「そっと寄り添いあなたを離さないでしょう。」坂東龍汰主演映画『君の忘れ方』の監督自らが書き下ろした小説発売!



KADOKAWAは、作道雄監督の小説【君の忘れ方】を2024年12月12日(木)に発売する。

本作は2025年1月17日(金)公開、坂東龍汰主演、西野七瀬出演の映画『君の忘れ方』を作道監督自らが小説に書き下ろしたもの。映画にはない、主人公が付き合い始めた頃のエピソードなど大きく加筆し、切なく心あたたまる不思議なラブストーリーに仕上がっている。

また、坂東龍汰から小説を読んでのコメントが到着。映画のスチルを使用した書影も公開!



大切な人を亡くしたものたちの〈愛と再生〉の物語

森下昴は付き合って3年が経つ恋人・美紀との結婚を間近に控えていたが、ある日、彼女は交通事故で亡くなってしまう。言葉にならない苦悩と悲しみで茫然自失の日々を過ごす中、母に促され、久々に故郷の岐阜へと帰省する。母もまた、二十数年前に不慮の事故で夫を亡くし、未だに心に傷を抱えていた。悲しみは癒えないと思っていたが、ある不思議な体験を通して、昴は美紀の死と向き合っていくようになるが――。

映画主演・坂東龍汰から小説へコメント到着!

あなたの思い出し方を思い出しました。

心のどこかぽっかり空いた穴を温かな風が通り抜けるような、そんな物語。

大切な人の死や喪失を経験した人にそっと寄り添いあなたを離さないでしょう。

――――――――――――――――――――――――――坂東龍汰


映画ストーリー



付き合って3年になる恋人・美紀(西野七瀬)との結婚を間近に控え、幸せに満ちた日々を送る昴(坂東龍汰)。しかし、「一緒に帰ろうよ」と留守電にメッセージを残したまま、美紀は事故で突然亡くなってしまう。愛する婚約者を亡くした昴は、深い喪失感に苛まれながらも、母・洋子(南果歩)に促され、久しぶりに故郷の岐阜へ帰省する。そこで同じ悲しみを抱えるグリーフケアの仲間たちと出会い、少しずつ美紀の死を受け入れ始める。そんなある日、昴の前に突然、美紀が現れる。彼女は現実なのか、それとも‘まぼろし’なのか…。美紀は言葉を発さず、優しく昴を見守るだけ。「覚えているから辛いのか、忘れていくからか…」と自問しつつも、その美紀の存在に深く依存していく昴。憔悴した昴を温かく受け入れる母・洋子もまた、不慮の事故で亡くなった夫のことで未だ悩み続け、葛藤していた。「見えなくても、近くにいてね」と、このまま美紀との再会の時が続くことを願う昴。悲しみの果てに昴が見つけたものとは…。

■詳細
【君の忘れ方】
価格:1,650円(税込)
著者:作道 雄
体裁:四六判
頁数:208頁
装丁:青柳美奈
初出:書き下ろし
発行:株式会社KADOKAWA
発売日:2024年12月12日(木)※電子書籍同日配信

【映画『君の忘れ方』】
公開日:2025年1月17日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開
出演:坂東龍汰、西野七瀬、津田寛治、岡田義徳、風間杜夫、南 果歩ほか
監督・脚本:作道 雄
エンディング歌唱:坂本美雨
配給:ラビットハウス

©「君の忘れ方」製作委員会2024

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