【草川拓弥インタビュー】「僕、基本的に自信がないんです。でも表現するうえでは、つねに自分の心に素直でいたい」人前でドキドキしたり、人見知りな一面も。繊細で温かな心の内に迫る。<ショートドラマ「こころ」>



現在もドラマ「地獄は善意で出来ている」で主演を務め、2026年1月にもドラマ「俺たちバッドバーバーズ」でダブル主演を務めるなど、主演作が立て続けに放送!俳優としても、メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」のメンバーとしても大活躍中の話題の俳優【草川拓弥】にインタビュー!

今回は、「私」役でダブル主演を務める、日本映画専門チャンネルにて12月8日(月)よる8時から放送のショートドラマ『こころ』についてインタビューを実施。

本作は、夏目漱石の名作『こゝろ』から着想を得た、美しくも儚いショートドラマとなっている。インタビューでは、「セッションだった」と語る中川龍太郎監督との撮影現場でのお話、「彼」役でダブル主演を務めた樋口幸平との撮影秘話、俳優業とアーティスト業のお話、人との関わりを通して心を動かされた瞬間についてなど、たくさんの質問に答えてもらった。草川拓弥の繊細で優しい人柄が伝わってくる、タイトルにちなんだ自身の心の内に迫るトークもぜひチェックしてほしい。



役者の心に寄り添ってくれる、まさにセッションな現場



■今回、夏目漱石の『こゝろ』から着想を得た作品だと聞いたときの第一印象は?

草川拓弥 もちろんこの作品を知っていましたし、学生のころの教科書に載っている誰もが触れてきたであろう『こゝろ』から着想を得た作品ができると決まってすごく光栄だと思いました。同時にその作品を背負う責任と覚悟が必要だなと思いました。

■撮影はいかがでしたか?

草川 ものすごく繊細なテーマなんですが、撮影期間は3日間でギュッとした現場だったんです。
でも1本の映画を撮っているかのような濃厚さが現場にはあって、それがすごく心に残っています。「私」と「彼」の関係性を繊細に表現していくことにお芝居のやりがいを感じましたし、僕なりの「私」を演じることができたと思います。

■「監督とセッションしながら創ることができた」と、オフィシャルコメントでも話されていました。

草川 はい。いろいろな現場のスタイルがありますが、僕が経験した中では初めてのスタイルでした。
段取りをしてテストをして本番という流れがベーシックだと思いますが、中川監督の現場は、シーンによって段取りをしたら次は即本番。
毎回芝居の流れも違うし、動きも違う。本当にそのときの役者のリアルを映像に収めてくださって、この題材のように、心に寄り添ってくれる監督でした。今までの自分のお芝居は、型に縛られすぎていたかもしれないという感覚になった、まさにセッションな現場でした。

■監督が拓弥さんのことを「青い炎」とオフィシャルコメントでお話されていましたが、それを聞いてどう感じられましたか?

草川 そのコメントを見たときに、果たしてどういった心理で「青い炎」とおっしゃってくださったのか。監督の心を探ってみたくなりました(笑)。
でも、内に秘めたメラメラ感みたいなものが赤よりもあるのではないかなと思っていて。僕自身「私」を演じるうえでそこは大事な鍵にもなってました。
実際「青い炎」は「赤い炎」よりも熱い。そういうところで監督は僕のことを「青い炎」と表現してくださったのかなとは思っています。

お互いに「私」として「彼」としてこの期間はすごくしんどかったし、苦しかった



■ダブル主演を務めた樋口さんの印象は?

草川 以前違う作品で共演しているのですが、そのときは共演シーンが少なかったので、あまりコミュニケーションが取れませんでした。今作でしっかりと関わらせていただいて、ものすごくいい化学反応を起こせたのではないかなと思いました。

お互い役に向き合っていたので、「私」として「彼」として撮影期間中はすごくしんどかったし、苦しかったのですが、お芝居はそれこそセッションですし、演じる人が違ったら全然違うものになると思っているので、「彼」が樋口さんじゃなかったら、僕の「私」も生まれなかったんじゃないかなと心から思います。
撮影が終わった後に、この作品について、樋口さんが「とても大切な作品になった、芝居の向き合い方も変わった」と話していて、すごく嬉しかったです。

■撮影期間3日間ということでしたが、短期間で樋口さんとの距離を縮めるために何かやっていたことはありますか?

