<イベントレポ>木村柾哉(INI)と⼭中柔太朗(M!LK)が友情の熱いハグ!渡邉美穂&⿑藤なぎさの運命的な仲の良さも♡ 映画『あたしの!』初日舞台挨拶



渡邉美穂&木村柾哉(INI)の映画初主演となる2人がW主演の映画【あたしの!】が2024年11月8日(金)より大ヒット公開中!公開日となった同日、東京で【映画『あたしの!』初日舞台挨拶】が行われ、W主演の渡邉美穂、⽊村柾哉(INI)、⿑藤なぎさ、⼭中柔太朗、監督の横堀光範が登壇した。



ド直球ガール・関川あこ子を演じた渡邉は「何度でも何度でもこの映画を楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。こうして初日を迎えられて、ひとまず安心しております。」と挨拶。学校一の王子様&告白された女子は3桁、でもミステリアスな一面を持つ御共直己を演じた木村も「このような日を迎えられて本当に嬉しく思います」と初の初日舞台挨拶を喜んだ。



本作が長編初デビューとなった監督は、やや緊張気味の様子。木村が「さっき舞台裏では全然緊張してないって言ってたのに!」とからかうが、山中から「柾哉くんが『人多いよ〜!』って緊張させてました。」とリークすると、慌てて「そんなつもりなかったですけど!(笑) 『今日いっぱいいるみたいですね〜』とか言っちゃって、すいませんでした(笑)」と最初から和やかなムードを作り上げていた。



改めて、初主演作の初日舞台挨拶を迎えたことについて、心境を聞かれると、木村は「(実感が)あんまり湧いてないっちゃ湧いてなくて、自分も今ふわふわしてるんですけど・・・」と述べつつ「改めてこうして考えてみると、本当にこのような機会をいただけて光栄ですし、素敵な経験させていただいたなっていうのはすごく思っていて。僕も役者としてこのような舞台に立つのも初めてなので、そんな瞬間を皆さんと一緒に同じ空間を過ごせるのも嬉しいですし、見届けてくださって本当に嬉しいなっていう風に思います。」と共演者やファンの方々へ感謝の気持ちを綴った。



高校生の頃から映画制作に携わりたいという夢があったという渡邉も「8年越しにようやくその夢を叶えられたので、ほんとに素直に嬉しいなっていう気持ちです。」と満足そうな表情をみせた。またこの日、朝8時から自ら映画を観に行ったと明かし「1回冷静になって1人で観てみようかなと思って観に行ったんですけど、今日公開されるんだなっていうのがすごい実感が湧いてきて、感動するなっていうのを感じて。本当にこれが一生に1回、初めての主演・初めての舞台挨拶になるので、今この時、この景色をしっかり目に焼き付けて帰れればいいなと思います。」とこの場の雰囲気を噛み締めた。



前回の舞台挨拶同様、今回も渡邉は朝の3時に起きてしまったそうで「ぱって目が覚めちゃって、やっぱり眠れないんだなって緊張すると・・・」と打ち明けるが、一方木村は「僕、バチバチに8時とか9時に起きました。」と通常運転であることを明かし、笑いを誘った。



「やっぱり夢って叶うんだな」と感慨深げな表情で語ったのは監督。「こうやって夢を叶えさせていただいたのは当然僕だけの力じゃないし、ここに並んでる皆さんのおかげだし、僕をこの作品に選んでくれた幸田先生もそうだし、プロデューサーの皆さんも、本当皆さんのおかげだなと思いますのでほんと感謝しかないです。」と語り尽くせないほどの感謝の気持ちをのべた。



