【宇佐卓真×平野宏周インタビュー】第一印象と180度変化?「途中からいとおしくなって、かわいらしい人だと思えて……」<ドラマ『被写界深度』>



この夏、美しいラブストーリーの登場です♡

正反対の性格の男子高校生・早川秀一郎(宇佐卓真)と紺野遼平(平野宏周)。偶然、屋上で出会ったふたりは「屋上友だち」に。ある事情から大好きだった音楽と距離を置く早川ですが、大好きなカメラに真っすぐな紺野に嫉妬と劣等感を募らせながらも惹かれる気持ちもあり……。

きらめくラブストーリーを紡いだ宇佐くんと平野くんにインタビュー!仲の良さが滲み出ているふたりの様子をお届けします!



「役作りどうしよう」と悩んだ



■原作や脚本を読まれたときの最初の印象はいかがですか?

宇佐卓真 原作と脚本を読んで、「この世界観に寄り添いたい」という思いが強くありました。あと作品の中で時間がゆっくり流れているなぁと思って。映画のような雰囲気を感じました。

平野宏周 原作を読んだときはすごく爽やかな気持ちになったのは覚えています。で、脚本を読んだときはもう「紺ちゃんどうしよう」「役作りどうしよう」という気持ちでしたね。



■演じる中でこだわられた点はありますか?

宇佐 早川くんは、音楽の才能があるキャラクターだったので、音楽に関わるシーンでは説得力を持たせることが大事だなと思ったのでギターの練習は毎日やっていましたね。

平野 紺ちゃんはすごくナチュラルな人だという印象があったんです。無愛想だとか、ちょっと見た目が怖くて……という原作のキャラクターの言葉をあんまり気にしない方が、平野宏周が演じる紺ちゃんが出るのかな、と。その辺りはあまり捉われないようにしたことと、脚本上では早川が「カメラが好きなんだね」とか紺ちゃんの説明をしてくれているので、そこを無理に出そうとしなくてもにじみ出るものなのかなと思いました。

■カメラの練習もされたんですか?

平野 現場に入る前にフィルムカメラのひと通りの巻き方と撮り方と持ち方は教えていただきました。でも、自分自身、撮るのあんまり得意じゃないんですけど(笑)。

宇佐 成長はしたもんね。

平野 多分、撮影中に成長したのかな、と思っています。

平野くんが紺ちゃんやってくれてよかった



■お互いの役に対してはどういった印象をお持ちですか?

宇佐 原作を読んだ時からそうなんですけど、紺ちゃんは本当にいいなぁっていう憧れが強かったです。好きなことに胸を張って、周りにも好きって言って自信を持ってやれることは、現実にいたとしたらすごく羨ましいな、と思う存在です。
初めてお会いした時平野君はナチュラルな雰囲気の方だったので、「ああ、まさに紺ちゃんだな」と思う瞬間がたくさんありました。現場でもそのままの空気感で一緒にお芝居ができたので、すごくありがたかったですし、改めて平野くんが紺ちゃんを演じてくれて本当によかったなと思いました。

平野 (照れつつ)嬉しい言葉ありがとうございます。

宇佐 はははっ。

平野 僕も初めて会った時からもう早川っぽいな、って思いました。あと本読みの段階からすごくいろんな試行錯誤をしていて。途中からいとおしくなって、かわいいらしい人だと思えてきて、それが良かったですね。



■特にかわいいな、と思ったポイントを教えていただけますか。

平野 ものすごくがんばってました。ワンちゃんが水の中で水かきする、泳いでるみたいな。多分、いろんなところで、自分が持っているもの以上のことをしようとしてくれている感じが、すごくかわいらしくて。

宇佐 ふふふっ(笑)。

平野 それがまた早川っぽくて。多分、いろんな人間関係や音楽のことで、もがいてる早川くんもいたので、その姿と、役作りをしていく姿が一致しているな、思いました。

■逆に宇佐くんはいかがですか? 平野くんのかわいいなあ、と思ったところがあれば教えていただきたいです。

宇佐 撮影が進んでいくうちに、平野くんのかわいらしい一面がどんどん見えてきましたね。カメラが回っていない時に、屋上でスキップしていましたから(笑)。そういうちょっと不思議なところも含めてかわいいなって思いました。

宇佐くんは「自分の芯を持っている人」



■役柄的には正反対な性格かな、と思うんですが、お2人ご自身は共通点や似ている点はありますか?

