BTS・J-HOPEソロ集大成『‘HOPE ON THE STAGE’ FINAL』公演にJIN&JUNG KOOKがサプライズ登場!ファン感涙の瞬間をレポート



BTSのJ-HOPEが初の単独ワールドツアー『j-hope Tour ‘HOPE ON THE STAGE’』のアンコール公演『j-hope Tour ‘HOPE ON THE STAGE’ FINAL』が2025年6月13日(金)〜6月14日(土)に、韓国・高陽市の高陽総合運動場メインスタジアムで開催された。BTSデビュー12周年を迎えた6月13日。その記念すべき日に、J-HOPEがソロアーティストとしての集大成を披露した。この日のステージにはなんとJINと、11日に軍隊を転役したばかりのJUNG KOOKもサプライズで登場。再会の喜びと希望が交差した一夜限りの奇跡を、Emo!miuでもレポート!

今回のツアーはアンコール公演を含めて計16都市、33回公演、約52.4万人を動員。5月31日、6月1日には大阪・京セラドーム大阪でも開催され、チケットは即完売。ついに迎えたFINAL公演は、開演前からARMYの“希望(J-HOPE)”に満ち溢れていた。『j-hope Tour ‘HOPE ON THE STAGE’ FINAL』の初日である13日は、BTSのデビュー12周年という節目の日でもあり、ファンにとってもメンバーにとっても、特別な1日となった。



「J-HOPE!J-HOPE!」のARMYの掛け声が高まるなか、真っ赤な衣装をまとい、圧倒的な存在感を放ちながらステージに現れたJ-HOPEはソロアルバム「Jack In The Box」の収録曲「What if…」からスタート。幻想的かつ象徴的なステージセット、彼の“世界観”を体現した演出で観客を一気に引き込んだ。そして「Pandora’s Box」、「Arson」、「STOP」とつなげた。ARMYに歓声を聞かせてくれ!と言わんばかりのアクションを見せ、それに応えたARMYの反応を聞いて満足げな表情を浮かべた。そんなJ-HOPEの第一声は「What’s up ARMY!What’s up GOYANG!!」。「少し雨が降っていますね。汗か雨かわからないくらい楽しみたいですね!」と声を掛け、ついにファイナル公演が始まることを告げた。続く曲はオルタナティブヒップホップの「MORE」。J-HOPEのソローアティストとしての本気度、アート性を突き抜けるような強烈な1曲で、シャウト気味なラップを披露し、ソロアーティストとしての存在感を示す。



ストリートな衣装にチェンジしたJ-HOPEは「on the street (solo version)」。ここで、ステージ上にJ-HOPEが持ってきたのは、これまでワールドツアーで回ってきた都市名が書かれたルイ・ヴィトンのトランク。嬉しそうにそのトランクを開けると、中かはらラジカセが登場し、そのまま「lock / unlock (with benny blanco、 Nile Rodgers)」を披露。ラジカセをかたわらに、ダンサーと踊る演出はJ-HOPEの原点“ダンサー”を感じさせる。



「i wonder…(with JUNG KOOK of BTS)」では、J-HOPEの「Ladies & Gentlemen JUNG KOOK‼︎」と呼び込む声でステージ上に姿を現したのはBTSメンバーで、公演の2日前に兵役を終えたばかりのJUNG KOOK。サプライズ登場に会場が一気にヒートアップ!互いに見つめあい笑顔を見せ、ふたりの歌声で温かいハーモニーを産み、さらには熱い抱擁!待ちに待ったその姿に、ARMYからは割れんばかりの歓声があがった。



「みなさん!兵役服務を終えてもどってきたJUNG KOOKです!! JUNG KOOKに叫べ〜!待ってくださっていたARMYの皆さんにひと言どうぞ」とコメントをうながすと、JUNG KOOKは「下ですごい緊張しちゃって… 。1年6か月の間、本当に会いたかったです、本当に」とARMYに再会できたことを喜んだ。続けてJ-HOPEは「さあ、JUNG KOOKさんが快く 6月13日のファイナル公演に出ると言ってくれて本当に光栄でした」と喜び、「もっと言うことない?」とひとこと。JUNG KOOKは照れながら「脳が止まってる…」と、久しぶりのステージに少し戸惑っている様子も見せた。そんなJUNG KOOKの姿を見たJ-HOPEは「緊張したの?ちょっと心を落ち着けてこの会場を感じてみて」と“兄”の笑顔を浮かべた。そして「JUNG KOOKさんが特別に来てくれたので、このまま帰すわけにはいかないですよね?ARMYの皆さんも望んでいると思います。さっきのコメントをいかして ‘You guys want more? ‘ JUNG KOOKさんにしばしステージを任せたいと思います。よろしくね!」と一旦ステージをおりた。

