草川拓弥、主演ドラマ第1話で草を食べた!? 意外な回答&ほんわかした雰囲気の『地獄は善意で出来ている』囲み取材開催<イベントレポ>



カンテレ×FODドラマ【地獄は善意で出来ている】の囲み取材が、初回放送日である2025年10月16日(木)に実施され、主演の草川拓弥をはじめ、高野洸、細田善彦が登壇した。

本作は、過去の過ちにより世間から厳しい目が向けられ、不遇の日々を送る前科者たちが、人生のやり直しをかけた“更生プログラム”の中で、残酷な罠に巻き込まれていく。彼らを待ち受ける運命と衝撃の結末とは? それぞれの葛藤や後悔が複雑に絡み合う、手に汗握るヒューマンサスペンス。

更生の名のもとに集められた若者たちの視線の先には?



まずは冒頭、演じてみた感想について問われ草川は「僕は、樹を演じるにあたって漠然と難しい人間にしたくないなっていうのがあって。表情であったり声のトーンであったりそういった微妙な調整をするのがすごく難しかったなと感じてます。」と役作りで苦労している点を明かした。



続いて高野は、「難しく感じることはあまりないんですが、蚊が多いのが悩みです」と撮影現場となっている施設に虫が多いと明かし、さらに「対峙するのが難しい」と悪戦苦闘している様子。すると草川が「いや、よく倒してるよね?この間も2〜3匹やっつけてた」と返し、これに高野は「はい。今のところ“キルリーダー”です!」と笑う場面も。また、細田は「立場上、先生と生徒じゃないですが色々と説明するためにセリフが多い」とセリフ量が半端ないことを語ってくれた。



すでに第1話を鑑賞した3人に、感想とオススメのシーンについての質問が投げかけられ、草川は「面白かったです!個人的には音楽がいいなと思ってまして。芝居をより引き上げてくれる演出に僕は観ていてハラハラドキドキしたし、面白いってこいういことだなっていうのを感じられて、嬉しかったです。」と回答。続いてオススメのシーンの答えに草川が思案していると、細田は「草、食べるところじゃない?」と提案すると草川が「あはは!樹自身、結構知識が豊富なので、施設にはもちろん食料とかあるんですが、自分で山菜を採ったり、食べられる・食べれないモノを明確に選別できるんです。撮影時に実際、食しましたが、生の味がしました(笑)」とコメント。細田から「何食べたの?」とさらにツッコまれると「実は白菜です(笑)。こんなところに白菜はないだろうってところに白菜(笑)。でもちゃんと観ていただけたら、白菜だとわかるかもしれないです。」と語ると細田からは野草を食べているようにしか見えなかったと言われ、「それはもう本当に演出部のおかげです」と“真相”を明かした。



さらに、現場の雰囲気について草川が「みんな和気あいあいと仲良くやってます。作品はシリアスだけど普段はそんなことなく撮影してますね」と伝えたものの、更生プログラムの6人とは立場が異なる細田は「みんなあんまり仲良くしてくれない……」とぽそり。それに対して草川は「細田さんと1対1でしゃべるシーンがまだ少なくて。だから(話しに)いきたいけどいけないみたいな感じです」と弁明したうえで「でも細田さんは僕に話しかけてくれて、グループの話題を出してくれたり。作品の雰囲気とは真逆だなと思ってます」と細田の優しさを明かしてくれた。

また、作品テーマにちなんで『自身の“更生したい”ものは?』という問いに、草川は「しょうもないことで申し訳ないんですけど……。割と取材させていただく機会が多く、中でも嫌いな食べ物って言われたら、“シイタケ”が出てくるんですが、それを克服したいなと思ってます。自分の中では、割と大きいことなので!ほかのきのこは大好きなのに、あいつだけやっぱ癖が強い。でも、シイタケの出汁をとったいろんな食べ物があるので、すごく色の楽しさが広がりそうだなって思ってます。」と真剣な面持ちでコメント。



続く高野は「家の換気扇がちゃんと汚いんです!なので定期的に掃除できるようになりたいなって思ってます。1ヶ月に1回くらいとか」と告白し場を和ませていた。最後に細田は「ちょっと前にお米が高騰したじゃないですか。その時すごく考えた結果『パックご飯』に切り替えたんです。そしたらパックご飯の魅力にハマってしまって(笑) すごく便利なんですよね。結構、料理をする方なのですが、1番苦手なのが炊飯器を洗うことなんです。」と、個性的な回答を披露した。



取材の最後、草川が「ワクワク・ゾクゾクすると思うので、まずは1話観てもらえたらと思ってます。すごく続きが気になると思います。それぞれの過去だったりも徐々に打ち明けられていって、中身も見えてくる中で、皆さんにとってこの人、頑張ってほしいな!なんか応援したいな!って思える人が出てくると思います。そういった部分でも楽しんで観てもらえたらと思います。」と視聴者にメッセージを送った。

なお、来週放送の第2話には木下晴香と山下永玖(ONE N’ ONLY)が出演することが明らかになった。

<第1話あらすじ>
傷害罪で2年間服役し、罪こそ償ったものの、出所後は職を転々。まともな社会生活を送れずにいる高村樹(草川拓弥)は、ある日、カトウ(細田善彦)という謎の男に声をかけられ、元受刑者特別支援プログラムに招待される。聞けば、このプログラムに合格すると、金銭や人脈など社会復帰に必要なものを何でも支援してもらえるという。人生逆転のチャンス到来と胸を躍らせ集まったのは、資産家の息子で元薬物犯の小森琥太郎(高野洸)、美人局の常習犯だった一ノ瀬夢愛(井頭愛海)、一流商社で横領を働いた立花理子(渡邉美穂)、元闇バイトの指示役・堂上翔太(吉田健悟)、顧客から金を盗んだ元ジムトレーナーの富樫統晴(佐伯大地)、と樹の計6人。彼らは、専用の施設で1カ月間の共同生活を送ることになる。自己紹介を済ませ、早速、社会性や協調性、倫理性を判断するための作業やセッションをこなしていくメンバーたち。自らの罪を激しく悔いている統晴を筆頭に、彼らは協力し合っているかのように見えたが、それでも樹は決して誰にも心を開こうとはせず、一方で、そんな樹を疎ましく思っている人物も…。するとその矢先、用意されていたわずかばかりの食材が、なぜか減っていることがわかる。この中の誰かが盗んだに違いない――。一同は窃盗の前科がある翔太に疑いの目を向けるが、樹はある人物の言動が気になっていて…。

■詳細
【ドラマ『地獄は善意で出来ている』】
放送枠:2025年10月16日(木)スタート
放送局:[カンテレ]毎週木曜深夜0時15分~0時45分、[フジテレビ]毎週木曜深夜0時45分~1時15分
配信:カンテレ1話放送直後からFODにて1週間の先行配信
出演:草川拓弥、高野洸、渡邉美穂、吉田健悟・井頭愛海、細田善彦
脚本:髙橋幹子、兒玉宣勝
音楽:moshimoss
主題歌:ICEx
プロデューサー:萩原崇、宮川晶
演出:宝来忠昭、坂本栄隆、中林佳苗
制作協力:ケイファクトリー
制作著作:カンテレ

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