Lienel(リエネル)、LINE CUBE SHIBUYAで『Miracle』ツアーファイナルを開催!!「これからもLienel6人で何十年もやっていけるように頑張るので、ついて来てくれると嬉しいです」次なる目的地は凱旋となるパシフィコ横浜に決定。



結成から3年目を迎えた6人組メインボーカル&ダンスグループのLienel(リエネル)が、初の東名阪ツアー【Lienel 4th Live Tour 2025「Miracle」】の最終公演を、2025年10月13日(月・祝)に東京・LINE CUBE SHIBUYAにて昼夜2部制で開催した。

初の名古屋ワンマン2デイズを含む今回のツアーはLienel(リエネル)史上最大規模のものながら、全5公演がソールドアウト。平均年齢18歳の若さあふれるキュートなラブソングから大人びた表情を垣間見せるクールなナンバー、さらに、十八番の歌謡チューンや彼ら特有の個性の強い曲の数々を特攻服で届ける衝撃的な場面も交えて、Lienel(リエネル)ワンマン史上最大の会場に集まったLien(Lienelファンの呼称)を熱狂させた。また、昼公演では新曲「Daisy」がテレビ東京ほか 木ドラ24『できても、できなくても』のオープニングテーマに決定したこと。

そして夜公演の終演後には、来年4月より東名阪ツアー『Lienel 5th Live Tour 2026「Osyan」』を行うことと、ツアーファイナルの会場が2023年に結成をお披露目したパシフィコ横浜 国立大ホールであることを発表。初舞台の地への凱旋決定に、Lienからは割れんばかりの歓声と拍手が贈られ、“Miracle(=驚異)”なステージから、6人は確かな夢への一歩を踏み出した。

超特急やM!LKなどが所属する若手アーティスト集団・EBiDANの新鋭として、2023年にデビューし、4月29日にパシフィコ横浜でお披露目のステージを踏んだLienel(リエネル)。以来、着実に人気を拡大させ、この日のLINE CUBE SHIBUYAも三階席までLienたちで満員となった。6つのメンバーカラーが画面を彩るオープニング映像が流れ、真っ白なドレープ幕がステージを覆い、そして振り落ちる一瞬の間に6人が舞台に現れるという、まさにミラクルな仕掛けで最終公演はスタート。昼公演は壮大な「Beautiful Music」で、夜公演はリリカルな「kimito」が幕開けを飾り、紫のチェックにピンクのタイをあしらったセットアップという愛らしいビジュアルも相まって、初っ端から場内を沸騰させる。中でも「kimito」の曲中では最年少の15歳・高桑真之が「愛してるよ」とささやいて、Lienの悲鳴を巻き起こした。

さらに「みなさんとひとつになって最高の思い出を作っていきましょう!」と最年長のリーダー・芳賀柊斗が呼びかけ、恋の始まりを歌う「Love With You」とラブソングを続けて場内を甘いムードでいっぱいに。そして“Hey!!”と拳を突き上げる「Connected」でLienのペンライトを大きく振り上げさせ、夜公演の自己紹介では武田創世と高桑が「今日はカラコンしてます!」と気合を表す。芳賀が「大きい声、出してください!」と号令をかけて、Lienelの十八番である歌謡テイスト満点の「純情シンドローム」が始まれば、息ピッタリのメンバーコールをあげるLienに、6人はジャケットを脱いで「セカイイチ」をドロップ。ハートでデコレーションされたステッキやマイクスタンドを駆使しながら、メンバー同士でハグし合い、客席に笑顔を向けてスイートなアピールを繰り出していく。また「Baby Girl」では、ベンチを使って森田璃空が芳賀の頭を飛び越えたり、曲終わりで高岡ミロが巧みなフェイクを入れたりといったテクニカルなパフォーマンスにLienから感嘆の声が。躍動的に飛び跳ねる「AMAZING WORLD」では “フレー!フレー!Lienel!”と応援団風のコールを入れ、“Lienがんばれー!”と声をそろえて熱いエールを贈る。



