動機をつけてくださるみたいなんですが、細かくロジックに考える方と聞いているので、学ぶことがたくさんあるんじゃないかなと思っています。
■舞台と映像作品、演じる側としてはまったく別物なのでしょうか?
渡邊 演じるということに関しては一緒かもしれないです。僕のなかでは、時間を掛けてひとつの作品を作る舞台と、瞬発力が求められる映像作品、そんな感覚です。
■俳優として、ご自身の変化や成長を感じることはありますか?
渡邊 すごく柔軟になったと思います。最初の頃は、役の枠組みみたいなものをしっかりと決めて演じていたんです。最初が仮面ライダーだったからか、しっかりと決めすぎて、その枠から出ちゃいけないとも思っていました。枠からはみ出した提案があったとしても、「それって違くないか?」と頑なに断っていた、拒否していた感じがあったんです。
でも最近はそういう枠からはみ出した部分も、役として演じることができるようになったなと感じていて、柔軟になったんだなと感じます。
「嬉しい!」と広がるファン同士のやり取り

■今、俳優として大切にしていることは?
渡邊 まず原作がある作品は、原作ファンと演じるキャラクターのファンに認めていただくということは大切にしていて、そのための努力は惜しまないようにしようと思っています。
■では『SAKAMOTO DAYS』のような原作がある作品だと、原作ファンの方の声とか気になりますか?
渡邊 エゴサまではしないんですが、僕のファンの方が「原作ファンの方がこんなことを言ってくれていました!」とかファン以外の方の反応や感想をSNSのメンションで教えてくれたりするんです。
原作ファンの方の好意的な投稿に、僕のファンの方が「嬉しい!」とかコメントしていたりしているやりとりを見たりしています。
でも最近、インスタの仕様が変わったのか、あまり見れなくなっちゃったので、ちょっと残念です。
「役の枠から出ちゃいけないと思っていた」初舞台が変えた芝居観と俳優としてのターニングポイント
![]() |
![]() |
■これまでの俳優人生において、ターニングポイントとなった役はありますか?
渡邊 2021年に出演させてもらった「彼女を笑う人がいても」という舞台です。初舞台だったんですが、ターニングポイントになったと思っています。芝居感が覆った舞台で、お芝居ってこうするんだと気づかせてもらった作品なんです。
■当時は悩んだりされていた時期なんでしょうか?
渡邊 それまでは映像作品しか経験がなく、ひとつの作品に対してこれほどに時間を掛けて紐解いていくこと自体が初めてだったんです。
約2ヶ月掛けて稽古をしていくことが楽しくて。同時に、“芝居をする”ということをより理解を深められ、家で映画を観たり、本を読んだりしたときにも「こうするべきなんだ」、「こう考えるんだ」と明確に気づかせてもらえた作品でした。
■俳優を続けてきて、「やっていてよかった」と感じた瞬間はありますか?
渡邊 地元の友達がちょっと誇らしそうにしている姿を見たときは、やっていてよかったなと思いました。
僕、今年で32歳なんですが、地元の友達は結婚をしていたり、すでに子供がいたりするんです。それでも僕が地元に帰ると、一緒に飲んでくれるんですよ。それぞれに家庭があるから「大丈夫?」と聞くと、家族が「(僕が)帰ってきているなら飲みに行っておいで」と送り出してもらえているみたいで。ありがたいし、表に出る仕事をしていてよかったなと思いました。
「伊達政宗から現代まで全部やらせて!」地元・仙台への深い愛と帰省ルーティン

■地元の友達の言葉で、印象に残っているものは?
渡邊 なにかあるかな。あ!バラエティ番組に出ている僕を見て「めちゃくちゃ笑った!」と言ってもらえたときはすごく嬉しかったですね。
■地元の渡邊さんの雰囲気が出ていたとか?
渡邊 そうです。「あのノリはヤバいね」と笑ってくれたり、そういう些細なことでも嬉しいんです。地元だからか、役者としてというより、ひとりの友達として見てくれている気がして、すごく嬉しかったです。
■これまでたくさんの役を演じてきましたが、これからやってみたいと思う役はありますか?
渡邊 地元・仙台にまつわる役、全部やらせてくれ!! と思っています(笑)。伊達政宗から現代のものまで、全部やらせてください!という気持ちですね。