草川 そこまで意識せずとも樋口さんが気さくに話しかけてくれましたし、いまは取材会なので樋口さんと言っていますが、普段は「幸平」「拓弥くん」と呼び合う間柄になるくらい、すごく仲良くなりました。

■仲良くなられたということで、撮影現場で印象に残っているエピソードはありますか?

草川 撮影の中でカレーを食べるシーンがあって。お米とナンがあったのですが、手でいただくんですよ。それが、難しいねと話をしていました(笑)。
「彼女」役を演じていた夏子さんはすごく上手で、上品なんですよね。もちろん演じている役に合わせて食べ方は変わるのですが、普段、お米を手づかみで食べることがないので、より難しく感じました。

■どちらを食べるかも自由だったんですか?

草川 はい。僕は果敢にお米を攻めて、いい意味で雑にいったんですけど、幸平はナンを食べていましたね(笑)。
バラしちゃったら、後で幸平に怒られるかもしれないです(笑)。

ト書きの部分はほぼ毎テイク違っていた。セリフを喋っていることすら忘れる感覚になりました



■撮影期間3日間という限られた期間でしたが、「私」を演じるうえで心がけていたことは?

草川 短編ということで登場人物たちが育ってきた環境や歴史、どんな人間なのかを表現できる時間が限られていたので、本読みのタイミングで、このセリフはどんな気持ちで言っているのかなど、自分が思っていることも伝えながら、中川監督と一緒に創っていきました。

■ほとんどが「私」「彼」「彼女」の3人のシーンで、セリフも実はそんなに多くなかったと思うんですが、そういった面で演じるのが難しかったことはありましたか?

草川 中川監督が僕たちに対して「これやってみて」「あれやってみて」と声をかけるんです。
なので、ト書きの部分はほぼ毎テイク、演出・演じ方、セリフのトーンが変わって、セリフを喋っていることすら忘れる感覚になりました。
いきなりアドリブがはいるので、受け手側のリアクションも自然と生っぽく撮れていると思います。ト書きになかったことをたくさんしているので、どこが使われているのか完成を観るのが楽しみです。

■監督とお話しされた中で、1つ印象に残っていることを教えていただけますか?

草川 細かくアクションを指定されることはありませんでしたが、「彼」と対峙するシーンでは、「「彼」と対面して感じるものを受け止めてお芝居をしてほしい」ということをおっしゃってくださいました。
一つのシーンが終わってもカットをかけずに、「そのまま、その熱量のままもう1回」と声がかかることもありました。もう本当に夢のような時間というか、こんなお芝居のあり方があるんだなって、勉強になりましたし、とても貴重な経験になりました。

この作品は2人で一緒に話し合っていいものを創るというより、ある種バトルだった



■改めて、夏目漱石の『こゝろ』を読まれて、拓弥さんが感じたこと。そこからどのように自分の役のエッセンスをすくい上げていったのか、お聞かせいただけますか。

草川 読んでいて純粋に苦しかったです。ずっと暗いトンネルの中を彷徨っているような、光が入ってこない感覚になりました。
それと同時に、人の心は簡単に触れちゃいけないものでもあると思っているので、難しい…と思いながら読んでいました。

「私」を演じるにあたって『こゝろ』から取り入れたものは、「私」のキャラクターのちょっと抜けているところですね。中川監督からも「私」がもつ若干のかわいらしさのようなものを出してほしいと言われていました。
大胆とまではいかないけれど、繊細の反対側にある何も考えていない部分がちょっと垣間見えて、僕自身しっかりしろよと思う部分もあるのですが、それが「私」が周囲から好かれている理由なんだろうなと思ったので、そのバランスは大事にしたいなと思いました。

■「私」と「彼」が対峙するシーンがとても印象的でした。樋口さんの大きな感情表現を現場で受けてどんなことを感じましたか?