等身大の愛らしい魅力を振りまいてLienとの距離を近づけたあとは、ダンスをメインとしたブロックに移行。まずは、各メンバーを表す英単語が映し出されたモニターを背に、6人がソロダンスをつないでいく。“UNEXPERIENCED HANDSOME(未体験イケメン)”の近藤駿太、“DANCE MONSTER”の高岡、“PANICED LEADER”の芳賀、“REBELLIOUS PERIOD(反抗期)”の武田、“HEALTH FIRST!(健康第一)”の高桑と続き、最後に“ANGEL NANIWA”を背負った森田は、そのワードに似合わぬダイナミックな倒立やフロアダンスを披露!多彩な個性をしっかりと証明するダンスブリッジで、スタッズ付きのライダースやスタジャンといったカジュアルスタイルに衣装チェンジして以降、グルーヴィーなパフォーマンスでLienを魅了していく。最新シングルのカップリング曲で、今ツアーがパフォーマンス初披露となった「Blown out」では、90年代を彷彿させるレトロ&クールなディスコチューンで6人そろって腰を落とすパフォーマンスに“フーッ!”と感嘆の声が。対して高桑が「新曲です」とタイトルコールした「Mirror」は躍動感あるダンスナンバーで、鏡の中の自分に自問するような高岡から森田へのラップリレーも熱い。続く「UNKNOWN GROOVE」でもダンサブルな波動と熱情あふれる歌声に、限界知らずの強い意志を潜ませて、クライマックスの歌詞を借りるなら“他の誰も知らない世界へ”とLienを誘い込む。



MCではLINE CUBE SHIBUYAに関する思い出を語り、昼公演では武田が「小学6年生のときに、オーディションで初めて立ったステージだから、メッチャ懐かしくて! 同じオーディション出身の(ICExの)竹野世梛とサッカーボールで遊びすぎて怒られた記憶がある」と貴重なエピソードを告白。夜公演では、2年前に先輩である原因は自分にある。のワンマンにLienelがオープニングアクト出演したことに触れ、その際にタクシーで会場入りした近藤は「いつかここでライブできるように頑張ります」と運転手に話していたことを打ち明けてくれた。加えて、研究生時代にイベントでLINE CUBEのステージに立ったという高岡が「そのときはソールドできなくて悔しかったのが、今日はソールドアウトということで嬉しい」と伝えると、同じイベントに森田や高桑も出演していたことが判明。森田は「ミロ、いたの知ってたよ」と高岡を認識していたことを告げ、高桑に「俺は?」と聞かれて「……デカくなったね、あの頃より!」とフォローするシーンもあった。



和やかな空気のなか、ライブ後半戦は昼公演が「Over Days」、夜公演が「罪と罰」で幕開け。どちらもイントロが鳴った瞬間にLienの喜びの声が湧き、後者では激情型のダンス&ボーカルで救いのない物語を一幕の芝居のように描き出していく。そして舞台上でジャケットをフォーマルなものに着替えると、一気にシックで大人びた場面を展開。“煌めくミラーボール”という冒頭の歌詞の通り、天井から顔を出したミラーボールが場内に光を投げ、メロウな空気を醸したのは「Tokyo Mellow Night」だ。この夏に発表したばかりの新曲で都会の恋模様をオシャレに描き出せば、「Melty flowers」では椅子に腰かけ、時に足をかけて、メンバー同士で目と目を見交わしながらセクシーに魅せる6人に、Lienの目も釘付けになる。伸びやかなボーカルで歌い始める武田の肩に近藤が手をかけて“君の肩を抱く僕は悪い人?”という歌詞を再現して始まった「Love Me Madly」では、狂おしい愛に捕らわれた主人公の想いをドラマティックに歌い上げて、ディープな物語世界へとLienを引き込んだ。結成以来、さまざまなラブソングを数多く歌ってきた彼らだけに、何気ない仕草や表情による表現力は年齢以上に高く、濃厚な感情がモチーフになっている楽曲では特に威力を発揮。また、昼公演では近藤が、夜公演では高岡と高桑がメガネを着用し、グッと知的なムードを振りまいていたのも特筆すべき点で、成長期にある彼らのポテンシャルは歌とダンスのみならず、ビジュアル表現においても突き抜けている。



