講談社「別冊フレンド」で大人気連載中の漫画『隣のステラ』(講談社／餡蜜著)が実写映画となって2025年8月22日(金)に公開する。

本作は、今をときめく若手俳優としてスターへの道を走り出した昴と、その幼なじみの女子高生・千明のピュアで真っ直ぐな恋の様子を描いた切ない超王道ラブストーリー。そんな初心な女子高生・千明を若手実力派俳優の福本莉子が、そして若手俳優としてスターを道を走り始めた昴を話題の大人気ダンス＆ボーカルグループFANTASTICSの八木勇征がW主演で演じる。



今回、そんな本作をついにお客様に初お披露目する完成披露舞台挨拶が実施され、W主演の福本莉子と八木勇征をはじめ、倉悠貴、横田真悠、西垣匠、田鍋梨々花らフレッシュなキャストが登壇した。






今回、作中で描かれている千明が昴の舞台挨拶へ行くシーンにちなみ、福本が客席に座り、舞台上の八木が迎えに行くサプライズ演出があり、八木は「(心臓が)バクバクしてました。手を取るところまでは良かったんですけど、ちょっと暴走して1回前に出ようとしたのを止めていただきました。」と、そんなやりとりが客席であったのだと明かし「でもサプライズが成功してよかった」とにこやかに語った。



また完成した作品を一般公開した今の気持ちについて西垣が「胸キュンだけじゃなくて、ほんとに泣けるシーンもたくさん詰まってますので、いろんな方に届けばいいなと思っております。」と作品の魅力をアピール。

実は本作が撮影された時期が今年の2月と寒い時期ということで、撮影を振り返ってみて八木は「クランクアップのシーンの時は本当に寒くて。マイナス6度の中、夜ずっと撮るということだったのでその前にちょっと僕、体を温めておこうと思って近くのサウナに行ったんです。余計に冷えてしまいましたね・・・。それでも、みんなで力を合わせて乗り越えることができました。」と苦笑しながら、「でもみんなと力を合わせて乗り越えることができました！」とコメント。



撮影時どんな寒さ対策をしたか？と聞かれると福本は「マイナス6度の中で撮影していたときは、(八木と)2人でラーメンの差し入れをしたんですけど、そのラーメンも美味しかったですし、あと豚汁を作ってくださったんですけど、山の上で食べる豚汁は沁みましたね。めちゃくちゃ美味しかったです」と当時を振り返り目を輝かせながらその時の様子を語ってくれた。



また、当時を振り返り楽しかったエピソードを聞かれた倉は「僕はほんとに楽しい撮影ばかりだったんですけど、唯一遊園地のシーンで、実は絶叫が苦手なんです。(映画を)観てもらえばわかるんですけど、すごく暗いということもあって、なんか思わず怖くて笑っちゃって。」とあまりの恐怖心から笑いが止まらなかったと明かした。



そして予告編では福本と八木が写真を撮り合っているシーンが使用され、同シーンは2人の近い空気感を出すためにスタッフも最小限で撮影したそう。福本は「海の撮影の日はクランクインしてすぐでしたし、ほとんどアドリブでお芝居をしていたので内心ドキドキしつつも、私もスマホで実際に撮影しながら自由にやっていたので、本当に楽しかったです」と振り返り、八木は「実際に福本さんが撮ってくださった動画や写真が劇中で使われていて、果たしてエンドロールのクレジットに(福本の名前が)“サードカメラマン”くらい書いてあればいいなと思うくらいだったので、あったらいいなという思いで観てください(笑)」と福本カメラマンのクレジットをあることを祈ってアピールしていた。



ちなみにタイトルの“ステラ”はラテン語で“星”を意味する言葉ということで、自身にとっての憧れの存在“スター”を聞かれると、八木は事務所の社長でもあるEXILE HIROのを挙げ「僕たちのボスでもあり、お父さんのような存在で、あれだけの人数を動かしていかなきゃいけないのにも関わらず、1人ひとり家族にまで愛を持って接してくれる、そんなHIROさんをとてもリスペクトしています」としみじみ語り、福本は事務所の先輩・長澤まさみと答え「映像から舞台まで幅広く活躍されていて、ジャンルも問わずずっと素敵を更新し続けている方なので、すごく憧れています」と尊敬を言葉の強さで表した。



そして、福本と倉がバイト先の先輩後輩という役を演じたことにちなみ、もし今からアルバイトを始めるとしたらやってみたいことを聞かれると、福本は「私は飲食店のアルバイトに興味があります。狙いはまかないです」と笑顔で告白し、倉は「まさにリアルに今日、考えていたんですけど、できるとしたら食事を配達する仕事だったら(俳優業の)合間にできるんじゃないかなと思って。検討中です！」とまじまじと答え会場の笑いを誘っていた。