【BUDDiiS】結成5周年を迎え、史上最大規模のアリーナツアーを開催!「僕たちと、どこまでも一緒に行きましょう!」2大重大発表で会場が涙と歓喜に包まれる
2025.9.23
2025年9月16日(火)に結成5周年を迎えた新進気鋭の9人組ダンスボーカルグループ・BUDDiiSが、アリーナツアー【BUDDiiS vol.10 – COSMiiC -】の神奈川公演を、9月20日(土)、9月21日(日)に横浜アリーナで開催した。2都市3公演で3万人を動員する今回のツアーは、BUDDiiSにとって史上最大規模のもの。また、5周年を機にグループロゴを一新するなど、彼らにとって大きな節目のタイミングでのライブということで、メンバーのFUMIYAも演出とステージングに加わり、KEVINとSHOOTが制作に携わった新曲も披露して、色鮮やかに発揮した。加えて自動制御ペンライトの導入により、“バディ”と呼ばれるファン参加型のゴージャスな光の演出も。また、21日にはソニー・ミュージックレーベルズの契約と、全国9都市を回る来年春のホールツアーという二大告知も解禁され、バディと寄り添い続ける輝かしい未来を誓った。
和訳すると“宇宙の”とか“広大な”などの意味を持つ『COSMiiC』というツアータイトルをキーワードに、今回のステージは映像も織り交ぜてストーリー性豊かに繰り広げられた。広大な宇宙空間のなか、今ツアー限定のメンバーカラーに彩られた部屋でそれぞれくつろいでいると、アナウンスが“COSMiiCを開始します”と告げて、9人はグローブとVRゴーグルを装着。そんな『COSMiiC』ならではのオープニング映像に続いて、神秘的なSEをBGMに9人がスモークの中からステージ上段に現れる。蛍光色に光るチューブが取りつけられて銀色に輝くサイバーな衣装は、スペーススーツさながらで、惑星と星々をバックに、サングラスをかけたMORRIEの力強い歌い出しから、今ツアーのために作られた新曲「SHINE ON‼」でライブは開幕。高揚感あふれるトラックのもと、凛と直立したまま “未来の果てまで一緒にいこう”というメッセージの込められたナンバーを全員で歌い継ぎ、バディの振るペンライトが放つ白い光を受けて、まさに『COSMiiC』な風格を堂々と表していく。
今回のツアーでは、客席でバディの振るペンライトが無線により自動制御されており、その色やパターンが曲に合わせて変化して、場の空気や世界観を次々に塗り替えていくのも大きな見どころ。1曲目で真っ白だった光の海は、続く「Koi to me」が始まると一気にピンク色に変わり、ラブソングの甘いムードを醸し出す。そこからMORRIEが歌い上げるパートでは紫、SHOOTは黄色など、『COSMiiC』に因み割り当てられたカラーを交えながら色を変えるペンライトに、鮮かに空を裂くレーザーといった華やかな照明は、ダンサブルな楽曲との相性も抜群。階段を降りてきた9人は柔らかなムーブを繰り出し、ステージは一気に宇宙のダンスホールと化す。
さらに、今度は緑と青に染まった客席に向け、赤く燃える灼熱のラテンチューン「HONEY」を投下。メロディックに歌い綴られるボーカルに挑発的なラップと艶めかしい吐息を交えて、SHOOTは「もっともっともっと深くまで……教えてやるよ!」と歌詞を変えて歓声を呼ぶ。ステージ前面にスパークラーの火花も噴き出し、SEIYAは「行くぞ横アリ!」と煽り立てて、歌詞の通りメラメラと燃える情熱をぶちまけたかと思いきや、炎の次は水とばかり、母なる海をバックにした壮大なダンストラックから「YO HO」へ。大海原に乗り出すようにアリーナ席のど真ん中に設置されたセンターステージへと伸びる花道を進み、グループカラーの黄色に染まった客席のど真ん中から全方位のバディたちをブチ上げる。間奏ではFUMINORI & FUMIYAの最年長VS最年少バトルに続き、9人が拳を掲げると大型LEDモニターに花火が打ち上がって“祝5周年”の文字が。そしてメインステージに駆け戻り、リーダーのFUMINORIが「今日は僕たちBUDDiiSとバディで最高に幸せな空間を一緒に作っていきましょう!」と伝えて、ピンク色の客席に最新ラブソング「LÖVE ME」でラブリーに“大好き”を届けた。