続いて、出演オファーを受けたときの自分を振り返り、今の自分だったらどんなこと言ってあげたいかについてトーク。オファーを受けたのは約1年半ほど前とのことで、各々記憶を呼び覚ましつつ、渡邉は「やっぱり嬉しかったですね。最初お話いただいた時は、嬉しい気持ちと同時に「私でいいんですか!?」ももちろんありましたし。 多分当時の私は本当に映画を撮りきれるのかなとか、本当に公開されるのかなって、それが実感が湧かない自分がいたんですけど、無事初日を迎えられたから安心してねって伝えてあげたいです。」と喜びと同時に不安を抱えていた自身にエールを贈った。



木村は監督いわく、現場入りのときにすごく怯えていたそうで「本当にビクビクしてたし怖かったんですけど、現場にこうして入ってみれば素敵なキャストの皆さんと、監督も幸田先生も周りのスタッフの皆さんもすごい気さくな方が多くて、そんなビクビクしなくていいんだよっていうのは伝えてあげたいです。」と現場の暖かい雰囲気を伝えた。「クランクイン前の自分には体調とか気を付けてみたいなのちょっと言ってあげたいです。」と苦い顔もしていたが、いまでは“懐かしい思い出”と昇華できているようだった。



あざと系女子であこ子の親友である谷口充希役を演じた⿑藤は、渡邉と同じく「すごい嬉しかったです。」と一言。「少女漫画がちっちゃい頃から大好きだったので嬉しかったですし、とにかく充希ちゃんもあこ子ちゃんも『可愛い!』ってすごい思ってたので『この役を演じさせていただけるんだ!』って思いました。」と好きなキャラクターの実写化を担当できたことの喜びを語った。また「充希ちゃんは自分にとって新たなジャンルっていうか、あまり演じたことないジャンルの役だったので、大丈夫かなっていう気持ちはすごくあったんですけど、私も大丈夫だったよっていうのを過去の自分に伝えたいですね。」と自身に向けて報告していた。



直己の小学生からの親友・成田葵央役の山中は「僕は1個あるんです、言いたいことが。アドリブには気をつけろって。」とコメント。「現場にいざ入ってみたら、監督がめちゃくちゃ伸ばすんですよ。カットをかけずに自由にやってくださいってすごく託してくれるんですけど、多少ある程度考えてないとすっと出てこなくてなかなか難しくて意外と。」とアドリブに苦戦したことを告白。



同じくアドリブの嵐をくぐり抜けた木村に「2人で頑張りましたよね」と顔を合わせると、深く頷きつつ「アドリブになった瞬間『カットかかんないな、どうしよう・・・』ってなったんですけど、いつも柔太朗くんが引っ張ってくれて」と山中のリーダーシップを称えた。実際にアドリブ場面が使われているシーンもいくつかあるようで、屋上で木村と山中がベンチに座っているシーンや、渡邉と⿑藤が最初に廊下を歩いているシーンなどが、該当するそうだ。

その話を聞いた渡邉も「私の悪い癖なんですけど、アドリブになると素の渡邉美穂が出てきそうになるんですよ。ラッキーなことにどちらかというと素が今回あこ子に似てたので、意外とあこ子っぽくいけちゃうんですけど、役を降りないようにアドリブをするときは気をつけてました!」と芝居の工夫を明かしつつ「もう1回皆さんで観る時とか注目してほしいですよね!」と呼びかけた。



また、あこ子が直己との恋を運命の恋にしようと頑張る本作にちなんで、今まで人生の中でこれは運命だと思った出来事や出会いについて発表するコーナーに。トップバッターは「昨日、運命を感じたんですよ。」と語る山中。ふとタイ旅行に行きたいと思っていたところ、メールマガジンで「タイはいかがですか?」とメッセージが来たそう。「調べてないんですよ1回も。ほんとに行こうかなと思います!」と嬉しそうに語った。



⿑藤は、原作者の幸田もも子先生について「ずっと前から好きって言ってくださってて、アイドルの時の14歳の⿑藤なぎさから知ってくださってて『ほんとに大好き!』みたいなことをツイートしてくださったりリプしてくださったりしていて。だから何年越しかに私がアイドルを卒業してご一緒できたっていうのがすごく運命的だなって思いました。」と満面の笑みをみせた。また渡邉についても「元々推しメンだったので、まさか共演できると思ってなかったので、どっちも運命だなって思いました。」と本作は運命づくしであったことを明かした。

