【木村慧人インタビュー】国民的アイドル・ライクレのクール担当・遊馬叶翔を好演♡「人として、そしてFANTASTICSとして憧れられる存在になりたい」理想像のお話も。<ドラマイズム『君がトクベツ』>
2025.11.19

大人気映画『君がトクベツ』がテレビドラマ化!
映画では国民的アイドルLiKE LEGEND(ライクレ)のリーダー桐ケ谷皇太(大橋和也さん)とさほ子(畑芽育さん)の恋の行方が描かれましたが、ドラマでは皇太目線のストーリーやさほ子と皇太のその後のお話もたっぷりと。さらに、ライクレのクール担当・遊馬叶翔と国民的女優・七瀬えみか(矢吹奈子さん)の恋模様も……♡
今回は叶翔を演じる木村慧人さんにインタビュー! 叶翔を演じる上でのこだわり、作品にかける想いなどたっぷりとお聞きしました!
黒髪でクールキャラに憧れを抱いていた

■映画からドラマへ、ということで、最初に発表になったときのお気持ちはいかがでしたか。
木村慧人 映画と同時に撮影していたので、僕らとしては早く言いたかったです。でも、発表したときには、みなさんが「嬉しい!」と喜んでくださっていたので、これは待っていてよかったなと思います。
■改めて、ドラマ、映画を含めて、『君がトクベツ』のオファーを受けたときはどのように思われましたか?
木村 原作を拝見していたので、この役をいただけたことがすごく嬉しかったです。原作を読んでいても、一番好きなキャラが叶翔でした。
■叶翔のどんなところがお好きなんですか?
木村 クールキャラではありますが、不器用でかわいいところが好きですし、単純にかっこいいです。普段は明るい皇太タイプなので黒髪でクールキャラに憧れを抱いていました。
ライクレのメンバーといると素が出てしまう

■今回のドラマで見える叶翔の魅力はどういったところでしょう?
木村 やっぱり不器用なところです。映像で観ると声や表情で伝えることも増えたので、より不器用なところを味わってもらえるんじゃないかなって思います。本当に話としても、すごくおもしろいし、展開も早いし、観たいところを全部見せてくれるのが、このドラマかなと思います。
■演じてみておもしろかったところ、逆に難しかったところはいかがですか。
木村 クールキャラなのであまり話さないようにしていたんですけど、ライクレにもクールでいちゃう時があって。でも、ライクレは仲が良いグループだから、そこではむしろめちゃくちゃ笑っていいって言われたんです。そこが僕の中では少し難しかったです。普段から笑っているけど、叶翔としている時はどう笑うだろう? というところは意識しました。
おもしろかった部分はたくさんあります。グループ活動をしている部分も描かれていたので、オフのところを撮り合うところがあったんですけど、それがオフすぎて(笑)、素の自分が出てしまうメンバーもいて、笑い合っていました。
■今回は叶翔の心の声が入る部分もあるのかと思うんですが、そういうところで意識した部分はありましたか?
木村 言い方ひとつひとつに、うらやましさや嫉妬が入ったり、感情を込めたりすることは意識しました。モノローグが多い分、そこで叶翔のかわいいところを見せたかったし、キメるところはカッコよくキメようと思いました。本当に不器用でかわいいんです。愛されるんじゃないかと思います。
「好き」をちゃんと込めて演じた

■ドラマ版の脚本を読まれたときはどのように感じられましたか?
木村 皇太の恋模様も叶翔の恋模様を描くということで、別のドラマを観ているんじゃないかと思うぐらい、内容が濃いものになっています。脚本をもらったときに早く演じたいなと思いました。
■撮影は映画とドラマ同時に進められたとのことですが、どのような形で撮ったんですか?
木村 最初はライクレのメンバーもあまり集まっての撮影はありませんでした。ひとりで孤独に撮った日もありました。そこでがんばったからこそ、初めて会ったときのみんなの距離の縮まり方がすごかったので、それはそれでよかったのかな、と思います。
■ドラマ版では、叶翔とえみかのストーリーもメインということで、その辺りへのプレッシャーはありましたか。
木村 プレッシャーは少なからず感じましたけど、ずっと感じていても楽しめないので、あえて楽しむ、という意識で臨みました。何よりも叶翔が好きなので、その「好き」をちゃんと込めれば演じられると思ってがんばりました。
いろんなイケメンがいます(笑)