息もつかせぬ序盤戦で、まず驚かせたのは全員がハートを乗せて歌い、踊ることができるスキルの高さと、そこに立脚した引き出しの多さ。ボーカル、ラップ、ダンスと一応の役割は分かれているものの、その区別を超えてオールマイティーにこなし、セクシーからキュート、爽快からタフネスと、多彩な景色を目くるめくスピード感で描き出していく。その模様は色とりどりの星々がきらめく『COSMiiC』のまばゆい世界観にピッタリ。映像上のメンバーがVRで楽しむ無限のワールドとも絶妙にシンクロし、ここでVRゴーグルを着けた彼らがゲームに挑む映像が映し出される。まずはFUMINORI、SEIYA、YUMA、TAKUYAがSPEED RACEに参戦し、2人乗りの体勢で見事に敵を振り切って勝利。SHOOTING GAMEではピンチに陥ったKEVINとSHOWを、FUMIYAとSHOOTがライトセーバーを振りかざして助け、あわやの危機でMORRIEが敵を撃ち落とす。
だが、VR内でシステムエラーが発生して、ステージ上の世界観は一気にディープなものに。黒づくめで現れたYUMAとTAKUYAのロボティックなダンスブレイクに続き、FUMINORIとSEIYA、SHOW、FUMIYAの4人でダウナー極まるラップチューン「Mr. Freak Out」を不穏に投下する。バディのペンライトを大きく上下に揺らしてアウトローなムードを全開にし、シャツをたくし上げるFUMIYAからFUMINORIへと迫真のソロダンスを繋いでいくダンストラックを挟んでからは、9人で「Instinctive Love」を披露。真っ赤に染まった客席を前に繰り広げられる曲線的なダンスと、フェイクを駆使した息混じりのボーカルが艶めかしく、愛へと落ちていく様をエキゾチックな旋律に乗せて表していく。そして、赤から青へと場内の色を変えたのが、これがお披露目となる新曲「RUN」。シャープなパフォーマンスにテクニカルなダンスブリッジも交えて若さの衝動を感じさせる本作は、振り付けをFUMINORI、楽曲制作をKEVINとSHOOTの2人が担当しており、その後のMCでKEVINは「カッコいいでしょ?」とバディに問いかけた。
ここで最初のMCが入り、初日のFUMINORIは「飛ばしすぎた~!」と声をあげ、息を切らしたMORRIEは「今日も元気にもりもーりー!」の自己紹介をバディに任せながら「テンションブチ上がってる」と満足げな表情を見せる。また、弟のSHOOTも9月18日に誕生日を迎えたばかりということで「23歳になって一発目目のライブなんでバチバチ気合入ってます!」と意気込んだ。そんな兄弟2人にKEVINを加えた3人でセンターステージへと進み、次の曲が「久々に披露する、出会いと別れをテーマに歌っている曲」であると説明。「今、自分の身近にいる大切な人を大事に。そして、今、生きている自分の人生を大切に。そんな風に聞いていただけたら嬉しいなって思います」と伝えて、SHOOTが数年ぶりのライブ披露となる「わがまま」をタイトルコールすると、驚きと喜びの悲鳴が湧いた。ストリングスアレンジされたトラックに乗せ、ひたすらに“きみ”の幸せを願う情感豊かなボーカルと、3人が織りなす繊細なハーモニーは、客席一面を白い光で染めるバディを魅了。そして、最後までステージに残っていたMORRIEがスポットライトを浴び、メンバーに合流する印象的な場面を経てから、喪失のラブバラード「Lack」で、さらに切なさがあふれ出す。星空のように瞬くライトの下、SHOWが加わったボーカル4人のエモーショナルな歌唱に合わせてダンサーたちが舞い、温かなオレンジの光を灯すペンライトを揺らしていくのが美しい。特にMORRIEのロングトーンやハイトーンは胸に迫り、感慨いっぱいの拍手を呼んだ。
