石黒正数氏による青春漫画「ネムルバカ」の実写映画が３月20日（木・祝）より絶賛公開中！

心地よさと焦りが共存する大学生という不思議なひとときのなかで、自分らしさを見つけようと、もがきながら過ごす若者たちを描いた青春作品で、久保史緒里さん（入巣柚実役）、平祐奈さん（鯨井ルカ役）がW主演を務める。

そんなふたりを取り巻く、個性的なメンバーとして、実生活でも大親友だと公言するふたり、綱啓永くんと樋口幸平くんが親友役として出演！　Emo!miuでは撮影現場での様子やふたりの近況について、仲良く語っていただきました！

インタビュー中は終始ボケ＆ツッコミに、褒め合いが止まらない?!（笑）息ぴったりなエモすぎる“つなこへ”(綱啓永×樋口幸平 コンビ)インタビューをお届けします♪

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この４人、本当に現実にいそう

■「ネムルバカ」、どんなところに魅力を感じますか？

綱啓永（以下、綱）　柔らかくてすごく温かい空気感を感じました。大学生の日常を描いているので、より僕らの年齢に近くて、共感できる部分が多かったですね。入巣とルカの掛け合いがボケとツッコミみたいで飽きないですし、なんかすごく落ち着くんです。

樋口幸平（以下、樋口）　何気ない日常を描いているんですけど、なにかを始めてみよう、新しいことに挑戦してみようと思わせてくれる作品だなと思いました。入巣とルカ、そして田口（綱啓永）、伊藤（樋口幸平）、この４人が本当に現実にいそうなキャラクターなので、現実とリンクしそうな雰囲気がある、そんな作品だと思っています。

ツッコミ争いが勃発!?

■リアルでも親友のおふたりが、劇中でも親友！　撮影現場はいかがでしたか？

樋口　やっぱりこんなに仲がいいと、自然とアドリブが出るんだなと（笑）。考えて出すというより、自然とぱっと出るんですよ。この作品を経て、現場に入る前のコミュニケーションって本当に大事なんだなと、改めて思いましたね。

綱　いや本当に思いました！　しかもちゃんと役を通してのアドリブができていたので。楽しいシーンでのアドリブなど、普段の関係性がないと結構やりにくいんですよ。でも幸平とは5年来近くの親友なので、もう余裕でした。な！

樋口　うん、うん（深く頷く樋口くん）。

■おふたりの共演シーンの掛け合いは“素”のおふたりに近いんですか？

樋口　まさにあんな感じですよ。

綱　やっぱ普段も僕がツッコミなので。

樋口　いや、僕がツッコミ!!




■おふたりともツッコミ!?

綱　僕は生粋のツッコミ、幸平が生粋のボケなので。

樋口　いや、僕は天性のツッコミなので。裏でさばいているのが僕なんですけど、それに気づいていないのがかわいいですよね。

綱　こいつ！（笑）ツッコミをやりたい時期なんですよ～。

■お互いにボケて、お互いにツッコんでいるということで…。

樋口　まぁ、そういうことでいいですよ。

綱　不服感を出すな（笑）!!

2人　あははは（笑）。

お互いに“友達バカ”。お互いになにかあったら駆けつける

■映画のタイトル「ネムルバカ」にかけて、自分自身の「◯◯バカ」なところを教えてください。

綱　幸平はただのバカ（笑）。

樋口　それはただの悪口（笑）、それはあかん。そうだなー、お互いに“友達バカ”だとは思いますね。

綱　あぁ、言われちゃったな（笑）。

樋口　お互いに友達のことがめちゃくちゃ好きなんですよ。僕は綱くんが困ったら、絶対にいちばんに助けたいと思うし。

■そんな樋口くんが思う、綱くんの“友達バカ”な一面は？

樋口　お互いに困ったときとか、苦しいとき、落ち込んだときに必ず会っているんですよ。誰かに話したいときってあるじゃないですか。そういうときに綱くんは絶対に会ってくれる、本当に友達想いなんだなと感じています。

