【瀬戸康史インタビュー】悩みはない?「あんまり悩まない性格はもしかしたら恵まれているのかも」<FODオリジナルドラマ『にこたま』>
2026.2.3

2025年12月26日より配信がスタートしたFODオリジナルドラマ『にこたま』。原作は渡辺ペコさんの同名漫画です。
出会ってから12年、平穏に、幸せに過ごしていた温子(橋本愛さん)と晃平(瀬戸康史さん)。しかし、晃平と同僚の高野ゆう子(比嘉愛未さん)との間で起こったあるできごとがきっかけで3人の日常が揺らぎ始めます。それぞれが人生について考え、どのような答えを出すのか、視聴者にも問いかけるものがあります。
今回は晃平役を演じた瀬戸康史さんにインタビュー! 作品についてはもちろん、“悩み”についてもお聞きしてみました。
すんなりと心に入ってくる物語

■原作や脚本を読まれた時の印象はいかがでしたか?
瀬戸康史 原作も脚本も最悪のことが起こっているんですけど、軽快な感じで読み進められました。起こったこと自体もすんなり心に入ってくる感じで、あとからその重みを感じていくような不思議な気持ちになりましたね。
■原作から脚本になったときに新しい発見などはありましたか。
瀬戸 わりと原作に忠実だったと思います。
時代設定が平成から令和になったということと、作中にぬいぐるみが出てくるんですけど、その役割が少し違います。ほかの点は、原作に忠実に、丁寧に脚本も書かれている印象でしたね。
晃平に対しては「なんてことをしたんだ」

■ご自身が演じる晃平に対してはどのような印象を持たれましたか。
瀬戸 いや、なんてことをしたんだ、最悪だなと思います。でも、そのこと自体から彼は逃げなかったので、演じた自分としては褒めてあげたいというか。起こったことに対して、彼なりに真剣に考えて行動しようとする姿勢は良かったのかなと思っています。やったことは最低ですけど。
■演じられる上ではどういったことを大事にされたんでしょうか。
瀬戸 声が低いので、彼を演じる上で監督から言われていたことは、軽快さ、軽さみたいなものが必要だと。この声によって彼の軽さが消えてしまったり、妙に説得力が出てしまったりするので、それは自分でも感じていました。正しいことを言っているように受け止められる危険性があるので、トーン自体は自分の中ではすごく高くするようにしました。そのトーンに慣れるまでに時間がかかるなと思ったので、普段の生活から気をつけていましたね。

■演じられていて難しかった点はありますか。
瀬戸 声については日常から意識していたのであまり大変ではなかったんですけど、この作品において、「間」がとても大事な要素のひとつでした。コメディの間とは少し違う、気持ちが悪い、変な間みたいなものが難しかったですね。監督からも「あと一拍」とか、「あと二拍待ってください」という細かい指示もありました。
■それも橋本さんや比嘉さんとも息を合わせながら。
瀬戸 そうですね。もうチームプレーでした。
あっちゃんも高野さんも「芯の強い女性」

■晃平を挟んでふたりの女性がいたわけですが、橋本愛さん演じる温子にはどのような印象をお持ちですか?
瀬戸 ふたりともすごく芯の強い女性という印象はありますね。
あっちゃんはお弁当屋さんでハツラツとお仕事していたり、人間関係を築いていて。お友だちに結婚について言われたりするところはすごく気にしている部分ではあると思うんですけど、それなりに自由に生きられているんじゃないかなと思います。
■対して、比嘉愛未さん演じる高野はいかがでしょう?
瀬戸 高野さんは30歳後半ということで、周りには結婚して子どもがいる人もいたりして。この『にこたま』が描かれた当時は今よりも周りや親から結婚とかどうのこうの言われる時代だったと思うんですけど、それにも負けず自分の生き方を貫いている人という印象です。クールでスキがないような人物に見えるんですけど、ある部分を切り取れば抜けている部分があったり、笑うときもあるでしょうし。そういう部分がちゃんとある人という印象ですね。あっちゃんも高野さんも本当に強いなと思います。
「本当に恵まれてるなって思います」

■作中では30代に差し掛かった人たちの揺れ動く心境が描かれていますが、瀬戸さんが30歳のころを振り返ってみていかがですか。
瀬戸 いや、もう忘れましたね(笑)。7年前、なにやっていたっけな、という感じです。あんまり自分の中で20歳とか30歳とか数字での区切りは大事じゃないっていうのもあったので、特に印象がないですね。
■何かに悩んでいたという感じでもないですか。
瀬戸 17歳からお仕事をしているんですけど、17歳のときから20代、23歳ぐらいまではすごく悩んでいました。それ以降はあまり感じなかったです。そこからはやりたいこと、好きなことをやっています。
■30代に差し掛かったころには、もうひとつ抜けた先にいたみたいなところでした?
瀬戸 抜けているのかは分からないんですけど、自分の中ではわりとすっきりとした状態だったかな。そのときどきでは悩んでいると思います。