そんなディープな空気を一掃するような軽快SEに続く「Magic」では、全員が赤いバラの花を持って歌いながら、ステージに現れた女性に相争いながら求愛していくチャーミングなドラマを展開。思わせぶりな態度を見せながら最後は全員振られてシームレスで続いた「HOT CHEESE」でも、ステージ上のメンバーにシャッターが切られる演出で、リラクシンなムードを醸す。クラップでも一体感を作り、十二分にバディを笑顔にするが、ノイズ音と暗転を挟んだ「Iris」で空気はシリアスへと一変。「HOT CHEESE」で軽快にラップを放っていたSHOOTの儚い歌い出しから、エアリーなボーカルとあふれる感情がにじむ動きで狂おしい想いを切々と訴える彼らを、薄絹のような照明が包み込み、なんとも幻想的な世界観を繰り広げていく。ただ楽しいだけではない、こんなすさまじい表現振り幅の落差と、そこから生まれるカタルシスも、5年間の研鑽の末にBUDDiiSが手に入れた武器だろう。
システムエラーによりダークサイドへと引きずり込まれそうになった9人は、SHOOTの涙によって覚醒。出口に向かって駆け出した彼が光を摑みとって“RE:START”に成功したとたん、客席やステージの各所にメンバーが順に現れる。それぞれの衣装には、今ツアーで割り当てられたカラーが使われており、登場の際にはそのカラーに客席のペンライトがチェンジする仕掛けもニクい。そして9人がステージに集結すると、SEIYAデザインによる新たなグループロゴがLEDに映し出され、ひたすらにファンへの愛を表していくタームへと突入。まずは、耳馴染みのいいSEと音玉の爆発音とともに始まった「Brightness」で「まだまだ盛り上がっていけますか!バディのみんな、そのままが、ずっと素敵です!」とFUMINORIが号令をかけ、十人十色な世界のまぶしさと美しさをなめらかなボーカルで歌い上げていく。そのリリックを体現するかのごとく、客席はカラフルに染まり、ペンライトの光を掲げるバディを祝福するように9人は花道を進んで、結成日の9月16日に配信したばかりの最新曲「Dear」をセンターステージから披露。“いつも隣で寄り添う未来を約束するよ”という想いが込められた、5周年のアニバーサリーにふさわしいナンバーを爽快に放つ9人に、会場中のバディは次々に色を変えるペンライトをリズミカルに振って応えていく。bとdを指で作るSHOOT考案のBUDDiiSポーズも交えながら“僕だけは君を守るよ”と歌い切る、決意と覚悟を感じさせる9人の表情とパフォーマンスが、ステージ上のカメラにとらえられ、まばゆい光を背にモニターに映し出されるのも感動的だ。さらに、パステルにきらめくペンライトやスポットライトを効果的に使って、運命的な出会いをドリーミーに描く「OZ」、曲中のキメ台詞で毎公演悲鳴の嵐になる「The One」と、人気曲でバディへの愛をアピール。20日はSEIYAが「今日は横アリ来てくれてありがとう。言いたいことがあります。バディずっと大好き!」と腕ハートを作ってはしゃぎ、21日はSHOOTが「もう今日みんなとバイバイしたくないよ! みんなも同じ気持ちですか?今日は帰さねぇぜ!」と告げてバディを喜ばせた。
「ここまで怒涛ですね、17曲!」とTAKUYAが興奮気味に語り、「ヤバいですね。歓声の量が。過去イチじゃない?」とYUMAが感心したMCでは、この日のために髪を切ったSEIYAやオレンジに染めたSHOWがニューヘアについて言及。また、インナーカラーに6時間かけて赤を入れたというFUMIYAの発案で客席にウエーブを巻き起こしたのち、後半戦はTAKUYAの渾身のタイトルコールから未配信曲の「LIGHTS」でスタートした。噴き上がるスパークラーの光を浴びて “君は1人じゃない”と歌う応援ソングでバディを励まし、SHOWが「ここから『COSMiiC』スペシャルメドレーです!」と声をあげてコール&レスポンスで場内を沸かせると、メンバーは客席をぐるりと一周する外周通路へ。バディたちに囲まれて「Under The Sea」「Ütopia」のサビを歌い踊り、カメラに向かってFUMINORIが「みんな愛してるよ」とキスすれば大歓声が湧く。さらに「みんな一緒に踊って!」(TAKUYA)とミディアムチューンの「R4U」に「ALIEN BOY」で通路を行進しながらバディに手を振り、途中FUMINORI とMORRIEがハグする場面もあった。