■LiKE LEGEND(ライクレ)がどんなグループか教えていただけますか?
木村 いろんなイケメンがいます(笑)。これは自ら言ってもいいんじゃないかなと思います。パフォーマンスでも楽しんでもらえるし、何より役の上での仲良さじゃなくて、本当に1人1人として仲がいいので、そこも反映されていたなと思いました。
■現場でもワイワイと?
木村 ずっと楽しんでいました。くだらないことで笑っていましたね。リップをつけて「まっ」ってやるだけで笑うとか、本当にくだらないんです。そういうくだらないことで笑い合えるのがすごく仲がいいなって。FANTASTICSでいるときとも似ている感じなんですけど、本当に何年もずっと一緒にいるようなグループみたいで、それはすごいなと思いました。
■ほかのグループに所属するみなさんと共演されて、刺激になったことはありますか?
木村 仕事に対するモチベーションは今までも高いんですけど、さらに上がったと思います。ライクレはポジティブの集まりだと思っているんです。向上心も高いし、みんなでこれやりたいよね、あれも挑戦したいよね、って言い合うからこそそれが実現していくときも楽しかったですし、ライクレといてポジティブな部分がどんどん強くなりました。
■ほかのみなさんのパフォーマンスを間近で観ていかがでしたか?
木村 僕は歌うことすら初めてで、歌って踊るときのダンスの踊り方も全然分からなかったんです。でも、歌うときって抜き感が大事ということを学びました。パフォーマーぐらいがっつり踊ってしまうとひとりだけ浮いちゃうし、うるさくなってしまうんですよね。そこを抑える、ということも勉強しました。
■木村さん自身が推すとしたら、誰を推しますか?
木村 えー……自分がファン目線だったら僕は皇太かな。基本、何事に対しても一生懸命な人が好きなんです。ファンのみなさんに対する姿勢や、仕事に対する姿勢にも憧れを抱きます。
叶翔の恋愛をどう見た?

■叶翔とえみかの恋愛は木村さんから見られていかがですか?
木村 めちゃめちゃムズキュンです。「早く言えばいいのに」とか、「なんでそこでお互い行かないんだろう」って読んでいてもむずかゆくなるんですけど、でもそこがかわいいっていうのに気づいた時によりこの作品が楽しめました。そういった目線で、僕は叶翔とえみかを見ていましたし、どんどん微笑ましくなってきて、応援したくなりました。
■木村さんから見て、えみかの魅力はどういったところでしょうか?
木村 叶翔が芝居をしているところをずっと見ていたり、本当に叶翔が好きなんだな、と思う描写が多いです。叶翔の前では飾らないところとか、全力で変顔するところとかも振り切っていてかわいいな、と思うし、守ってあげたくなるような存在だな、と思います。
■叶翔とえみかのシーンが多いかと思うんですけど、事前にお話はされたりしたんですか?
木村 そこはあまりなかったです。役に対しても、お互いが原作をきちんと読んでいたからこそ持ってきたものがマッチして、すごくいいシーンが生まれました。
ただ、劇中劇を撮るシーンがわりと難しかったです。劇中劇を撮っていると、カットがかかったあとのところも演じる、みたいなところも結構意識していたので、そこは話し合いました。
■劇中劇は新鮮でした?
木村 シーンでセリフはあるけれど、アドリブで話さないといけないシーンもたまにあったので、そこはお互いに息を合わせました。
叶翔を演じて成長できた

■今回、演じてみて、ご自身の変化、得たものはありますか?
木村 自分のキャラクターと逆だからこそ、クール役に対する演じ方は分かるようになりました。今まで無口なキャラは演じたことがあったんですけど、それとはまた全然違うタイプのキャラクターだったので、新しい発見があり、自分の幅が広がったな、という感覚はありました。
■特にどういうところで実感されましたか?
木村 クールを保ちつつ、明るくするという部分を引き出してもらいました。演出もそうだし、表情もお芝居をしながら「こういった方が演じやすいんじゃないかな」ということを言ってもらってやってみて納得したり。そういう発見が何個も重なって、自分なりに成長したなと思います。
■ドラマから観る人も、映画から観る人もいると思うんですけど、改めてドラマの魅力を教えてください。
木村 恋愛にしろ、自分がやりたいことにしろ、やっぱり伝えることって大事なんだなと思う描写が何カ所かありますし、あとは、今作はアイドルシーンも見どころなので、ライクレの僕を味わってほしいです。
今はドーナツがアツいです!

■最近心を揺り動かされたモノやコトについて教えてください。
木村 最近はスイーツに心を動かされています。普段食べないからこそ、自分ががんばった時にご褒美として食べているんですけど、最近、特に心を動かされたスイーツは……ドーナツです。
今まではドーナツでもプレーンのものしか食べてなかったんですけど、やっぱクリームが入ったものって、めちゃくちゃおいしいなって改めて食べて実感しました(笑)。食べてこなかったからこそ、そのおいしさに気付けたというか。今までは罪悪感があったんですけど、今となっては自分のモチベーションになっているので、すごく嬉しいです。
■もともとスイーツはお好きなんですか?
木村 めっちゃ好きです! ショートケーキとかチョコレートケーキ、タルトとかも好きなんですよ。体を絞るとなると我慢する機会が多くて。だからご褒美ですね。
■そういうスイーツのアンテナみたいなのは、どういうふうに張ってるんですか?
木村 テレビから情報をゲットすることが多いです。あとは、歩きながらカフェを探してそのカフェにあるスイーツを食べることもあります。
■で、今はドーナツが……
木村 アツいです。油であげていないカロリーオフのものやグルテンフリーのドーナツも出ていたりするんです。グルテンフリーでも、おいしいですよ!
「僕自身も憧れられる存在に」