■地元愛が深い渡邊さん。地元、仙台の魅力は?
渡邊 それがね、特にないんですよね(笑)。でも、そのないところが仙台のいいところです。ほどよく飯がうまくて、ほどよく都会さもあって。すべてが程よいんです。なんて言えばいいんだろう。飛び抜けていないからこその良さが仙台にはあります。
■最近は帰られましたか?
渡邊 年末に帰りました。一年に4〜5回くらいは帰っているかな。僕にとって、地元に帰るということがリフレッシュ方法でもあるので。帰れるタイミングを見つけたら、地元に帰っています。
■地元に帰ったら、まずお友達に会うんでしょうか?
渡邊 そうです、絶対に。まず仙台に帰ったら友達に会いますし、牛タンも食べます。あと、仙台駅の前にある仙台っ子というラーメン屋と、飲み屋街にあるラーメン屋の2か所は必ず行きます。
■お気に入りのラーメン屋さんあり!牛タン屋さんのお気に入りはありますか?
渡邊 いつも「閣」というお店をおすすめしているんですが、この前の帰省でまた違う美味しいお店を見つけたんですよ。
■ちなみにそこのお店は⋯
渡邊 まだ教えません(笑)。まだそんなに堪能できていないのに、混まれてしまうと困るので(笑)。個人で経営されているお店なので、まだヒミツです。
なんで今まで知らなかったんだろう!と悔しいくらい美味しいお店なんです。地元に帰ったとき、閣に行こうとしたら混んでいて入れず、偶然見つけたお店なんです。初めて行ったけどめちゃくちゃ美味しくて、最高じゃん!!となりました。
“カレンダー感をなくしたい”ポスターのように飾れる2026年カレンダーと、最近出会ったエモい瞬間

■そんな渡邊さんの魅力が詰まっている2026年版カレンダーも発売されましたね。
渡邊 カレンダーを作るときに毎回思っていることなんですが、“カレンダー感を薄める”を大切にしています。一枚のポスターのような感覚で飾れる仕上がりを目指しました。今回ももれなく、こちらのテーマで作らせていただきました。
■お気に入りのカットは?
渡邊 県立美術館のカットですね。今回、カメラマンの荒井さんははじめましての方だったんです。そのなかでもP002月・3月辺りのカットを最初に撮影したんですが、現場で撮影してくださった写真を見たとき「この人、かっこいい写真を撮ってくれる。大丈夫だ」と感じました。後ろの螺旋階段やこのカーブの感じとか、すごいいいバランスで、信頼できた1カット目でしたし、僕のなかで今回のカレンダーの指標にもなりました。
■ご自身にとって、意外だなと思ったカット、表情は?
渡邊 荒井さんは撮影中にめちゃくちゃしゃべる人だったので、自然と僕も笑顔になっていて、3月のカットや表紙裏のカットなど、笑っているカットがめちゃくちゃ多いんですよ。普通に楽しんでいるところを写真として残してくれている感じがして、普段の僕の顔、素に近い表情を撮ってくださっている気がします。
■では逆に、自分らしさがより出ているなと感じるカットは?
渡邊 11月ですかね。この顔をよくしていると思うんですよ。飲んでいるときとか、とくに。この顔をしているつもりなんですが、どうですかね(笑)。
■ファンの方に、飾ってほしい場所はありますか?
渡邊 どこでもいいんですよ。カレンダーといえばトイレなので、トイレでもいいですし。少し狭い空間の壁に、全ページを貼ってもらうのも面白いのかなと思いますし。お気に入りの数枚を額に入れてもらって、寝室や玄関など目につくところに置いてもらってもいいのかなと。
「自分の写真ってあまり飾らなくないですか?」ラックの後ろにちらっと置くくらいがちょうどいい

■渡邊さんのご自宅に飾る場合は?
渡邊 洋服を置いてある部屋があるんですけど、その辺りに。
■あまりひと目につかない場所ですが⋯。
渡邊 自分の写真ってあまり飾らなくないですか?(笑)。ほら、毎日、服を着るので目にする場所ですし。ラックの後ろにちらっと見えるくらいのテンションでもいいのかなと。
■サイト名にかけて、最近エモいと思ったこと、心揺さぶられたことは?
渡邊 なんとなく近所を散歩していたときに、いいお店と出会いました。たまたま通ったお店で、木工作家・安藤萌さんの作品に出会えたんです。最近購入したランプシェードがその方の作品なんですが、いいお店と出会えたな、素敵な作家さんを知ることができて嬉しかったですね。
■たくさんのお話をありがとうございました。

