Lienel(リエネル)新春ライブ『Lienel New Year Party ~あけおめ2026~』を東阪にて開催!普段のライブでは見られない趣向を凝らした構成で、客席を埋め尽くしたLienが熱狂



超特急やM!LKなどが所属する若手アーティスト集団・EBiDANの新鋭として、2023年にデビューした6人組メインボーカル&ダンスグループのLienel(リエネル)。今年6月にはパシフィコ横浜でのワンマンライブも控える彼らが、新春イベント『Lienel New Year Party ~あけおめ2026~』を1月10日に東京・Zepp Haneda(TOKYO)、1月12日に大阪・Zepp Osaka Baysideで、それぞれ昼夜2部制で開催した。彼らにとっては初の年明けライブということで、ゲーム企画や先輩グループのカバーメドレーなど、普段のライブでは見られない趣向を凝らした構成に、客席を埋め尽くしたLien(Lienelファンの呼称)は熱狂。結成からの3年で培った多彩な音楽性も惜しみなく発揮し、大きな目標を掲げた1年を、おめでたく幕開けた。



開演時間となり、和楽器によるSEと共に映し出されたオープニング映像には、黒い羽織袴姿の6人が羽子板やコマ、カルタにけん玉といった日本古来の遊びに興じるショットが。レアな姿にLienが「可愛い!」の声をあげるなか、門松の正月飾りが置かれたステージに、6人はゴールドに光る和洋折衷な晴れ着にグループカラーである紫の帯を締めて登場した。「あけましておめでとう! 新年1発目、みんなの大きな声聞かせて!」と高岡ミロが号令をかければ、客席のLienから“Ha!Ha!”の声が返って、ライブの幕を開けたのは「親指☆Evolution!」。会場中に光を投げかけるミラーボールの下、キュートなディスコチューンでLienと一緒に跳び跳ね、新年会にふさわしいハッピーな空気でライブの幕を切って落とす。さらに「一緒に声出していきましょう!」とリーダーの芳賀柊斗が誘って、Lienのメンバーコールで始まる「純情シンドローム」へ。Lienelの武器でもある歌謡曲テイスト満点のラブソングを、大人の色気と少年の愛らしさを絶妙にミックスさせて届けていくのは、平均年齢18.3歳の彼らならではだろう。





ここでメンバー紹介のMCが入り、昼公演では近藤駿太が「今年は馬より速く走ります!」と“駿”の字を持つ彼らしく決意表明してみせた。そして「盛り上がっていきましょう!」(高岡)と、今回のイベントのためだけの謹賀新年メドレーがスタート。90年代を彷彿させるユーロビート曲「恋のFIRE! FIRE!! FIRE!!!」では、6人それぞれにイメージカラーの羽扇子を振り、芳賀は「僕たちと一緒に踊って!」と呼びかけて、Lienたちと共に熱狂のダンスフロアを作り上げる。一転、琴の音が鳴って“和”へと世界が変わると、和傘を手にして舞う森田璃空と高桑真之が先導して「花鳥風月」へ。全員で紅白の和傘を翻しながら、儚くも力強い未来への想いを繊細に、麗しく描き出していく。曲終わりでメンバーが順に和傘を上げて顔を出せば、なんと最後に恵比寿様のお面を被った近藤が現れるサプライズも! そこからコミカルになだれ込んだ「妄想劇場」では、武田創世と高桑が羽子板で遊び、近藤が歌いながらお手玉を披露して、芳賀と高岡は獅子舞を被ってメンバーにかぶりつくという、お正月ならではの演出でLienを沸かせる。そしてセンターでは、スポットライトを浴びて森田がけん玉に挑戦! 昼夜ともに惜しくも失敗してへたり込み、倒れ込んだ森田は「大阪もあるんで…!」とリベンジを誓い、芳賀も「ゲネプロでは成功したんで!」とフォローしていた。