草川 このシーンは2人で話し合って創るというより、ある種バトルだと思っていました。その雰囲気が現場にも表れていたと思います。とにかく幸平が魂を削って演じていたんですよね。同じシーンでも毎テイク表情が違っていて、相当いろいろなものを背負っているんだなって。だからカメラが回っていないときでも、そこに確かに幸平はいるんだけれど、魂はどこにあるのだろうと感じるくらいずっと役に入り込んでいた。魂を削って演じている役者さんを一番近くで見られて心が動きました。

■樋口さんとのお芝居でほかに印象に残っているシーンを教えてください。

草川 あとは、海でサッカーをしたり、ボール遊びをしたり、楽しいシーンもあったので、そこのバランスもまたこの作品のいい味になっているんじゃないかなと思います。
あのシーンは完全にアドリブでした。

僕、基本的に自信がないんです。不安の方が勝ったり、やっぱり人前に立つとドキドキします。



■「私」が「彼」や「彼女」に抱く想いについて、拓弥さん自身は寄り添える部分はありましたか?

草川 ありました。なるべく向き合ってくれている人の素直な気持ちには応えたいなと思う反面、それに応えられないタイミングのときもあるだろうし。バランスが難しいですよね…。
心は目に見えないものなので、相手が本当は今何を考えているのかわからない。この人はきっとこういうことを考えているのだろうなって人間観察をすることは好きなのですが、そのほとんどが間違っているんだろうなとも思うんです。だからこそ、人の心は、大事に繊細に扱わなければならないなと思っています。

■ご自身の心との向き合い方、心の取り扱い方はどうですか?割と自分の心に正直なタイプか、自分の本心をあえて見せないか。

草川 結構自分の心に正直だと思います。ただ、それを表現したり言葉にしたりするのは苦手なタイプです。
僕、基本的に自信がないんですよね。不安の方が勝ってしまうので、であれば抑えておこうと思います。このお仕事をさせていただいていますが、人前に立つときはドキドキします。
でも、自分の心を豊かに、ちょっとでもいい方向に持っていけば、その矢印を周りにも向けられると思うので、自分の心も大事にしたいなと思っています。

■自分の心を守るために何か心がけていることはありますか?

草川 最近、仕事の仲間から瞑想がいいよって聞いたので、チャレンジしているところです。でも始めたばかりなので、まだ何もつかめていないんですけど(笑)。

■心は簡単には触れてはいけないとか、人の心を考えても、ほとんどが間違っているんだろうなとか、今お話を伺っていて、拓弥さん自身が繊細な部分を持たれている方なんだなってすごく伝わってきました。

草川 人見知りなので、自分から話しかけられないんです。やっぱり人に嫌われたくないんだと思います

■樋口さんとはすごく仲良くなれたということですが。

草川 幸平もなんですけど、話しかけてくれる人が、僕は心地いいですね。
人とコミュニケーションを取るときに、これ言っていいかなとか、どうしようとか考えすぎて結局話せなくなっちゃうんですよ…(笑)。本当は自分の気持ちをもっと伝えられるようになりたいですね。

今のナイトルーティンは、瞑想とジャルジャル福徳さんの恋愛短編小説



■拓弥さんは本を読まれる印象なんですけど、自分の中で決定版的な1冊だったり、これは好きだなという作品を教えてください。

草川 決定版はもう色んなところで言っているんですけど、夕木春央さんの『方舟』というミステリー小説です。有名な作品ですし、きっといつか映画化されると思うので、映像化されたら出たいです!と、ずっと言っていますね(笑)。

あとは、ジャルジャルさんがすごく好きなので、映画化された福徳さんの作品も読み終えましたし、最近は『しっぽの殻破り』という恋愛短編小説集を寝る前に一つ読むことにハマっています。
すごくかわいらしいお話で。芸人さんとしても好きなので、福徳さんがこういう世界観のものを書いているんだなって思うと、読みながらちょっとニヤニヤしちゃいますね。

