【齋藤潤インタビュー】笑顔になれる環境があるけれど……「嘘がないように生きたいな」<映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』>
2025.10.25
インタビューストロベリームーン 余命半年の恋プレゼント映画齋藤潤

躍進を続ける齋藤潤くんがEmo!miuに再登場です♡
10月17日公開の映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』。今作で余命半年の女子高生・桜井萌(當真あみさん)が想いを寄せる佐藤日向を齋藤くんが演じます。
次第に想いを通わせていく萌と日向。繊細な描写をどのように演じたのでしょうか。
誰かを思って行動する力強い優しさが感じられる作品

■原作や脚本を読んでいく中で、作品の魅力をどういったところに感じられましたか?
齋藤潤 どの世代の方が観ても見どころ満載なそれぞれの魅力が詰まってると、脚本を読んで更に思いました。主人公の萌ちゃんの気持ちももちろん、萌ちゃんの親友の麗であったり、お父さんお母さんの目線、日向くんの友だちのフーヤンやカワケンもそうですし。この映画に生きるみんなが、誰かを思って行動する力強い優しさを感じていただける作品になるのではないかなと思います。

■原作から脚本になったときに、脚本になった段階でなんか新しい発見だとか、素敵だな、と感じた部分はありますか?
齋藤 日向くん目線だったのが、萌ちゃん目線に変わって、麗との関係性も親友になっていたり。原作からも想像はしていたのですが、周りにいるみんなも、そこで強く生きる萌ちゃんもとても輝かしく描かれているなというのは、脚本でより鮮明に想像できました。僕もがんばらないといけないと思いましたし、撮影が楽しみな気持ちもありました。
■純愛ものを演じることのおもしろさと難しさについてはいかがでしょう?
齋藤 うーん……とにかく無理をせずにいられることが一番なのかな、ということは撮影を通しても、今も思いますし、それを見失わないように居続けたいな、ということは感じていました。それがこの作品の魅力的なところでもあり、大切な部分でもあり、伝わる部分でもあるので。僕の中でもとにかく大切にしていた部分です。
日向くんの真っすぐさに引っ張ってもらった

■今回、演じられた佐藤日向くんはご自身に近いな、と感じるところはありましたか?
齋藤 原作を最初に読ませていただいたとき、僕と日向が近いというのはすごくおこがましいんですけど、近いというよりは、日向のまっすぐさとか、生き様にすごく勇気づけられました。日向くんの真っすぐさに引っ張ってもらうような……。ずっと日向くんに背中を押してもらいながら、僕も日向くんのようになりたいな、と思っていました。
■日向くんを演じる上で心掛けていたこと、軸にしていたものはありますか?
齋藤 とにかく飾らないようにしようとは思っていました。いろいろ偽ったり、盛ったりもせずに、そのままでいたい、ということが願いでしたし、ありのままでいたい、というのが僕にとっての目標でした。
日向くんが好きな自然や、居心地が良い場所が、僕にとっても居心地が良いものであったので、撮影前に実際にその場所によく行ったりしましたそういったものに触れて、見て、そこで呼吸をするということも僕にとってとても大事な準備になったのではないかな、と思います。

■演じる中で難しかった点、壁にぶつかったな、というところはありましたか。
齋藤 日向くんをやる上で自分が至らない部分とか及ばない部分が本当にたくさんあって。感情が溢れるシーンも、日向くんのすごさと自分の弱さの差を感じる時間でした。やっぱりひとりではできるものではないということは感じていましたし、スタッフのみなさんもずっと優しく支えてくださったので、毎日、本当に1日1日を乗り越えるという感覚でやっていました。
■この役をやるにあたって、監督やプロデューサーから「こんなふうに演じてほしい」などコメントはありましたか?
齋藤 日向くんが萌ちゃんを見る目線とか、想いを第一にしてほしい、ということは作品に入る前にお伺いしたのでそこを大事にしていけたらな、と思っていました。

■喜怒哀楽を発露させる演技がとても印象的だな、と感じたのですが、ご自身で心掛けていらっしゃることはあるんですか?
齋藤 怒ったり泣いたりする感情を出すことは普段の生活ではそんなになくて。そこをどう見せられるかというのは、自分の中でも課題です。でもやっぱり役としてどう思って、どう生きるのかが大事なので、その感情が出るシーンから、どのように変化していくのかとか、全体を通して見ることが多いです。
(當真)あみちゃんにはずっと支えてもらっていた