ここで“新春バラエティーコーナー”として、昼夜それぞれにチーム対抗でのゲーム企画を実施。昼公演で行われた『Lienel以心伝心ゲーム』は、モニターに表示されたお題に対する答えがチーム内でそろえばポイントゲットというもので、くじ引きにより芳賀、森田、武田の赤チーム、近藤、高岡、高桑の白チームに分かれた。先攻の白チームは“高い所から飛び降りるアクティビティといえば?”というお題に、近藤と高岡が「バンジー」と答えたものの、高桑は「3、2、1、GO」と飛び降りるときの掛け声を答えるというボケっぷりを1問目から発揮。“白と黒の動物と言えば何?”のお題で「パンダ」と答えた他2人に対し、唯一「シマウマ」と答えた高岡は「今年、午年やん! ウマに似てるからシマウマやん!」と反論し、また“休日にこの3人で出かけるな ら何処にいく?”という問いでは「映画館」と回答して、「アウトレット」(近藤)、「ボーリング」(高桑)と答えた2人に「3人で行ったじゃん、映画館!」と詰め寄っていた。後攻の赤チームは“Lienelの代表曲と言えば何?”のお題に芳賀と武田が「Love Me Madly」と答えた一方、「Curry on love」と答えた森田が「迷った!でも、Lienelといえばカレーだよねって親戚の方にも言われて…」と話すと、武田も「親戚はカレーって言うでしょ?親戚的代表曲は「Curry on love」」と、謎の会話を展開。また“近藤駿太と言えば何?”という問いに、「生意気」と答えた武田が近藤に掴みかかられる場面もあった。そして“3人の中で1番あざと可愛いポーズが出来るのは誰?”のお題で、武田と森田がお互いを指名すれば、武田は「待って待って両想いすぎる!どういうこと!?」と動揺。自身の名を挙げた芳賀も含め、それぞれ“あざと可愛い”ポーズを決めた3人にLienは沸騰したが、結局、勝利は白チームの手に。赤チームの3人は“普段口に出さないメンバーへの感謝の気持ちを至近距離で見つめ合いながら伝える”という罰ゲームを課され、武田は「甘えられるのははがしゅーだからです」と芳賀にハグし、芳賀に森田も「嬉しかった、めちゃめちゃグッときた」と喜んだ。



夜公演では『Lienel借り物競争』を実施。“リ・エ・ネ・ル あ・け・お・め”の8文字を頭文字に持つアイテムを、客席のLienから借りてくるというルールで、赤チームが芳賀、森田、高桑、白チームが近藤、高岡、武田という組分けに。各チームともリレー形式で順にアイテムを探しに行き、リップ、ネイル、ルテイン、アイロン、携帯、お守り、目薬などを借りたが、Lienを最高に沸かせたのが先輩であるONE N’ ONLYのEIKUだ。2階席でライブを観覧していた彼を近藤が借りて(?)きて、ステージに上げられたEIKUは「ヤバいって!」と恐縮しつつ、「あけましておめでとうございます。まさかLienelのライブで“あけおめ”をするとは思ってなかった」と挨拶。前日、高岡に誘われて初めてLienelのライブを観に来たとのことで、Lienから大きな拍手を贈られた。そのポイントが入って、勝負は白チームの勝利となり、赤チームには“自分が「すごい」と思う点をアピールする”という罰ゲームが。森田は「美しいフェイス、Lienが好きすぎてやばい!フリーでダンス踊れる」などと早口で連ねて「これ、恥ずかしいな」と照れ、高桑も「欠点が無さすぎるところ、身長高くて整いフェイスで優しい、運動基本できる、勉強できないのも……それはそれでいいよね」と続く。対して「金髪頑張ってる、えーと、靴のサイズがデカい……手が綺麗!」と、言葉に詰まったのが芳賀。そんな彼を「俺なんて、はがしゅー(芳賀)のいいところ1時間でも話せるからね。大好きだから」と高岡がフォローして、尊いメンバー愛を示してくれたのも嬉しい。