■最近は、瞑想して福徳さんの短編小説集を読むのがナイトルーティンなんですね。

草川 あはは(笑)。はい、今のナイトルーティンです。
短編だからちょうどいいんです。映像も本も一気に観たいし、読みたいんですよね。期間が空いちゃうと熱量も落ち着いてしまうし、その間にもいろいろな情報が入ってきちゃうので。だから短編小説は、寝る前に1つ読むのにちょうどよくて。

久々にグループの現場に行ってみんなで踊ったりすると純粋に楽しい。表現するうえでは、つねに自分の心に素直でいたい。



■俳優としてもアーティストとしても大活躍ですが、切り替えのためにやっていること、両方の活動を通して喜びを感じる瞬間は?

草川 そこまで自分の中で切り替えている感じはなくて、今日はお芝居の現場だ、今日はグループだ、くらいの感じで1日を過ごしています。
いつも応援してくれているファンのみんなが、俳優の草川拓弥として、超特急のタクヤとして、両方好きでいてくれているのがすごくありがたいなと思っています。

■俳優業とアーティスト業、二つの表現活動をしていることで相乗効果を感じる瞬間はありますか?

草川 表現という括りでは一緒なんですが、やっていることが全然違うので一概に相乗効果があると言えるのかは正直分かりません…。でも、お芝居の現場がずっと続いているときに、久々にグループの現場に行ってみんなで踊ったりすると純粋に楽しいです。

むしろ相乗効果を感じるのは、僕よりもファンの皆さんの方があるんじゃないかな。
ドラマなどの作品から、僕がグループ活動をしていることを知って、超特急のライブまで足を運んでくれる方もいる。
逆にグループを知っていた方が、昔観ていたあの作品に出ていたんだと気づいてくれることもあって。そういう広がりもあるので、俳優として、アーティストとしていろいろな表現ができてすごく楽しいです。

■表現の活動をしている中で、自分の本当の心というか、本能的な部分が出るような瞬間はありますか?

草川 どれも本物でありたいなと思っています。これは僕が大事にしていることでもあります。
お芝居だとキャラクターを背負っているんですが、演じているときはそのキャラクターとしての本心でいるつもりです。だからこそいろいろなセッションで心が動く瞬間がある。

グループ活動も超特急のタクヤとしてただ存在している感じで、だからこそパフォーマンスで伝えたいし、MCでもいつも本当のことを話しています。表現するうえでは、つねに自分の心に素直でいたいです。

「みなしょー」は、ファンのみんながターニングポイントにしてくれた作品



■主演作品が続いていますが、主演を務める立場になって自分の中で変わってきたと思うところや、主演を務めている先輩たちを見て自分もこうなっていきたいなど刺激をもらうことは?

草川 来年の1月期に中島歩さんとダブル主演をさせていただくんですが、中島さんと一緒にお芝居ができて刺激的ないい経験になっています。
中島さんはいろいろな作品に出演されていますし、いい意味で自由で概念にとらわれていない方で、シーン一つ一つに対する受け方もそれこそセッションするように監督と喋って創っていたり。
僕に対しても、中島さんから積極的に投げかけてくれるので、すごく素敵だなと思いました。

■主演としてプレッシャーを感じるというより、いい意味で自由でいたい?

草川 そうですね。その作品の顔である覚悟はもちろん大事ですし必要なことでもあるのですが、「主演」という2文字を重く背負いすぎてしまうと、逆に自由に羽を伸ばせなくなってしまう気もするので、うまくバランスを取っていきたいです。

■「こころ」を通して、俳優としての気づきは具体的に何かありましたか?

草川 どの現場でも同じようにするのは難しいですけど、役者がそのときのリアルな感情のままに表現できる、お芝居はこうあるべきだなとすごく思いました。
この作品に関わらせていただいて、監督が自分と向き合ってくれて、自分はお芝居がすごく好きなんだなって改めて気づかされました。

■分岐点になる作品ですか?

草川 はい。今後、他の現場に行っても、この作品で得たものはきっと忘れないですし、大切にしていきます。

■日本映画専門チャンネルでは、<2ヶ月連続 俳優 草川拓弥がとまらない!>と題して、「みなと商事コインランドリー」(みなしょー)1、2など過去の出演作品も放送されていますが、改めて「みなしょー」は拓弥さんにとってどんな作品ですか?