メドレーラストの「JEALOUS」では会場中がひとつになって飛び跳ね、KEVIN、MORRIE、SHOW、SHOOTのボーカル4人がセンターステージにあがると「一緒に背中押し合っていきましょう!」とFUMIYAが煽って「LOUD」へとなだれ込む。爽快なアッパーチューンを4人は客席の中心から高らかに歌い上げ、その外側で5人が踊り、バディがペンライトを振り上げる光景は実に壮観。クライマックスでは5人もセンターステージに走り込み、全員でタオルを振って“Oh Oh Oh”の大合唱を作り上げた。曲終わりに“おれたちがついてるよ”(20日)、“愛してるぜバディ”(21日)とマーカーで直筆したタオルを掲げたFUMINORIは「俺たちがついてるから、どこまででも行こうぜ!」(20日)、「俺らが一生バディのこと愛すからさ!」(21日)と宣言。それに応えるべく、続く「BUD」でバディはクラップを巻き起こし、色とりどりに光を変えるペンライトを“Go Go! バディGo!!”と大きくシェイクさせる。そしてKEVINが作詞・曲を手掛けて7月に配信された「BLUE SODA」でも、FUMINORI&FUMIYAの振り付けによる柔らかなダンスや、トーンの高いボーカルで夏の思い出をノスタルジックに映し出し、会場中を幸福なオーラで満たした。
全力でバディとつながろうとするパフォーマンスに、温かな拍手が湧くなか「この先の未来も、ずっと僕たちと一緒にいましょう」とFUMINORIが約束し、本編のラスト曲として贈られたのは、このライブで2度目となる「Dear」。SEIYAからYUMA、MORRIEと全員でマイクをつなぐナンバーにあふれる愛しさは、LEDモニターに広がる青空にも映えて、まるでバディを祝福するかのように銀テープが頭上に舞う。そして「ひとつだけ、忘れないでください。あなたが笑顔になりたかったら、いつだって、僕たちはどこでも駆けつけます。これからも僕たちBUDDiiSを信じてついてきてください。絶対また会いましょう」(FUMINORI)と誓いの言葉を残し、9人は光の中へと姿を消した。
アンコールでは登場するなり、1人ひとりが思いを語って、まず「バディにお礼を言おうかな」と口火を切ったのはMORRIE。「体調不良があってもこうやってバディの素敵な景色を見るのが、一番のお薬というか(笑)。ここに来ると治る!」と感謝を伝える。そして5周年の記念と支えてくれたメンバーへの感謝の証として、なんと21日にはBUDDiiSの新ロゴを刻印したネックレスチャームをサプライズでプレゼント!これには8人も驚き、FUMIYAは「マジめっちゃ嬉しい!」と狂喜した。サプライズの詳細は後日、公式YouTubeチャンネルでも公開されるとのことだ。その新たなロゴをデザインしたSEIYAは「新しく見えるんですけど、中身は変わってないから。僕は初心を忘れずやっていきたい」と断言。20日に「去年、日本武道館という夢を叶えて変わらずにいたいと思ったけれど、一番変わらずにいたのはバディのみんなだった」と話したSHOWは、翌日には「5年間BUDDiiSを続けるということが一番すごいことだと思っている」と支えてくれるファンを誇った。
TAKUYAは結成からの年月を振り返り「全部が良い思い出。本当に幸せな5年間を過ごさせてもらった」と話して「僕にとってBUDDiiSは無くてはならないものなので、みんなにもそう思ってもらえるようにこれからも進んでいきたい」と切望。演出を担当したFUMIYAは「バディの“楽しかった”の一言の為にやってきた」と語り、初日のバディの感想を参考に2日目はアップデートしたこともあると打ち明けた。BUDDiiSの楽曲を多数制作し、初日に「愛してもらえる部分を増やせるように頑張っていく」と述べたKEVINも、翌日は「バディが増えていくと友達とかも増えていくでしょ?これなんよ!5周年を迎えたBUDDiiSもよろしくお願いします!」とハイテンションに。SHOOTは「僕、嘘つくの苦手なんで。正直に言うと、やっぱり生きてて辛いこととかあります」と前置いて、「でもライブをするたびに、みんなで一緒に音楽を作り上げるたびに、僕は生きててよかったなぁと少し人生を誇れるんですね。だから、これからもずっと傍にいさせてほしいですし、傍にいてください。たくさん一緒に大きな夢を見ていきましょう!」と嬉しい言葉をくれた。