ゲームコーナーを終えての後半戦、「盛り上がっていきましょう!」(芳賀)と羽織を脱ぎ、紅白に墨を流した色合いのセットアップに衣装替えしてからは、なんとEBiDANの先輩グループの楽曲をメドレーでカバー。「嗜好に関する世論調査」(原因は自分にある。)のイントロが鳴るとLienは歓喜にどよめき、“未体験イケメン”を称する近藤は、先輩の“レベチイケメン”杢代和人のパートに入って、思いっきり声をしゃくりあげた。さらにM!LKの「テレパシー」を、曽野舜太の歌割りを受け持った武田を中心にキュートに届け、本家をリスペクトして高岡や森田が近藤の頬にキスする場面も。3曲目では超特急のナンバーを披露し、「かかってこいよ!俺らが全力でいくぞ!」(高岡)と煽り立てた昼公演の「SAY NO」では、ゴムまりのように跳ね、こんにゃくのようにユラユラと揺れる。夜公演では「No.1」を武田と森田のツインボーカルで歌い上げると、客席から“Just wanna be the No.1!”のコールが飛んだのはさすが。いずれの曲も細部までダンスを完コピし、パフォーマンスも淀みなく、先輩たちへのリスペクトを全身で表していた。




嬉しいサプライズに興奮を隠せない客席に、今度は自身が昨年リリースした楽曲を昼夜曲替わりで贈って、Lienelの最新形を提示。まずは昼公演、腰を落としてワイルドに挑発する「Blown out」では、シンクロ率の高い動きと繊細に重なり合うボーカルも相まって、グッと大人のムードを醸していく。対照的に、昨年のクリスマスに発表されたウィンターラブソング「きみいろメモリー」では、16歳の高桑が手でハートを作って「大好き!」と満面の笑顔でアピールして、場内を黄色い悲鳴でいっぱいに。一方、夜公演ではクールなダンスと情感を抑えたボーカルで綴る「Mirror」に、メロディックな旋律とストーリー性豊かな振りでドラマティックに魅せる「Daisy」をドロップ。昼夜共に正反対のベクトルで洗練された楽曲を展開して、結成から3年余での進化をしっかりと示してみせる。



そして「もっともっと声出せますか!?」(芳賀)とLienを煽り、メンバー&グループ紹介曲「We are Lienel!!!!!!」でメンバーコールを巻き起こしてからは、多彩な楽曲を休みなく投下して怒涛のクライマックスへ。シティポップを感じさせる爽快感に、高岡と高桑が低音ラップを入れてオシャレに振り切った「Awesome day」から、ラテンノリの「Rock Your Body」で一気に情熱の嵐を呼ぶギャップの大きさにもグッと引き込まれる。さらに「久々にこの曲やったらお腹すいたなぁ」(高岡)と、エスニックな「Curry on love」のイントロだけ踊って「ちょっと早食いしすぎちゃった」(昼)、「この時間のカレーはこんくらいがちょうどいい」(夜)と曲を終わらせる遊び心もニクい。間髪いれずにロック曲「Party now!」が始まると、マシンガンのように放たれる高岡&森田のラップや、ミステリアスからきらびやかへと展開するダンスパートに、場内の空気も一気に躍動。ハイキックも交えた高速ダンスブリッジを挟んでの「Neo ROMANTIC」では、エレクトロなビートに乗ったハイスピードなアームワークで、Lienのテンションを急上昇させる。そのパワーを分かち合うべく「みんなの声を聞きたいのでコール&レスポンスをしたいと思います!」と誘った森田に、Lienは“Lienel!Lien!あけおめ!午年!”とコール。そこからポップなダンスチューン「Hop Step Jump!」に続き、6人はタイトルの通り笑顔で飛び跳ねた。高まる熱気に、近藤が「熱すぎる!なんだこれ!ハワイやんけ、ここ!」と声を荒げての夏のトンチキソング「超絶SUMMERでバカになれ」まで。休みなくノンストップで駆け抜けた8曲30分で、歌謡曲からラテン、ロック、エレクトロと多様な音楽ジャンルを披露し、コミカルからスタイリッシュ、スマイル、エモーショナルと多彩な表情を表現できたのも、Lienelの成長の証だろう。