渡邉も⿑藤との出会いを運命だと感じていたようで、テーマパークでたまたま遭遇して一緒に写真を撮ったことや別の場所で遭遇したことを振り返り「今回こうやって一緒にお仕事できたのも、また何かの運命なのかなって思って嬉しいです。」と笑顔を見せた。ちなみにこのことは監督は知らずにキャスティングしていたのことでまさに運命的な出会いだったとのこと。


2人になぞらえて木村も「運命的な出会いを果たしたんですけど・・・彼。」と山中を指し、山中がM!LKとしてデビューする前からダンス講師として出会っていたことを告白。「先生と生徒の関係だったんですけど、今回なんと親友として共演することになって、これはちょっと運命的な再会を果たしたなって思います。」と語ると、会場からは拍手が贈られた。

監督は「このキャスト皆さんに出会えたっていうのを運命感じます」と監督らしいコメント。加えてボクシングにハマったことを明かすと、次回作でボクシング映画をほのめかされ「確かにやりたいですね。」と前向きな様子。「2人(木村と山中)が今度は戦うっていう」と2人に視線をくべると、山中は「ちょっと弱そうか俺。もうちょっと鍛えてきます・・・」と少し不安げだったが「2人は運動神経めちゃめちゃいいから、多分(身体を)作ってくると思います。」と期待をこめた。



イベント終盤、初日舞台挨拶を迎えたということで、渡邉と⿑藤、⽊村と⼭中のそれぞれ親友役を演じた組同士で、いまだからこそ伝えたい率直な想いを打ち明けることに。渡邉は若干涙を見せそうになりつつも「アイドルの時から私もなぎさちゃんのことをずっと『可愛いこの子!』って思って、写真とか保存したりしていたんですけど、内心元アイドル同士っていうのもあって、共演する機会とかってないんだろうなって半ば諦めてる自分もいて、今回奇跡的にこうして一緒にお芝居をやることができて本当に嬉しかったです。本当にすぐ仲良くなったよね、話してても時間があっという間に過ぎるというか、撮影中もですし撮影からもう今1年以上経ってるんですけど、ずっとプライベートでも仲良くしてくれて、ずっと密に連絡取り合ったりとかもして、こうやってなんでもお互いの悩みとか仕事の相談とかができるっていう友達があんまりいなかったので、私としてはすごく出会えてよかったなって本当に思っています。改めて映画を観ても、充希が⿑藤なぎさで本当に良かったなって心の底から思います。これからもよろしくお願いします。」と⿑藤へ想いを伝えた。

その想いを受け、⿑藤は「ほんとに出会えてよかったの一言が本当に伝えたくて。本当にあこ子が美穂ちゃんでよかったなっていうか、本当に美穂ちゃんしかできないって思うし、私も出会ってからすごいポジティブになって。美穂ちゃんからいつも褒めてもらえたりとか、すごい元気をもらっているので、会うたびにすごい幸せになりますし。こんなずっとずっと仲良くできてるのも嬉しいですし、こうやって一緒に演技をさせていただけたのもすごく思い出だなと思います。ほんとにありがとう。」と感謝の気持ちを贈った。


一方、恥ずかしげな様子の木村は「ちょっと簡潔に伝えたいなと思って、感謝を伝えたいんですけど、僕の変なところまで受け入れて、仲良くしてくれてありがとう。っていうのも、(自分は)変なところがあるんですけど、そこさえもすごい笑ってくれたりいじってくれたりして、それがなかったらほんとにやばいやつみたいになっちゃうので、そういうところをたくさん受け入れてくれるので本当に嬉しくて、ありがとう。」と自身をフォローしてくれる山中へ感謝のメッセージ。