ステージに残ったJUNG KOOKは「久しぶりに、皆さんの前でステージを披露することができて嬉しいです。J-HOPEさんを下で見ていたんですけど、すごくかっこよかったです。やっぱり違うね。僕がJ-HOPEさんのオープニングの服を着ていたら、本当に似合わなかったと思います。じゃあ、では早速次のステージにいきます。準備します!」と話した。そして一度始まりを告げるかのようにうなづくと、JUNG KOOKのソロ曲「Seven (feat. Latto)」を披露。LattoのパートではJ-HOPEが登場し、息のあったコラボパフォーマンスを見せ、最高なエモーショナルな瞬間を迎えた。

衣装チェンジし、再登場すると披露したのソロ三部作の完結作となり、公演を行った6月13日にリリースしたばかりの「Killin’ It Girl (feat. GloRilla)」。女性ダンサーとの近距離でのセクシーなパフォーマンスを見せると会場からは悲鳴にた歓声が上がっていた。「MONA LISA」では「みんな、いっしょに歌いましょう!」と会場の一体感を高め、「Sweet Dreams (feat. Miguel)) – FNZ Remix」ではJ-HOPEコールを再び巻き起こした。

「さきほど披露したステージは、ソウルで初公開した「Sweet Dreams (feat. Miguel)」からNYブルックリンで初公開した「MONA LISA」、最後に待望の6/13この日にリリースされた「Killin’ It Girl (feat. GloRilla)」初ステージまでお見せしました。どうでしたか?」と三部作について言及すると、ARMYの反応に満足げな表情を浮かべた。とここで、J-HOPEが「準備はできましたか?みんな立ってますよね?いや、座っているんだけど〜。みんな、立って!! 公演はここからです!」と、着席しながらコンサートを見る韓国式スタイルを指摘し、観客を全員たたせて終盤戦へと突入した。

ソロ曲「Airplane」から、その続編としてBTSでJ-HOPEの世界観を体現した「Airplane pt.2」へと続く。雨足が強まった雨さえも演出かのように思わせる。そしてBTSの代表曲ともいえる「MIC Drop + Silver Spoon + Dis-ease」の3曲へと続く。BTS&ARMYのコールで会場を煽り、盛り上がりは最高潮に!ダンスカルチャーにリスペクトを込めたエネルギッシュなナンバーの「Chicken Noodle Soup (feat. Becky G)」では、ダンスへの愛と自身のルーツへの敬意を見せた。

MCタイムではデビュー日、当日の6月13日に公演できたことを喜び、「楽しい日なので笑うしかありません。 笑ってもいいですか? それだけとても幸せな日であり、ARMYの皆さんにとってもそうですし、メンバーたちにとってもそうです」と笑顔を見せる。「今日ここにメンバー達が来てくれました」とメンバーが会場に来てくれていることにふれると、ステージ上のモニターにはBTSメンバーの姿が!! BTS完全体が近いことを予感させ、「サランへー!」と叫ぶJ-HOPEに対し、メンバーからは大きなハート(愛) が返されていた。そしてARMYとともに「I am your HOPE!You are my HOPE!I am J-HOPE!!!」と叫び、本編最後の曲、ソロアーティストとしての始まり、原点ともえる楽曲「Hope World」。まさに“J-HOPE”の世界そのもので、彼らしい明るさ、遊び心、そして誠実さが詰まったパフォーマンスを披露し、最後は「アンニョン!!」と声をあげて本編の幕をおろした。




AMRYのアンコールが響くなか、ステージに再登場したJ-HOPE。「急にJ-HOPEが出てきてビックリしたでしょ。皆さんが望んでいたアンコールステージです。次のステージのためには、特別な準備が必要です。今日は、もっと!特別な準備が必要です。心の準備はできましたか?ARMYの皆さん、準備はいいですか?それでは、いきましょう!」と話し、「Spring Day」へ。とここで、BTSのリーダーJINが登場。JINの甘く切ない声とJ-HOPEの温かな優しい声のハーモニーを響かせ、最後は「We Back!!」と叫び、JINとステージ上での再会を喜んだ。「6月13日、特別な日にJINさんが来てくれましたが、本当に感動しました。JINさんも、快く一緒にやると言ってくれて、とてもありがたかったし、本当に感謝しています」とJINが登場してくれたことに感謝を伝え、「今日のような素敵な日に、一緒にいてくれてありがとうございます。JINさんをこのまま帰らせるわけにはいかないですよね?一曲やらないと」と話すとJ-HOPEからは「Epiphany」のオーダーが。JINは「「Epiphany」ですか?(笑)。準備していたとおりにやりましょうよ」と微笑ましいやりとりも見せた。6月13日という大切な日だから来たと話すJINは彼のソロ曲「Don’t Say You Love Me」を披露。



さらにJUNG KOOKも再登場し、3人のユニット曲「Jamais Vu」を披露し、会場は大歓声に包まれた。2人が降壇し、「Future」で大きなハートを何度も作り、ステージを去ったかのように見えたが「サプラーイズ!」の声とともに再びステージに現れ、「NEURON (with Gaeko,yoonmirae)」をパフォーマンス。「最後だからみんな一緒に!」と声をあげ、ARMYとともに大合唱。最後の瞬間まで楽しみ、『j-hope Tour ‘HOPE ON THE STAGE’ FINAL』のステージを降りた。