■今回、作中でえみかが憧れの存在について話すシーンがありますが、木村さんご自身が憧れに近づくために努力したエピソードなどお聞かせいただけますか。
木村 ひたすらがんばりましたね。EXILEさんという憧れがいるので、EXILEさんと一緒に踊るために色々挑戦もしてきて、今ツアーのSTARTING MEMBERとして踊れることは、僕の中ですごく嬉しいことですし、きっと応援してくださっている方も嬉しいと思います。
2010年にキッズダンサーとして「EXILE LIVE TOUR 2010 FANTASY」に出ていたのですが、今は同じEXILEとしてパフォーマンスしているし、特に、EXILE TETSUYAさんはEXILE B HAPPYという同じグループでパッケージをお届けしているのはやっぱりすごいなと思います。
■当時は想像していなかったことですよね。
木村 話すのにも緊張するし、全く想像していなかったです。
■今そういう状況になって、気持ち的にはどんな感じなんでしょう……?
木村 ずっと不思議な感じです。普通に連絡も取るし、ご飯やカフェに行ったりするんですよ。憧れていた人と友達みたいなことをしているなって思います。
■昔の自分に声をかけるとしたら、なんて声をかけますか?
木村 オーディションに落ちて落ち込むかもしれないけど、がんばっていれば、EXILEさんと同じステージに立っているよって教えてあげたいです。
■すごく夢がありますね。
木村 そうですね。EXILEさんとは次もドームツアーも一緒に回りますし。
■ご自身としてもすごい経験値になりますね。
木村 前回アリーナ公演に一公演だけ出演したんですけど、その一公演だけでもすごい経験をさせていただいたなと思います。そこで得たものがFANTASTICSのアリーナツアーなどで活きていますし、次のドームツアーもさらにいいものになるようにがんばりたいなと思います。
■今は、昔の理想の姿に近づいていらっしゃるかと思うんですけど、今時点では、木村さんの理想はどんな形ですか?
木村 やっぱり国民的アーティストになるのが理想です。知らない方がいないぐらいのグループにはなりたいなと思っています。そういうグループになるには、道のりが長いと思うんですけど、こうやって1つ1つ全力で向き合っていたら、いつかそれを見てくれている方がいると思うし、それを見た方がいろんな人に広めて拡散されて、自分っていう存在が知ってもらえるんじゃないかなと思うのでがんばりたいなと思います。
■木村さん個人としては、どういう人になりたいみたいなありますか?
木村 個人としては、やっぱり……頼みたいと思ってもらえるような人です。
例えば、こういうお仕事を僕に頼めば絶対に安心だと思ってもらえるような存在です。あとは普通に憧れられる存在になりたいです。これから夢を追う子たちがどんどん増えていくと思うんですけど、僕がEXILEさんに憧れたように、僕が人として、そしてFANTASTICSとして憧れられる存在になりたいなと思っています。
■ありがとうございました!

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木村慧人
1999年8月16日生まれ、東京都出身。
FANTASTICSのパフォーマー。2018年に「OVER DRIVE」にてメジャーデビュー。主な出演ドラマに、MBSドラマシャワー「飴色パラドックス」(22〜23・W主演)、日本テレビ Zドラマ「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」(23)、テレビ東京 ドラマNEXT「好きなオトコと別れたい」(24)、TBSドラマストリーム「さっちゃん、僕は。」(24・主演)、テレビ朝日系 土曜ナイトドラマ「顔に泥を塗る」(24)、テレビ朝日系列「仮面ライダーガヴ」(25)、MBSドラマイズム「レッドブルー」(24~25・主演)などがある。また、2025年10月27日より放送を開始するドラマ「仮面の忍者 赤影」への出演も決定している
[Instagram]@keitokimura_official
【STAFF CREDIT】
Photo:Tamami Yanase、Text:ふくだりょうこ
―INFORMATION―
【ドラマイズム『君がトクベツ』】
キャスト:畑芽育、大橋和也(なにわ男子)
木村慧人(FANTASTICS)、矢吹奈子、山中柔太朗(M!LK)
大久保波留(DXTEEN)、NAOYA(MAZZEL)
原作:幸田もも子「君がトクベツ」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:浅野敦也、宮本秀光
脚本:おかざきさとこ、桐乃さち
制作プロダクション:TBSスパークル
製作:幸田もも子/集英社・ドラマ「君がトクベツ」製作委員会・MBS
主題歌:LiKE LEGEND「YOU ARE SPECiAL」
オープニングテーマ:『ユイカ』「ローズヒップティー」(ユニバーサルミュージック/Virgin Music)
<放送情報>
RSK(山陽放送) 2025年12月10日(水)放送開始 毎週水曜 深夜0:55~
<配信>
ディズニープラススターでの見放題独占配信中
[HP] https://www.mbs.jp/kimibetsu/
©幸田もも子/集英社・ドラマ「君がトクベツ」製作委員会・MBS




























