テレ東では、2025年7月2日(水)深夜24:30より池田匡志＆堀夏喜(FANTASTICS)がW主演で贈るドラマ NEXT【雨上がりの僕らについて】を放送する。

本作は“ネガティブピュアボーイ”＆“押し強めな天然男子”が織りなす不器用で心あたたまるボーイズラブ。同性愛者であることを隠し、恋に臆病になっている主人公・奏振一郎役を演じるのは池田匡志、奏の高校時代の親友であり、片思いの相手・真城洸輔役を堀夏喜(FANTASTICS)が演じている。



また、共演には渡邉美穂、霧島れいか、高杉亘、山田真歩といった個性豊かなキャストが決定。今回放送を前に記者会見が行われW主演の池田匡志＆堀夏喜(FANTASTICS)をはじめキャストがイベントに登壇した。

会見で、印象に残っている撮影を聞かれた池田は堀とのオープニング映像の撮影を挙げ、2人でジェンガをやるシーンで「真剣勝負しました」と当時を振り返り、「どちらが勝ったかはオープニングで確認してもらえたら嬉しいです」と視聴者へ投げかけた。また堀も「(制作スタッフから)『決着がつくまでずっとやっていいよ』っと言われて」と現場全員が後押ししたことで、真剣勝負へと発展したことを明かした。

意外にも、真剣勝負であったものの長時間戦にはならず、あっという間に勝負がついたそうで、堀は「負けた方は本当負けると思ってなくて、マジで悔しがって」と回想。池田はそのシーンは「素だよね？」と言い、堀も「素です。本気で！」と2人の素を垣間見ることができるオープンニングに仕上がっていると話してくれた。



一方堀は浜辺でのシーンを選び、「2人浜辺で本当に自由に好きなこと喋ってていいからって言われて、2人の笑顔が欲しいと。とにかく楽しそうで動きのあるものを、と言われてジェスチャーしりとりしました。」と語り共演者から「ジェスチャーしりとり？」とは？と聞かれ堀は「たとえばうさぎや猫とかだったら手で象徴的な耳がイメージできるようこう」と手を頭の上に乗せる場面も。



「でもそれで動きはつくんですけど、2人とも動き回るからカメラマンさんが大変そうでした(笑)」と撮影当時の様子を語り池田は「でも僕の予想ではどんどんしりとりがグルグルと回っていく予想だったんですが、全然僕当てられなくて・・・・だからしりとりが続かないという・・・」と意外と難しいジェスチャーであったことを明かした。



また池田・堀の両名がよくいく喫茶店のマスターを演じる高杉は「実は役柄から3日間しか現場に行ってなくて、せっかくコーヒーを淹れる練習をしたんですが、一杯も入れてないという。だから最終日のあるシーンでちょっと誇張した芝居をしたんです。そしたらほんとすごい怒られたんだよね〜」と明かし池田が「ほんとアドリブがすごく面白くて」とその誇張されたアドリブ演技が印象に強く残っているそう。また堀も「笑っちゃいけないんですよ。でもあんなのやられちゃうと笑っちゃう。」とそれに対し高杉は「抑えてやったじゃん！あれでギリ！」というと謙遜しつつも、やはりその存在感は大きかったようだ。

一方で山田は「奏くんという存在を私と(渡邉)美穂ちゃんと池田くん3人で試行錯誤しながら立ち振る舞いを考えました。みんなできゃ〜きゃ〜言いながらまるで女子高生みたいな感覚で(笑)」と現場で和気藹々と作品作りしているのだと明かした。



本作では学生時代の奏と真城のシーンも出てくることから、実際に学生時代の思い出を聞かれ、堀は「僕、中学生の時に1年で10センチ背が伸びたんです。クラスメイトをどんどん追い越していって、最終的には1番後ろまでいったんですが、踵がものすごく痛くて。学校の机って下の方って枠のようになってるじゃないですか。そこに踵がコツンって当たったもんなら、悶絶です」と明かし、当時小学生からやっていたダンスを続けることより痛みの方が優っていたそうだ。



会見も中盤になりSNSで募集した一般の方からの質問に答えることに。『撮影の空き時間に何をして過ごしてますか？』という質問に池田は「堀くんの身体作りがすごく素敵で、もう僕のジムの専属トレーナーのようにいっぱい教えてくれて。もう食事とかも本当に細かくストイックにやられているので、本当尊敬します！」と身体作りの方法を空き時間レクチャーしてもらっていたと明かした。それに対し山田が「堀くん、ここに来る前にシャツを脱いでて。筋肉が剥き出しになってて、みんなでドキドキしちゃったよね。すごく美しい肉体で」と裏話をしてくれた。



最後に池田は「たくさんの方達に支えれこの作品が形になったので、みなさまの元へ届けられることが本当に嬉しいです。1人1人の心に優しく届け荒れるよう、全員で丁寧に向き合いながら撮影に挑みました。恋愛や葛藤、再生、そして希望が詰まった物語だと思っています。登場人物それぞれに繊細な心の揺れだったり、1人1人の心に優しく届け荒れるよう頑張ったので、最後まで見ていただけたらきっと何か感じられるものがあるんじゃないかと思っています。」と、堀は「俳優として経験値が少ないですが、皆さんに本当に支えられながら、助けられながらこの作品を作り上げることができました。人それぞれ悩みが違うと思いますが、どんな人の悩みにも寄り添って背中を押してあげられるような作品なのかなっと撮りながらすごく実感したので、ぜひ見ていただいて、見た翌日から活力になれればいいかなと思っております。ぜひ楽しみにしていてください！」と会見は終了した。