綱　同じになっちゃうんですけど，僕もお互いに“友達バカ”だと思います。友達が悩んでいたらいちばんに駆けつけている幸平の姿を見ているし、本当に友情に熱いんですよ。

ふたりの連絡はいつもテレビ電話!? 仲良しすぎる友情エピソードがエモすぎる

■そんな“友達バカ”なおふたりの最近のエピソードがあったら教えてください。

綱　あれ？　いちごあめ、食べに行ったっけ？

樋口　行ってないだろ！　いつの話だよ。相変わらずサウナに行ったり…。

綱　あついこの間ご飯を食いにいきました、もんじゃ！

樋口　あ、そうだ!!



■どちらが声をかけることが多いんですか？

綱　幸平かなー。いつも、電話してくるんですよ！　僕、メッセージ派なのに。ビデオ通話すると、10分くらいは話しちゃうじゃないですか…。

■え！　音声だけじゃなく、ビデオ通話なんですか!!!!

樋口　はい（笑）。

綱　起きがけにかかってきて、そのままビデオ通話が始まって…。通話をつなげたままご飯を食べて…（笑）。

樋口　ご飯を食べにいこう！って、ビデオ通話で誘ってるのに、ご飯を食べてるんですよ!!

綱　いや、行くんですよ!!　行くんですけど、そのビデオ通話が20分くらいあるから（笑）。僕、基本的に１回目の電話に出ないんですよ。電話が嫌いだから（笑）。ビデオ通話で20分話すなら早く会おうって思うタイプです。でも掛かってきたから、一応掛け直すんですよ。そしたら、一言目が「なんだよ（ニヤニヤ）」で。いや、お前がかけてきたんだろ!!って（笑）。



■樋口くんは寂しがりなんですね!!

樋口　いえ、違います（笑）。

綱　いや、寂しがり屋なんじゃない？（笑）。僕はひとりでもご飯にいけちゃう孤高タイプなんですけど…。

樋口　どこがだよ（笑）!!!

綱　（笑）。

ふたりで“バディものをやりたい”

■「ネムルバカ」では親友役でしたが、また共演する機会があったらどんな役をやりたいですか？

綱　バディを組みたいですね。関係者のみなさま、ぜひバディものを僕らにやらせてください！

■いろんなバディがありますが、何をやります？

綱　探偵（即答）。

樋口　さっきからそれ（探偵）言ってるな（笑）。僕があんまり刺さってないことに気がつけ！　ずっと「探偵ドラマのバディをやりたい」と言ってくるんですけど、僕には刺さってないんです。僕は普通に刑事ドラマで…。

綱　今、イメージが降ってきました。ふたりで並んで、ノールックでグータッチしたいですね。

樋口　それはかっこいい（笑）。

■刑事ドラマでノールックグータッチを。

樋口　はい！

綱　いや、探偵もので…。

樋口　いや、それなんなの！　ずっと探偵って。探偵がいつノールックでグータッチするの？　　刑事ドラマでふたりそろってスーツのほうがかっこいいって。

綱　あ、思いついた。犯罪者は？　ふたりででっかい強盗とかする役！

樋口　それもいいね。あと、芸人役とか。コンビを組んでショーレースとかに参加する芸人２人の生き様を描いていくっていう…。

綱　それ、役じゃなくてもできるよ。ショーレースにエントリーはできちゃうから。

■コンビ芸人役をやるとなると…あの問題が勃発しますね。

樋口　僕がツッコミ。やっぱり普段と似ているほうがリアリティがあっていいと思うので。綱くんはギャグをやる系のボケ担当で、僕は爽やかにさばくツッコミ役ですね。もぐライダーさんの芝さんみたいな役、やりたいですね。