Q.好きな食べ物
A.いくら
Q.好きな色
A.ティファニーブルー(カレンダーのタイトルのような色)
Q.好きな音楽
A.最近はずっとHIPHOPを聴いています
Q.好きな映像作品
A.SNSで流れてくるわんちゃんの動画をめっちゃ観てます。病気で声を昔と同じ声を出せなくなってしまったわんちゃんなんですが、でも一生懸命に鳴いていて、その姿がすごく愛くるしいんです。
Q.小さい頃の夢
A.考古学者。小学校の卒業アルバムに書いていて、完全に、当時観た映画「ジュラシック・パーク」の影響を受けています。
Q.最近、ハマっていること
A.サウナ。去年まではサウナが嫌いだったんですが、今年ようやく水風呂に入れるようになり、“整う”ことを知ったらめちゃくちハマりました。ここ最近は2日に1回の頻度です。
Q.長所
A.楽天的なところ
Q.短所
A.マイペース
Q.言われて嬉しい褒め言葉
A.「面白いね」
Q.好きな言葉
A.「勝手に生きろ!」。作家チャールズ・ブコウスキーの本のタイトルでもあるんですが、主人公が酒と女に溺れていてだらしないんです。でもその生き様が“今を生きている”、そんな気がして、すごいかっこいいなと思い、「俺も勝手に生きよう」と思い、この言葉を大切に刻んでいます。
Q.最近の自分へのごほうび
A.(かなり悩まれてから)あまりごほうびをしないタイプなんですが、最近ダイニングテーブルの上につけるタイプの木製のランプシェードを買いました。

\ インタビュー記念/
直筆サイン入りチェキを
Emo!miu読者<1名様>に豪華プレゼント♡

応募締切:2026年4月20日(月)
<応募条件>
Emo!miu公式X(@emo_miu)をフォロー&応募用投稿をRT!
OR
Emo!miu公式Instagram(@emomiu.jp)をフォロー&応募用投稿をいいね!
※X&Instagram両方からの応募もOK!!
[X応募方法]
① Emo!miu公式X(@emo_miu)をフォローする。
@emo_miu をフォローする
② プレゼント投稿をRPする。
プレゼント投稿をRPする
③ インタビュー投稿をRPする。
インタビュー投稿をRPする
[Instagram応募方法]
① Emo!miu公式Instagram(@emomiu.jp)をフォローする。
@emomiu.jp をフォローする
②応募用投稿をいいねする。
インタビュー投稿をいいねする

渡邊圭祐
1993年11月21日生まれ、宮城県出身
仙台にてモデル活動の後、初オーディションで「仮面ライダージオウ」(EX)のレギュラーキャストに抜擢され、俳優デビュー。その後「恋はつづくよどこまでも」(TBS)、「MIU404」(TBS)など話題作をはじめ映画・舞台に出演し活躍の場を広げる。近年の主な出演作は、【ドラマ】大河ドラマ「光る君へ」(NHK)、「財閥復讐~兄嫁になった元嫁へ~」(TX)、【映画】「八犬伝」、「女神降臨 Before 高校デビュー編」「女神降臨 After プロポーズ編」、「沈黙の艦隊 北極海大海戦」、「ほどなく、お別れです」【舞台】「アンナ・カレーニナ」、「無駄な抵抗」、「たもつん」 など。
[オフィシャルサイト]https://amuseplus.jp/watanabe_keisuke
[X(旧Twitter)] @w_keisuke93
[Instagram] @keisuke_watanabe_official
Photo:Tomohiro Inazawa、Text:Kyoko Fuse
―INFORMATION―
【渡邊圭祐2026.4-2027.3カレンダー】
価格:3,000円(税込)
仕様:B5サイズ/カードタイプ卓上カレンダー/全13枚(表紙+本文12枚)/両面印刷/紙製台座付き[2026年4月1日〜2027年3月31日]
発売日:2026年3月
発行元:株式会社アミューズ
◎A!SMART
https://www.asmart.jp/shop/watanabe_keisuke
<HMV&BOOKS online 購入特典>
期間内に〈HMV&BOOKS onlineにてご注文をされた方を対象に<対面式イベント>を開催中。
<特典>
1冊購入・・・対面式お渡し会
2冊購入・・・スマホ2ショット撮影会
<開催日時>
[日時]2026年3月29日(日)12:00~
[会場]北海道-札幌 HMV札幌ステラプレイス




