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■悩みがあったときは周りの方に相談されたりするんですか? ご自身で解決する?
瀬戸 本当に恵まれてるんですよね。僕は家族にも。だから悩みの種がほとんどない。
自分で絵を描いたり、それを何か別の表現にしています。例えば「この書籍に絵を載せます」という時には、「どういう絵にしようかな」とか、そういう悩みはあるんですよ。生みの苦しみみたいな。それ以外はあんまり悩みがないんですよね。
だから本当に恵まれてるなって思います。自分の性格もそう。あんまり悩まない性格はもしかしたら恵まれているのかも。
■逆に相談を持ち掛けられたり、ということはありますか?
瀬戸 後輩にひとりいますけど、本当にそれぐらいですね。うん。まず友達があんまりいないっていうのはありますけど(笑)。
■記事を読んでくださる方は大なり小なり悩みがあるかな、と思うんですけど、解決に際してどういったことを軸にしたらいいのか、アドバイスいただけたら嬉しいです。
瀬戸 どのぐらいの悩みかにもよりますよね。言ってスッキリする人もいるし、なんならもう答えは決まっているでしょ。っていう人もいますよね。悩みを聞いてみないことにはわからないけど、誰かに相談することはすごくいいなと思いますね。
2025年は一番月日が経つのが早かった?

■最近、心を揺り動かされたモノやコトはありますか?
瀬戸 子どもがいるんですけど、成長を毎日感じるので、日々心を動かされています。「そういうことも喋れるようになったんだ」とか、「友達のことをそんなふうに教えてくれるんだ」とか。本当に子どもはすごいですね。
■2025年は振り返ってみていかがでしたか?
瀬戸 37年生きてきて、一番、月日が経つのが早かった気がします。特に後半。『にこたま』の撮影に入ったぐらいから、ものすごいスピードで過ぎていくなと。もうすぐ10月だねとか言っていたら、もう11月が終わっていくっていうスピード感にはびっくりしていますね。
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■なにかそういうふうに感じるきっかけがあったとか?
瀬戸 いや、それが分からないんですよね。でも、僕だけが感じているだけじゃなくて本当に周りの人全員、年齢関係なく感じています。子どもは遅く感じるじゃないですか。……あ、子どもにはちょっとインタビューしていないんですけど(笑)、若いマネージャーに聞いても「時間が経つのが早いです」と。
■なんででしょうね。
瀬戸 分からないんですよねぇ。早く感じているのは僕の周りだけかもしれないですけど(笑)。
■最後に、2026年の抱負を聞かせてください。
瀬戸 午年ということでやっぱり馬のように……やっぱりちょっと馬は忘れてもらっていいですか(笑)。
これは毎年言っているんですけど、変化することは恐れたくないですね。それは自分自身もそうですけど、突然コロナがあったりとか本当に何が起こるか分からない世の中で、周りの状況もどんどん変化していくので、恐れずにどんどん柔軟に対応してポジティブに生きたいですね。馬のように。馬の良い例えが全然思い浮かびませんでした(笑)。
■ありがとうございました!


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瀬戸康史
1988年5月18日生まれ。福岡県出身。
2005年、俳優デビュー。2008年1月『仮面ライダーキバ』の主人公役を務める。
主なドラマ出演作に、連続テレビ小説「あさが来た」(15)、「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(16)、「HOPE〜期待ゼロの新入社員〜」(16)、「幕末グルメ ブシメシ!」(17・主演)、「先に生まれただけの僕」(17)、「海月姫」(18)、「透明なゆりかご」(18)、連続テレビ小説「まんぷく」(18)、「パーフェクトワールド」(19)、「デジタル・タトゥー」(19・ダブル主演)、「ルパンの娘」(19)、「ルパンの娘2」(20)、「私の家政夫ナギサさん」(20)、「男コピーライター、育休をとる。」(22・主演)、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22)、「私小説 -発達障がいのボクが純愛小説家になれた理由-」(23・主演)、「院内警察」(24)、「くるり〜誰が私と恋をした?〜」(24)、「119エマージェンシーコール」(25)などがある。
また2026年には1月期ドラマ「再会〜Silent Truth〜」、2月27日公開の映画「木挽町のあだ討ち」、舞台 ケムリ研究室「サボテンの微笑み」の出演を控えている。
[X] @koji_seto0518
[Instagram] @kojiseto0518
Photo:Tamami Yanase、Text:ふくだりょうこ
―INFORMATION―
【ドラマ『にこたま』】(全8話)
配信:FOD/Prime Videoにて毎週金曜日20時 最新話配信
※配信日時は予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
※FODでは1話無料
出演:橋本 愛、瀬戸康史/比嘉愛未
原作:渡辺ペコ『にこたま』(講談社「モーニング」所載)
脚本:政池洋佑
監督:瀬田なつき/椿本慶次郎
[HP] https://www.fujitv.co.jp/drama_nikotama/
[X] @drama_nikotama
[Instagram] @drama_nikotama




