■萌ちゃんを演じられた當真あみさんとはドラマ『ちはやふる-めぐり-』でも共演されましたが、それぞれの作品での當真さんの印象の違いはありますか?
齋藤 『ストロベリームーン 余命半年の恋』では、毎日勇気をもらっていました。僕は日向くんとしても自分としても、毎日を乗り越えることを目標としていました。
『ちはやふる ―めぐりー』ではチームメイトと先生も含めて7人が主体となっていたので、個人というよりみんなで支え合いながら作り上げていくことを目標にしていました。でも、チームを束ねてくれたのはあみちゃんで、僕らを背中で引っ張ってくださったな、と思います。それは僕が至らなかったな、と思う部分でもありますし、それ以上にあみちゃんのかっこよさを感じることができてどちらの作品でもずっと支えてもらっていたな、と感じていました。
■座長像としては、パワフルに引っ張っていくタイプの座長?
齋藤 そうです。作品の完成も目標のひとつですけど、こうありたいものをちゃんと目指してくれています。そこがひとつもブレないでいてくれるので、あみちゃんを見れば本来あるべきものをちゃんと原点に戻してくれる存在でした。それを言葉ではなく、ずっと姿で見せてくれていたので、本当にすごい方だな、すごい役者さんだな、と感じています。

■立て続けの共演となりましたが、ご自身との演技の相性みたいなものを感じるところはありましたか?
齋藤 相性といわれると分からないですけど、日向くんと萌ちゃんとしても、相沢めぐると白野風希としてもいい関係性が保てたのではないかな、と。それがお芝居に反映されていたらうれしいです。
■同年代の方との共演はいろいろな発見もあるかな、と思うんですが、刺激になった部分があればお伺いしたいです。
齋藤 本当に支えてもらっていた部分が大きくて。僕が日向くんとして存在することが僕の目標でした。でも、それを実現するためには、(吉澤)要人くんと(黒崎)煌代くん、(池端)杏慈ちゃんにも支えてもらったな、と思います。いろんなものを与えてくださったな、と思いましたし、役として感じられる部分がありました。
常に笑顔になれる環境がある

■今回、萌ちゃんの家族が悲しい顔ポイントを作って、貯まったら罰ゲーム……というるルールを作っていますが、齋藤くんが笑顔でいるために心掛けていることはありますか?
齋藤 心がけなくても笑顔になれる環境だと思いますけど、嘘がないように生きたいなっていうのは思ってます。
■お仕事されてる中とか、普段の生活で壁にぶつかったり、悩まれたときはどうされていますか?
齋藤 悩んだり、わからないときは誰かに相談します。プロデューサーさんも話を聞いてくださったりするので、そういうときは甘えさせていただいています。
■わりと抱え込まずに周りの人を頼るのが多い?
齋藤 そうですね、頼っちゃいます。とにかく前に進まなきゃと思うので。やっぱり自分では打破できないものが多いので、周りの方々の力を借りてます。
カメラにハマッています!

■最近、心を揺り動かされたモノやコトはありますか?
齋藤 カメラです。この間、新しくコンデジを買って、それで写真を撮っています。初めてちゃんと買って、自分で撮ってみて。今まで撮ってみたかった写真や、残しておきたいも写真を撮ったりとか。カメラのシャッターを押して撮った写真を見ていると、こんなに綺麗に撮れるんだ、とか感じられてとても幸せです。
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■一番よく撮れたな、というのはどういう写真ですか?
齋藤 まだそんなにうまくないので、景色を見たままに撮ったり、あと、フィルターを変えられる機能もあるのでそれを試したり、モノクロでいろんな画角で撮ったり。全部お気に入りです。
■カメラも沼ですもんね。
齋藤 沼です。ハマってしまいました(笑)。

■最後に、今回の作品は齋藤くんにとってどういう存在になりそうですか?
齋藤 今もこれからも、自分の心の支えや、背中を押してくれる作品ですね。公開してからもその存在は変わらないと思うんですけど、この作品で感じられたこと、学べたこと、全てが今の自分の中にあるんだ、ということを自覚して、またいろんな新しいことにも向き合ってあきらめずに挑戦していきたいなと思います。
■ありがとうございました!


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齋藤 潤
2007年生まれ、神奈川県出身。18歳。
2019年デビュー以降、ドラマ「トリリオンゲーム」(23/TBS)、「生理のおじさんとその娘」(23/NHK)「猫カレ -少年を飼う-」(23/BSテレ東)、映画『カラオケ行こ!』(24) 『366日』(25)など多くの作品に出演。2025年7月期 日テレ系水曜ドラマ『ちはやふるーめぐりー』では、白野風希役として出演した。
[X] @junsaito_14
[Instagram] @junsaito_14
【STAFF CREDIT】
Photo:須田卓馬、Text:ふくだりょうこ
―INFORMATION―
【映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』】
公開日:2025年10月17日(金)全国公開中
原作:芥川なお「ストロベリームーン」(すばる舎)
脚本:岡田惠和
監督:酒井麻衣
出演:當真あみ、齋藤 潤、杉野遥亮、中条あやみ、池端杏慈、黒崎煌代、吉澤要人、伊藤健太郎、泉澤祐希、池津祥子、橋本じゅん、田中麗奈 ユースケ・サンタマリア
配給:松竹
[HP] https://movies.shochiku.co.jp/stmoon-movie/
©2025「ストロベリームーン」製作委員会






































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