コーチェラにENHYPENがK-POPボーイグループ唯一出演!最もアツいと評されるSaharaステージで最高のパフォーマンスを魅せる<イベントレポ>
2025.4.17
日本時間の2025年4月12日~14日、19日~21日にかけて、アメリカ・カリフォルニア州インディオで開催される「Coachella Valley Music and Arts Festival(コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル)」にENHYPENがK-POPボーイグループとして唯一出演を果たした。その記念すべきステージの様子をEmo!miuでもちょこっとお届け!
Coachella Valley Music and Arts Festival(コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル。以下、コーチェラ)は1999年にスタートした、世界中の音ファンが注目するフェスのひとつで、アメリカの音楽フェス文化を象徴する存在でもあるコーチェラ。2019年にはBLACKPINKがK-POPグループとして初出演、2022年にはコーチェラのステージにサプライズ再結成した2NE1が登場し、世界を驚かせた。そして2025年。今年はK-POPボーイグループとしてただ唯一ENHYPENがこの夢のステージに登場!
ENHYPENといえば2024年に発売したアルバム『ROMANCE : UNTOLD』が初週で234万枚を売上、累計販売枚数500万枚を突破。日本ではオリコン週間アルバムランキングやBillboard JAPANの「Top Albums Sales」「HOT Albums」で1位を獲得し、国内外でも高い評価を受けているボーイグループだ。また来る7月5日、6日には東京・味の素スタジアム、8月2日、3日には大阪・ヤンマースタジアム長居にて、海外アーティスト史上デビュー後、最速でのスタジアム公演を控えている。

そんな今、勢いに乗るENHYPENが立ったのはコーチェラの中でも最もアツいと評されるSaharaステージ。観客がジャンプし、踊り、全身で音楽を感じるこのステージに、彼らがグローバルアンバサダーを務めるPRADAが特別製作したデニムの衣装をまとって7人が登場。巨大スクリーンに「FUEL THE FEVER」の文字が浮かぶと、会場のボルテージは一気に上昇!“ENHYPEN”の文字が映し出されると、緊張と期待が入り混じったような表情でメンバーが姿を見せるとSaharaステージ全体に歓声が響き渡っていた。

記念すべきコーチェラのオープニングナンバーは「Blockbuster」。ライブバンドの演奏に乗せてハンドマイクで力強く声を上げる姿からは演出には頼らない“実力”と“覚悟”が伝わってくるかのようなパフォーマンスを1曲目から見せた。そして「Blessed Cursed」、「Future Perfect (Pass the MIC)」と続く。途中、HEESEUNGが鋭い眼光を見せたかと思えば、JAYの「Let’s GO!!!!」と魂の叫びが響く。JUNGWONは「今夜、ここにいる最高のみなさんと一緒にいられることをとても光栄に思います」と感謝を伝え、コーチェラのステージに立てたことを喜んだ。そしてJAYが「OK、コーチェラ!! Make Some Noise!!!」と観客を煽り、「ParadoXXX Invasion」へ。ここではENHYPENのパフォーマンスの要ともいえるNI-KIがソロのダンスブレイクから7人のダンスブレイクと繋ぐアレンジを見せ、息をつかせぬ展開に。強烈なパフォーマンスに生歌の熱が重なり、“パフォーマンス強者”と呼ばれるにふさわしい実力と魅力を存分に爆発させた。
続く「Paranormal」ではそれまではクールに熱く踊っていたSUNOOが観客に向かって笑顔で手を振る場面も。メンバーたちも笑顔をのぞかせ、彼ら自身がコーチェラのステージを楽しんでいることを感じられた。またオーストラリア出身で英語が堪能なJAKEは「もうすでにめちゃくちゃ盛り上がっていることを感じているけれど、まだ始まったばかり。このあとももっと楽しくなるから楽しみにしていて。今夜は絶対に忘れられない夜になるよ、見逃さないで!」とコメントし、ENHYPENにとっても伝説的なステージなることをメンバーたちも確信していたよう。中盤戦ではSUNGHOONのソロダンスから始まった「XO」。「No Doubt」、「Sweet Venom」、「Daydream」と続けて披露し、ステージに深みを増していく。

そしてコーチェラの名物ともいえる“ピンクムーン”が夜空を彩る頃、披露したのは「Moonstruck」。ここではダンスパフォーマンスを封印。マイクスタンドを使って生歌の力を見せつけた。HEESEUNGがコーチェラのステージに切ない高音を響き渡るとステージのモニターにも“ピンクムーン”が輝き、観客をENHYPENの世界観に引き込んだ。そしてステージはいよいよ終盤戦。「Bite Me」、「Drunk-Dazed」とENHYPENのダークファンタジーの世界観を爆発。彼らのデビュー曲でもある「Given-Taken」はコーチェラのSaharaステージらしくEDMver.にアレンジ。メンバーも曲に合わせて身体を揺らし、いつもとは違うアレンジを楽しむ様子を見せると、オーディエンスの歓声は最高潮に!そしてラスト13曲目「Brought the Heat Back」。ここまでほぼMCをなしで駆け抜けた45分間のステージの集大成ともいえる熱量を放ち、まさに“FUEL THE FEVER”。コーチェラをENHYPENの熱で包み込み、圧巻のステージで締めくくった。
ちなみに今回のENHYPENのステージはコーチェラのストリーミング同接数でなんと、2018年のビヨンセに続く歴代2位を記録!4月20日(現地時間19日20時35分)にも再びコーチェラのステージに登場予定の彼らが次に見せてくれる姿に期待せずにはいられない。
■詳細
【Coachella Valley Music and Arts Festival(コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル)】
日本時間:2025年4月12日~14日、19日~21日
会場:アメリカ・カリフォルニア州インディオ
(P)&(C) BELIFT LAB Inc.
【Coachella Valley Music and Arts Festival(コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル)】
日本時間:2025年4月12日~14日、19日~21日
会場:アメリカ・カリフォルニア州インディオ
(P)&(C) BELIFT LAB Inc.
TEXT/Kyoko Fuse