ここで荘厳なオーバーチュアから笛の音とエレキギターが鳴るロックなBGMをバックに、なんと“暴走天使”を名乗る6人が特攻服で登場! 甘い歌声を聞かせる武田は“夜露死苦ララバイ”、パフォーマンススキルの高い高岡は“仏恥義理”、華麗に舞い踊る森田は“狂喜乱舞マスター”、変幻自在の芳賀は“走死走愛”、男前番長の高桑は“愛羅武勇”、ブルーナルシストの近藤は“他力本願”と、それぞれキャッチフレーズを背負った彼らはヘアスタイルもリーゼントやオールバックに変えて、完全暴走族仕様だ。そして「ラストスパート、思う存分お楽しみください!」(武田)と拍子木の音に合わせて6人でポーズを決め、左右のカメラにメンチを切ってからは、一連なりの最終ブロックに突入。Lienのコールが湧き上がるメンバー紹介曲「We are Lienel!!!!!!!!」でも普段の笑顔を封印してカメラをにらみつけ、昼公演では高桑が「俺に触れたら火傷するぜ」、夜公演では武田が「そんな顔すんなよ。守りたくなんだろ」と決め台詞を吐き、Lienの悲鳴で会場を揺らす。さらに芳賀と高岡がセンターを巡ってケンカを始める小芝居から「会いたかったに決まってんだろ!」(芳賀)とつないで、“会いたかったかい?”の歌詞で始まる「Mr. Sister」へ。Lienelの鉄板曲でもあるコテコテの歌謡チューンを披露して「みんなで飯でも行くか。すみません。いつもの!」とオーダーした高岡は、飛んできた福神漬けの被り物を装着して「Lienelカレーwith福神漬け祭り」とメニューを宣言。福神漬けとなった高岡を含む全員がカレー皿とスプーンを手に持って、インドでのMV撮影も話題になった灼熱のカレーチューン「Curry on love」を投下すれば、場内は祭り状態だ。



続いて「あそこにメッチャ可愛い子がいる!」と、90年代ど真ん中のユーロビート曲「恋のFIRE! FIRE!! FIRE!!!」でパラパラ風のダンスを展開するが、“あの子”に逃げられるとピンクのライトが青になり、切ない「Navy Blue」で心の雨模様を映し出してLienの拍手を呼ぶ。だが「やばい!雨、強くなってきた」と急いで帰宅し、「ゲームしようぜ!」(森田)と始まったゲーム音楽風の「アンチハート」では、まるで画面の中のバトルシーンのように芳賀と高桑が対峙。昼公演で高桑が芳賀の頬をつまめば、夜公演では逆に芳賀が高桑の頬を掌で押しつぶしたり、特攻服の前を開くと全員クマや犬柄の可愛すぎるTシャツを着ていたりと、カッコつけ切れないお茶目な姿が微笑ましい。加えて、ムード歌謡調の「ジュリアの口づけ」では、モニターに映る少女のイラストに昼公演では近藤、夜公演では武田と高桑の顔がはめ込まれるコミカルな演出も。さらに「ラストスパート、俺たちについてこいよ!」という森田の煽りから「恋は罪ですか?」に「親指☆Evolution!!」とアッパーな歌謡チューンが怒涛に連投されて、後者では「もっとかかってこい!」と命じる高岡にLienから“Ha!Ha!”のコールが大音量であがる。そして「これがホントに最後の曲だよ!」(武田)と「No Limit, No Rules」で腕を回す6人に、客席のペンライトも大きく振られ、野球好きの近藤は宙に向かってエアホームラン。クライマックスではクラップも湧いて、Lienとの一体感を高めていった。



こうして“暴走天使の最高の宴”が幕を閉じて、“みなさん盛大な拍手でお送りください”というアナウンスの声に、場内には万雷の拍手が。最後に「夜露死苦!」と6人でキメて、ステージの大型モニターに“おしまい”の文字が現れると、今年リリースした作品のMV撮影風景やライブリハーサル、リリースイベントの模様、さらに初期の映像がプレイバックされる。今よりずっと幼い6人の様子に驚きの声と“アンコール!”の声があがり、「Summer Boy!!Summer Girl!」で始まったアンコールでは、いきなり客席から登場した6人にLienも熱狂。それぞれ1階、2階、3階席を行き来しながら最新シングル「超絶SUMMERでバカになれ」に、4つ打ちダンス曲「ギラサマ」とアッパーなサマーソングをメドレーで届け、サインボールを手渡したりと至近距離でLienとコミュニケーションを取る。



昼公演では、新曲「Daisy」がテレビ東京ほか 木ドラ24『できても、できなくても』のオープニングテーマに決定したことを発表。1話は既に放送済みのため「気づいてた人!」と問うと、Lienの“は-い!”の声が返り、メンバーも「歌声だけで気づいてもらえたのは嬉しい」と喜ぶ。そのまま初披露された「Daisy」は、武田のエモーショナルな歌声から始まるラブソングで、歌詞にはドラマのタイトルでもある“できても、できなくても”という一文も。花を象るような振り付けもあり、ドラマのストーリーともリンクした真摯でポジティブな世界観に大きな拍手が湧いた。