MCでは「こんなに新年早々ライブをやったことがなかったので楽しかった。また来年もやりたい」と高岡が語り、近藤と武田は「Lienの顔を見ると自然体でライブができる」とLienに感謝。特に高桑は「マジで楽しかったです!今年は最高の1年になると思うんで、ついてきてください!」と力強く宣言し、夜公演では「借り物競争にハマッた。プライベートでもやろうかな」と発言してメンバーに止められていた。森田は「ここにいる皆さんが2026年、何事もウマ(午)くいきますように。おいのりっく!」と伝えてLienをメロメロにし、芳賀も「暑くならないためのおまじないします!これ、持ってるのホース。ウマだけに」と続いて、“おお~!”という客席の反応に安心した顔を見せた。



さらに、本編ラストの「AMAZING WORLD」曲中では、メンバーそれぞれが今年の目標を漢字1文字で表した書き初めも公開。昼公演では「今年もみなさんに愛を届けたい」と高岡が“愛”、「会場のペンライトを全部青にしたいと思います」と近藤が“青”、「希望を忘れずに突き進んでいきます!」と高桑が“希”に込めた想いを語った。夜公演では「今年もLienelとLienで支え合って楽しい1年になりますように」と武田の“支”、「みんなに笑いを届けます!」と森田の“笑”、「僕が嫌いな柔らかいもの、克服します!」と芳賀の“柔”がモニターに。そんな6人の願いを叶えるべく “フレー!フレー!Lienel!がんばれ!がんばれ!Lien!”と応援団風のコールで、Lienとひとつになった。

オープニング映像に使われた写真の撮影模様を映したエンドロールを挟み、昼公演のアンコールでは「Beautiful Music」で壮大な世界を映し出して、最後は6人で肩を組んで笑顔に。夜公演の「Connected」ではLienに手を振り続けて、2026年も“一緒に行こう”と誓いを交わした。ライブでは常に最後まで残って「それでは、また!」と挨拶する武田も、昼公演では「ヒヒーン!」と馬の鳴き声を付け加え、夜公演では「ちょっとお祈りしようかな。身長が伸びますように……お前のお願いかーい!それでは、また!」とスペシャルにアレンジ。メンバーそれぞれ普段以上にリラックスして素を見せたライブを、こうして締めくくった。今年の6月21日には『Lienel 5th Live Tour 2026「Osyan」』のファイナルとして、3年前に結成のお披露目をしたパシフィコ横浜 国立大ホールでワンマンを行うLienel。2026年も駿馬のごとく、駆け抜けていくことだろう。

〜Setlist〜
M1.親指☆Evolution!
M2.純情シンドローム
M3.恋のFIRE! FIRE!! FIRE!!!
M4.花鳥風月
M5.妄想劇場
<バラエティコーナー>
【東京1部】Lienel 以心伝心ゲーム
【東京2部】Lienel 借り物競走
【大阪1部】Lienel 借り物競走
【大阪2部】Lienel ジェスチャーゲーム
M6.メドレー
a. 嗜好に関する世論調査(原因は自分にある。カバー)
b. テレパシー(M!LKカバー)
c. 【1部】SAY NO、【2部】No.1(超特急カバー)
M7.メドレー
【1部】a. Blown out、【2部】Mirror
【1部】b. きみいろメモリー、【2部】Daisy
M8. We are Lienel!!!!!!
M9. Awesome day
M10.Rock Your Body
M11.Curry on love
M12.Party Now!
M13.Neo ROMANTIC
M14. Hop Step Jump! 〜 超絶SUMMERでバカになれ
M15.AMAZING WORLD
EN.【東京1部】Beautiful Music
【東京2部】Connected
【大阪1部】Go Around The World
【大阪2部】No Limit, NoRules!

文/清水素子
カメラマン/米山三郎

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