また、成人式を横浜アリーナで行ったYUMAは、当時一緒に式に参列した同級生が観に来てくれていることを明かし、「成人式の日、その子に“俺、このステージいつか立ってみたいわ”って話してるんです。それが今、現実になって……夢、叶えたぞ!って」と笑顔に。だからみなさんも夢に向かって全力で歩んでほしい」と説得力満点のメッセージをバディに贈る。初日、さまざまな変化を経てきた5年間を振り返り、それでも変わらないバディの存在に涙したFUMINORIは、翌日「BUDDiiSとバディの作る空間って幸せなパワー、ポジティブなパワーがすごく広がってるなって感じる」と力説。「みなさんとなら、この先どこまでも行けると確信してますし、みなさんとじゃなきゃどこも行けないので、これからも僕たちBUDDiiSと一緒に歩んでくれますか?」と呼びかけて、バディを沸かせた。
しかし、盛り上がりはここで終わらない。「BUDDiiSが……お知らせを持ってこないなんてことはないんですよ!」と、BUDDiiSライブでおなじみの文言をFUMINORIが叫び、スペシャルニュースとして2026年にソニー・ミュージックレーベルズとの契約が決定したこと。また、全国9都市を回るホールツアーが来春に開催されることが映像で発表されるや、客席からは怒涛のごとき歓喜の悲鳴が!FUMINORIが「僕たちBUDDiiS……ソニーさんと契約決定しました!」と改めて報告すると、FUMIYAはガッツポーズで涙ぐむ。「ここからね、もっともっとBUDDiiSのエンターテインメントが世の中に広がっていくと思うので。みんながいたら絶対大丈夫なので、どこまでも歩んでいけたらいいなと思います」(FUMINORI)と言い切り、熱狂のなかアンコールを幕開けたのは「CLICK ME」。デビュー曲でバディと共に喜びを噛みしめ、曲中、FUMINORIは「みんな愛してるよ!」と想いを届ける。さらに「もっと騒いでいこうぜ!」と、高速ラップが転がるように弾ける人気曲「Sonic」で外周通路を一周して、バディと間近でコミュニケーション。春のツアーで初披露された未配信曲にもかかわらず、客席からは“Be the light!”の大合唱が湧き、レインボーに輝くペンライトが大きく振り上がった。最後は「僕たちと、どこまでも一緒に行きましょう!」と「WE HIGH」をタイトルコール。地に足のついたビートの上で、全員のボーカルをつなぎ、声を合わせて“光のその先へ”の決意を歌い上げた。
「日々をね、過ごしていく中で、暗くなってしまうときや、辛いときもあると思いますが、そんなときは今日のライブを思い出して、少しでも笑顔になってください。絶対に、また会いましょう」
ライブのたびにFUMINORIが必ず告げる言葉は、もちろん今回も言い残され、2時間半に及ぶステージは幕を閉じた。持ち前の多幸感あふれるポップチューンを軸に、この5年で表現の裾野を広げ、それを叶えるためのスキルを磨いてきたBUDDiiS。世界を自在に変化させられる『COSMiiC』という世界観は、まさに今の彼らだからこそ描けたものと言えるだろう。ツアーファイナルとなる9月27日の大阪城ホール公演は、U-NEXTでの配信も決定。“バディを笑顔にする”という結成当初から変わらぬモットーを抱いて、まばゆい未来へとBUDDiiSは歩いていく。

M1.SHINE ON!!
M2.Koi to me
M3.HONEY
M4.YO HO
M5.LÖVE ME
M6.Mr.Freak Out (+ダンストラック)
M7.Instinctive Love
M8.RUN
M9.わがまま(KEVIN・MORRIE・SHOOT)
M10.Lack
M11.Magic
M12.HOT CHEESE
M13.Iris
M14.Brightness
M15.Dear
M16.OZ
M17.The One
M18.LIGHTS
M19.メドレー
a.Under The Sea
b.Ütopia
c.R4U
d.ALIEN BOY
e.JEALOUS
M20.LOUD
M21.BUD
M22.BLUE SODA
M23.Dear
−ENCORE−
EN1.CLICK ME
EN2.Sonic
EN3.WE HIGH
文/清水素子
カメラマン/Hanna TAKAHASHI、松本いづみ