平野 どうなんですかね? その辺。

宇佐 現場に入る前と、撮影が全部終わった時の印象ってお互い180度変わってるっていう。

平野 分かる、分かる。多分そうかも。

宇佐 最初は、本当に真面目そうな人だと思ったんですよ。静かでクールな感じなのかと思って。撮影前に2人でカフェで会った時もすごく落ち着いていて、本を読んだりしていて。僕はソワソワして「何話そう?何話そう?」って何度もトイレを行っていたら「普通にしていいんだよ」って言ってくれたので、この人かっこいいなと思ってたんです。でも、撮影が進んでいくにつれてかわいらしい一面も見えてきて。第一印象と良い意味でどんどん変わっていきましたね。

平野 確かに。最初、早川っぽいな、と思っていたんですけど、宇佐くんを知っていくとかっこいい部分が多いな、って。勝手にちょっとかわいらしい、ふわふわしたイメージを持っていたんですけど、自分の芯を持っている方だなと思って、かっこいい一面、男らしい一面をすごく感じました。

お互いを撮影するとしたら?



■ドラマのタイトルもそうですけど、「写真」がとても重要なところだと思います。
お互いに写真を撮り合うとしたら、どんなシチュエーションで相手を撮ってみたいですか?


平野 パッと思いついたのは歌っている姿と、めっちゃ怒っているところが撮りたいです。うん、怒鳴っている瞬間が撮ってみたい。狂気じみた宇佐卓真が見られそう。

宇佐 映像じゃなくて、写真なんだ?

平野 そう写真で撮ってみたい。

■じゃあ、怒らせないといけないですね。

平野 そうなんですよね。なんか怒らなそうだからな。
あとは歌ってる姿がすごくステキだったので、写真に収めたいですね。



宇佐 今回、実際の撮影ではなかったようなシーンがいいですね。遊園地とかさ。あと、原作の特別編かな?であった水族館とか。綺麗な感じで撮りたいなと思う。

平野 そういうとき、紺ちゃんどうするのかな、って考えちゃうね。

宇佐 確かに。

平野 考えるだけで楽しい!早川はしゃぐのかな?

宇佐 いやー、でも遊園地ははしゃぎそう。紺ちゃんは意外と静かにしてるかな。

平野 それを考えるのもちょっといいね。

■宇佐くんはどういう表情を撮ってみたいですか?

宇佐 でも、まあ紺ちゃんはドラマの中では大笑いするとかはなかったよね。なので、楽しませたいですね。遊園地で爆笑してるとこ撮りたいです。で、紺ちゃんだったら、多分それをあとあと見せつけたら恥ずかしがると思います。やめろよって言いそうだから、それを一生宝物にしていきたいですね(笑)。

物議を醸す「中トロ」




■早川くんも紺野くんも音楽とカメラという、譲れない大好きなものがあると思うんですが、お2人それぞれ何かこう譲れない大好きなものはありますか。

宇佐 好きなことや趣味はいろいろあったんですけど、なんだかんだ一番長く続いているのは、この俳優というお仕事なんですよね。これだけは辞めることはないだろうなと思います。
あと、猫。猫は大好きなので譲らないけど譲れないかな。

平野 僕は家に帰ってすぐのシャワーは譲れないですね。いち早く浴びたい。

宇佐 夏とか関係なく?

平野 毎日! シャワーの時間がすごく億劫なので早く終わらせたくて。一回だらけちゃったら、もうタイミングを逃すじゃないですか。だから帰ったらすぐにシャワー浴びるのは決めています。そこはもう何年も譲ってないです。

あと、中トロ。中トロ好きです。好きな魚は? って聞かれたら「中トロです」って。

宇佐 魚じゃないけどね。

平野 ……って言われて、それで初めて知りました。

宇佐 いると思ってた?