夜公演では「今、持っているペンライトの色を紫色に変えてください」(高岡)とLienにお願いをして、2年前に発表した「Fly High」をドロップ。2年前の1stワンマンと同じく、グループカラーの紫に染まった客席に向かって“憧れていた あの場所”への想い、そして、必ず夢を掴み取るという決意を高らかに歌い上げていく。「声を聞かせて!」とLienの声を誘い、武田から森田へと力強く歌いつないだクライマックスでは紫色の銀テープも宙を舞って、未来への道のりを感動的に記した。



Lienel史上最大の客席が見渡す限り紫に染まった光景に、メンバーは口々に感動を表して、高岡は「もっともっと良い景色を見せられるように精進したい」と約束。近藤は「今回のツアーで僕自身は絶対にアイドル辞めたくないなと思いました。これからもLienel6人で何十年もやっていけるように頑張るので、ついて来てくれると嬉しいです」と宣言し、武田はライブやリリースイベントで時間を共有してくれるLienへの感謝を述べて「一生ついてきてください」と願った。そんなLienに報いるべく、森田は「行動だったりパフォーマンスで僕たちLienelを見せていければと思います。もっと大きなステージに立って、みなさんに恩返しできるように頑張ります!」と一礼。高桑は「この景色が本当に壁紙にしたいくらい綺麗なんで、僕は脳の壁紙にして日頃過ごしていきたいと思います」とLienを笑わせ、芳賀は今回のツアーが決まって「埋まるかな?」と不安だったことを告白し、ソールドアウトさせてくれたLienに「まず、来てくれてありがとう!」と感無量の気持ちで述べる。「もうホントに、この先の大きいステージに僕たち立ちたいんですよ!だから、みなさん、僕たちにずっとついてきてほしいです。そして、最高の時間をみなさんと過ごせたらと思います」と精いっぱい思いの丈を伝える彼に、Lienからは温かな拍手が贈られた。



Lienelのライブは武田が「それでは、また!」と挨拶して締めくくるのが恒例になっているが、今回はステージの端から端まで「そ・れ・で・は・ま・た」の6文字で大ジャンプして退場すると、ステージのモニターに“重大発表”の文字が。続いて『Lienel 5th Live Tour 2026「Osyan」』の開催が発表され、2026年4月28日、4月29日の愛知COMTEC PORTBASE、5月9日、5月10 日のNHK大阪ホールと日程が現れる。さらに“そして…あの場所へ”の文言と2023年のお披露目ステージの映像が流れ、6月21日のパシフィコ横浜 国立大ホールが告知されると会場を揺らすほどの大歓声が!映像が終わると拍手が湧いて、Lienelのひとつの夢が叶った瞬間を、その場の全員で祝福した。だが、これは決して“Miracle=奇跡”ではない。偶発的な運に恵まれた奇跡ではなく必然であることを、来年6月、きっと6人は証明してくれるだろう。

〜セットリスト〜
M1:Beautiful Music(1公演目)
M1:kimito(2公演目)
M2:Love with You
M3:Connected
M4:純情シンドローム
M5:セカイイチ
M6:Baby Girl
M7:Amazing World
M8:Blown out
M9:Mirror
M10:UNKNOWN GROOVE
M11:Go Around The World(1公演目)
M11:罪と罰(2公演目)
M12:Tokyo Mellow Night
M13:Melty Flowers
M14:Love Me Madly
M15:We are Lienel!!
M16:Mr.Sister
M17:Curry on love
M18:恋のFIRE!FIRE!!FIRE!!!
M19:Navy Blue
M20:アンチハート
M21:ジュリアの口づけ
M22:恋は罪ですか?
M23:親指☆Evolution!
M24:No Limit, No Rules
En1:Summer Boy! Summer Girls!
En2:超絶SUMMERでバカになれ
En3:ギラサマ
En4:Daisy (1公演目)
En4:Fly High (2公演目)


写真/米山三郎
文/清水素子


<解禁情報>
『Lienel 5th Live Tour 2026「Osyan」』

【愛知】COMTEC PORTBASE
2026年4月28日(火)
時間:開場 18:00、開演 19:00

2026年4月29日(水・祝)
時間:[1部]開場 13:00、開演 14:00、[2部]開場 17:00、開演 18:00

【大阪】NHK 大阪ホール
2026年5月9日(土)
時間:開場 17:00、開演 18:00

2026年5月10日(日)
時間:[1部]開場 13:00、開演 14:00、[2部]開場 17:00、開演 18:00

【神奈川】パシフィコ横浜 国立大ホール
2026年6月21日(日)
時間:開場 17:00、開演 18:00

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