草川 先ほどそれぞれの活動の相乗効果についてでもお話ししましたが、まさに皆さんが一番僕を知ってくれて、グループを知ってくれるきっかけになった作品でもあるので、僕の力でターニングポイントになったというより、ファンのみんなが僕のターニングポイントにしてくれたような作品だなと思っています。

今作の「私」もそうですけど、受けの芝居を培った作品が「みなしょー」でもあるので、「みなしょー」の経験が今も生きてるんだなとすごく感じています。

4人が入ってきてくれて、今がある。心動かされた瞬間



■最後に、人との関わり合いを通して、心を動かされた瞬間を教えてください。

草川 グループの話になりますが、2022年のグループ新メンバーオーディションで4人が入ってきてくれて、今がある。その出会いですね。

オーディションをやっていた当時、海(小笠原海/カイ)が「正解にしていく」と言っていたんですが、間違いじゃなかったなと思いますし、4人のおかげで新たなたくさんのファンの皆さんとの出会いもあったと思います。選択とタイミングで、こんなにも人生は変わっていくんだなとすごく心動かされました。

あと、ものすごく直近なのですが、Mステ(2025年10月24日放送)に出演が決まったのですが、僕たちグループは、ただ出演が決まったの一言じゃ片付けきれないような気がしていて。そんな僕らの出演を、誰よりも喜んでくれている8号車のみんなに心が動きました。

■皆さんずっと出たいと宣言していましたもんね。

草川 特に昨年すごく言っていましたよね(笑)。でも本当に、やっと出演が叶って嬉しかったです。

■たくさんのお話、ありがとうございました!



【Movie】
coming soon…






―PROFILE―




草川拓弥
1994年11月24日生まれ。東京都出身。
メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」のメンバーとしても活躍中。
2008年にドラマ「貧乏男子 ボンビーメン」で俳優デビュー。ドラマ「みなと商事コインランドリー」(2022)でドラマ初主演を務めた。その他主な出演作に、ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(2020)、ドラマ「サブスク不倫」(2023)、ドラマ「SHUT UP」(2023~2024)、ドラマ「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」(2024)、ドラマ「晩餐ブルース」(2025)、ドラマ「あやしいパートナー」(2025)、ドラマ「海老だって鯛が釣りたい」(2025)、ドラマ「地獄は善意で出来ている」(2025・主演)などがある。
2026年も、ダブル主演を務めるドラマ「俺たちバッドバーバーズ」の放送が控えている。

[X] @takunico_staff
[Instagram] @takunicochanman


Photo:Tomohiro Inazawa、Text:Emo!miu編集部 O.E


―INFORMATION―
【ショートドラマ『こころ』】
日本映画専門チャンネルにて、12月8日(月)ほかより独占放送!
放送日時:12月8日(月)よる8時、12月15日(月)よる8時40分、
12月16日(火)よる8時ほか
出演:草川拓弥、樋口幸平、夏子
監督:中川龍太郎
脚本:伊里楚 亮/中川龍太郎

[あらすじ]
駆け出しの小説家である「私」(草川拓弥)が、妻である「彼女」(夏子)と出会ったのは、今から10年前、大学最後の夏だった。私は彼女を、唯一の親友であった「彼」(樋口幸平)に引き合わせる。そのうちに3人は心のうち解け合った仲間になった。その一方で金銭的な問題から彼と同棲をしていた私は、次第に彼の心の奥にある本当の彼を知ることとなり、3人の心情は徐々に変化していく。「こころ」の内を知ってしまった私たちの現在とは……。

<日本映画専門チャンネルでしか観られない「こころ」メイキング>
オリジナルショートドラマ「こころ」撮影の裏側や、キャストのインタビューなど内容盛りだくさんの、チャンネルでしか観られない特別映像をお届け。
放送:12月8日(月)よる8時、12月15日(月)よる8時40分、12月16日(火)よる8時ほか 本編後に放送!

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