平野 いるっていうか、中トロ、魚じゃん。

宇佐 まあまあまあ、部位だね(笑)。

『スティッチ』と『バチェラー』に……



■最後に、最近心を揺り動かされたモノやコトを教えてください。

宇佐 映画の『スティッチ』を観て泣きました。めっちゃ良かったですよ!
小さい頃に『スティッチ』のアニメをずっと観てて。だから、なんだか懐かしい気持ちもありつつ、泣かされましたね。

■映画はよく観る方ですか?

宇佐 そうですね。1人で映画館に行くことが多いです。でも『スティッチ』観に行った時は悲しかったです。周りは家族だったり、カップルだったり、複数人で来ている人が多かったので(笑)。

平野 僕は最近バチュラーを観て心を動かされています。
人のなんでしょう、結婚という目標に向かって……。

宇佐 ふふふっ。

平野 工夫しているので……。

宇佐 本当に動かされた?(笑)

平野 動かされました!(笑)

■スティッチとバチェラーに心を動かされたと。

宇佐 大丈夫?(笑)

平野 でも、日々心は、動かされてます。

宇佐 やかましいわ(笑)。

平野 この前、電車で傘を多分女性が忘れたんですよ。で、その傘閉まる寸前で、スーツを着た男性が気づいて渡してあげて。
俺だったらそんなことできないな、と思って。その瞬発力というか、とっさの判断というか。多分、数秒遅かったら、電車のドアが閉まっていたので。とっさの判断で人を助けたことに心を動かされました。

■良いお話ですね!ありがとうございました!







【Message Movie】
coming soon…


【Making Movie】
coming soon…




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―PROFILE―




宇佐卓真
2000年4月11日生まれ。福岡県出身。
幼少期より芸能活動を開始。18年より俳優として本格的に活動をスタート。
主な出演作は、『午前0時、キスしに来てよ』(19)、『マンケン男子とケイオン女子』(21)、「鈍色の箱の中で」(20)、「君の名前を好きって書いた」(21)、「仮面ライダーリバイス」(22)、「連続ドラマW 鵜頭川村事件」(22)、『少女は卒業しない』(23)「25時、赤坂で」(24)などがある。
[Instagram] @usa_takuma
Hair&Make:橋本裕介、Styling:中北健太

平野宏周
1999年4月1日生まれ。神奈川県出身。
2020年、特撮テレビドラマ『ウルトラマンZ』でナツカワハルキ役としてテレビドラマ初主演を果たす。
そのほか主な出演作は、『妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク』(23)、『ヒッチハイク』(23)、『怪獣ヤロウ!』(25)、『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』 (25)などがある。
[Instagram] @hirano_kohshu


―INFORMATION―
ドラマ『被写界深度』
FODにて毎週金曜日20:00最新話配信
※1話無料配信
※配信日時は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
出演:宇佐卓真、平野宏周、八神慶仁郎、久保乃々花、佐月絵美、橋本和太琉、森田大鼓、朝日ななみ、佐野実咲、高比良由菜、藤村木音、倉須洸、井上陽向大、樫又龍ノ介、坂東希、岡慶悟/崎山つばさ、霧島れいか
原作:苑生「被写界深度」(大洋図書)
監督:川崎僚、平井淳史(4話)
脚本:一戸慶乃
オープニング:「2025」Hakubi(PONY CANYON)
エンディング:「眩」YOURNESS(HIP LAND MUSIC)
音楽:阿南亮子
プロデューサー:中村美香(ポニーキャニオン)、荻原麻衣(ポニーキャニオン)、鹿内植(フジテレビ)、中山ケイ子(FCC)、溝口道勇(FCC)
制作プロダクション:FCC
製作:「被写界深度」製作委員会

[配信ページ] https://fod.fujitv.co.jp/title/80i5
[HP] https://www.fujitv.co.jp/hisyakaishindo/

©苑生/大洋図書/「被写界深度」製作委員会


Photo:sugimoto haruka、Text:ふくだりょうこ


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