圧倒的なパフォーマンス力とアート性で、“ソロアーティスト・J-HOPE”としての存在を確かなものにした今回のツアー。自身のルーツであるダンスへの愛、音楽への真摯な姿勢、そしてARMYへの深い想いが重なり合い、唯一無二のステージを完成させた。さらにJUNG KOOKやJINとの共演、客席に集ったメンバーたちの姿が、この特別な時間にさらなる意味を与えていた。ソロという名の旅を経て、再び“完全体のBTS”が動き出そうとしている──そんな未来が、すぐそこまで近づいていることを強く感じさせる、感動と希望に満ちた夜だった。



<最後MCメント>
「MC:ARMYと走ってきたツアーが、本当に最後に向かっています。まず、6月13日、楽しんでいますか?BTS FESTAは楽しんでいますか?Killin’ It Girl (feat. GloRilla)!また楽しんでくれますよね?最後に、『‘HOPE ON THE STAGE’ FINAL』 楽しんでいらっしゃいますか?まず、とても感謝しているのは、雨の降る悪天候の中、一緒に楽しんでくださって、感謝しているということです。でも、これくらいの雨はロマンだと思います。ちょうどいい感じで楽しめる程度?ですよね?土砂降りになったら問題ですけど。雨が降っているにもかかわらず、皆さんの応援と歓声に驚きました。このツアーが終わりかけていることも信じられません。一生懸命準備したし。面白いのは、海外ツアー最後の大阪公演で感情がこみあげて、泣いてしまいましたが、今日は6月13日!楽しい日なので笑うしかありません。笑ってもいいですか?それだけとても幸せな日であり、ARMYの皆さんにとってもそうですし、メンバーたちにとってもそうです。

今日ここにメンバー達が来てくれました。(映像にメンバー映る) 愛してる!! みんなにとって特別な日です。メンバーたちがみんな、軍服務を終えて帰ってくるタイミングになりました。これからお見せできることが多いでしょう。一生懸命に準備してお見せしますので、楽しみにしていてください。メンバーたちへ、拍手をお願いします。お疲れ様!! 僕がさっき、「HANGSANG」を歌う時、メンバーたちを見ながら歌いました。とても大切な存在で··· 彼らがいなかったら僕もいなかったし、皆さんがいなかったらグループも存在しませんでした。いろいろな意味で僕たちはつながっていると思います。本当にありがとうございます。僕はいつも同じです。体が動く限り、良いステージをお見せします。ずっといい音楽をお聞かせしたいと思います。ありがとうございます。

6月13日に来てくださって『‘HOPE ON THE STAGE’ FINAL』に来てくださって本当にありがとうございます。愛してます。ライブビューイング、見ていらっしゃいますよね?TMIですが、今朝起きたら、扁桃腺が腫れていてとても驚きました。ARMYの皆さんに会うんだから、頑張らないといけないなと思ったんですが、本当に痛みも消えますね。それだけARMY力はすごい!J-HOPEを動かします。愛してます、本当に。雨がしとしと降っていますね。さぁ!今、僕が聞いたところでは「愛してる」と聞こえましたが。それが当たっていたらみんな叫べ!僕も大好きです。最後まで遊んでみましょう!最後の曲、僕たちだけの世界に行ってみましょう。今まで『‘HOPE ON THE STAGE’』!ファイナルだから、皆さんがやってくださると思うんだけど?



■詳細
『j-hope Tour ‘HOPE ON THE STAGE’ FINAL』
開催日:2025年6月13日(金)
時間:19:00開演
開催場所:[韓国・高陽市]高陽総合運動場メインスタジアム
スペシャルゲスト:JUNG KOOK、JIN

<セットリスト>
1.What if…
2.Pandora’s Box
3.Arson
4.STOP
5.MORE
6.on the street (solo version)
7.lock / unlock (with benny blanco, Nile Rodgers)
8.i don’t know (with HUH YUNJIN of LE SSERAFIM)
9.i wonder… (with Jung Kook of BTS)
10.Seven (feat. Latto)
11.Trivia 起 : Just Dance
12.Killin’ It Girl (feat. GloRilla)
*6月13日13時にリリースしたデジタルシングル/初披露
13.MONA LISA
14.Sweet Dreams (feat. Miguel) – FNZ Remix
15.1 VERSE + Base Line + HANGSANG (Feat. Supreme Boi)
16.Airplane + Airplane pt.2
17.MIC Drop + Silver Spoon + Dis-ease  
18.Outro : Ego   
19.Daydream    
20.Chicken Noodle Soup (feat. Becky G)   
21.Hope World      
22.Spring Day
23.Don’t Say You Love Me
24.Jamais Vu
25.= (Equal sign)
26.Future
27.NEURON (with Gaeko, yoonmirae)

(P)&(C)BIGHIT MUSIC


TEXT/Kyoko Fuse


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