綱　ま、普段は僕が繊細なツッコミをやっているので、演技のときくらいはボケをやりましょうか。

「今回、記念すべき“共演作品”なので、めちゃくちゃエモいです」

■ちょっとしたやりとりにおふたりの仲の良さが伺えますね。ではそんな仲良しのおふたり、せっかくだから言っておこう！ということはありますか？

樋口　一生、仲良くしていたいです、本当に。歳を重ねていっても、50、60歳になっても飲みに行きたいし、バカな話もしていたいですね。本当にそう思っています。

綱　（うなずく綱くん）。

■サイト名にかけて、最近エモいと思ったエピソードを教えてください！

綱　まずはこの作品！　今回、樋口幸平と共演できることがめちゃくちゃエモいですね。5年来近くの親友なので、そのふたりが親友役として出演することができた「ネムルバカ」は本当に大事な作品になりました。
あと、昨日の話なんですけど。幸平とは別の仲の良い友達とバラエティ番組に出たんですよ。その友達ともプライベートでよく会っているんですけど、久しぶりに仕事で会ったのでなんかエモさを感じましたね。



■今回もですが、お友達と仕事現場で会うというのはどんな心境ですか？

綱　超嬉しいです！

■気恥ずかしさとかないんですね。

綱　ないですよ。友達がいると、もう安心、安心！　そのなかでも、幸平との共演が一番安心感を感じましたね。プライベートで、一番会っている友達が幸平なので（笑）。今も週２くらいでは会っているんじゃないかな。

■樋口くんはいかがですか？

樋口　僕もやっぱり今回の作品、「ネムルバカ」ですね。こうやって映画で、綱くんとがっつり共演することができたことが本当にエモくて。実は今回の共演は“初”じゃないんですよ（笑）。実は5年位前にこっそりと共演しているんです。でもそのとき、僕は役名もないような小さな役だったし、ただ同じ作品に出ている…という感じで。ついに今回、記念すべき“共演作品”なので、めちゃくちゃエモいです。

人としても役者としても尊敬しあう関係

綱　これまではプライベートのおちゃめな幸平しか見ていなかったんですよ。当たり前なんですけど、現場ではめちゃくちゃ真面目な顔をしていて、監督に相談に行くときとか、僕が見たことがないような表情をしていたりして。もともと人として尊敬していましたけど、改めて俳優としても尊敬できました。

樋口　僕も友達としての綱くんしか知らなかったのでまったく一緒の想いです。がっつりと共演して、しかも親友役！　ふたりのシーンも多かったし、俳優としての佇まいを見られて、こんな感じで普段仕事をしているんだと知れて。こりゃ、みんな綱啓永を応援したくなるなと思いました。

■共演できると聞いたときはいかがでしたか？

樋口　嬉しかったですね。この業界で一番仲の良い、いや人生で一番仲が良い人と共演できるんですから。だから楽しみでもありましたし、仲がいいからこその不安とか、お互いの仕事をしている姿をどう見るんだろうとか、思っていましたね。でも実際に共演して、改めて尊敬しましたし、やっぱり彼はすごいなと思いました。一緒にお仕事ができてよかったなと思いました。

「ネムルバカ」は僕らにとっても大事な作品

■では最後に読者にメッセージをお願いします！

綱　Emo!miu読者のみなさん、こんにちは。綱啓永です。（と、ここでメッセージ動画撮影のテンション感で、樋口くんに自分の名前を言わせる綱くん）

樋口　樋口幸平です（笑）

綱　（笑）。
「ネムルバカ」は僕らにとっても大事な作品になりました。ずっといっしょに演技をしたいねと話していた幸平との共演が叶った、エモい瞬間が詰まった念願の作品です！　主演ふたりの空気感のなかに、僕らふたりが混じって、ちょっとコメディチックな雰囲気が加わりました。笑いあり、涙あり、見どころがたくさんありますのでぜひ映画館でご覧ください！

樋口　久保さん演じる入巣と平さんが演じるルカがこの作品を照らしてくれていて、本当に明るい、温かな映画になっていると思います。観てくださったみなさんのなにかを始める、気づくキッカケになり得る作品だと思いますし、そこに僕と綱くんが演じるふたりがいいスパイスを加えているのでそこも楽しんでいただけたらなと思います。
この４人だからできた最高の時間を共有できたらいいなと思っていますので、ぜひ映画を観て楽しんでください！

■ありがとうございました！

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