⼭中はすぐさま「それも柾哉くんの魅力だと思うんですよ、僕は。」とリカバー。「確かに人間として少ないタイプだと思います。不思議な雰囲気を持ってるし。でも本当に嫌なところとか1個も見つかったことないんですよ僕は。柔らかくていつもニコニコしてて、僕の何倍も忙しいのにいつも笑顔で朝『おはよう』って言ってくれて、そういうのが会うとすごく元気出るし、連絡を取り合ったりして色々相談乗ってくれたり、いつもお世話になってます。また何か次の作品でも共演したいし、音楽も一緒にできたらいいなって思ってます。ありがとうございます。」とアーティストとしての共演願望も明かすと、2人で熱く抱き合った。



そして監督から4人へ「僕もこの作品に入るにあたって、やっぱり初めてのこともあったしすごい不安でした。だけどみなさんに会って、一緒に夢を作ってくメンバーがこのメンバーなんだなって思えた時に、同じ目線で一緒に行けるんだっていう気持ちになれたんで、すごい頼もしかったです。僕も当然初めてなのですごい拙いことがいっぱいあったと思いますけど、こうやって皆さんに集まっていただいて観ていただける、ここまで来れたのはほんと皆さんのおかげだなと思うので、ほんとにありがとう!」と感謝のコメント。そして「この夢が叶ったんで、成長してこのメンバーでまた会えるっていうのが僕の目標だし、夢だなと思ってます。頑張ろう!」といつかまた共演できることを願った。



最後に監督と主演の2人からメッセージ。監督は「今日が初日ということで、僕たちにとっても本当新しいスタートという1日になりました。これからどんどんどんどん、いろんな方にもこの映画を観ていただいて、恋愛と友情、どっちが必要なのか、そして自分の大切な人を思い浮かべながら観ていただける映画だと思ってますので、自分の大切な人、自分があの人と一緒に観たいなっていう方とまた観に来ていただけたら嬉しいです。」と呼びかけた。

木村は「制作中は本当に周りのスタッフさんやキャストの皆さんに支えられてできた映画だったんですけど、今日からは来場してくださる皆さんに支えられていく映画になるんだろうなと思っております。愛情も友情も大人になるにつれて枯れていってしまうところもあるかもしれないんですけど、そういうところにぜひ皆さんに潤いを感じていただきたいですし、それぞれ大切な人を想って、大切な人を思い出せるような作品になっていると思いますので、引き続き観ていただけたら嬉しく思います。」と映画の魅力をアピール。

渡邉は「この映画は観ていて、誰かを好きになることとか、誰かのことを強く思えることってこんなに素敵なんだなっていうのを私は改めて感じて、青春のキラキラしたところとか友情の儚いところとか、甘酸っぱい部分みたいなのも皆さんにいっぱい伝わったらいいなって思いました。あと私はエンドロールを最後に観るのがすごい好きなんですけど、バーって流れていく時に自分の知らないところでこんなにもたくさんの方が携わっていたんだなっていうのを改めて感じた時に、ほんとに自分たちだけではこの作品はできなかったなって思うと、そういうたくさんの方の気持ちも思いもしっかり込めて、それが皆さんに届いたらいいなっていうのを本当に強く思っています。皆さんにこの映画を何度も何度でもこれから先も楽しんでいただきたいですし、ふとした時にこの笑顔を思い出して、皆さんに勇気を与えられたらいいなと思っています。これからも引き続きよろしくお願いします。」と全スタッフの想いをくみ、映画の成功を願った。

↓↓↓本文に入り切らなかった写真を含む36枚を、ページ最下部のギャラリーに掲載中!最後までお見逃しなく♪

<ストーリー>
真っすぐで素直過ぎる性格で、思ったことは即⾏動、自分にも他人にも嘘がつけないあこ子。
あこ子の隣には、小3からの親友・充希がいつもいた。
新学期、初登校の日、全女子の学校に行く原動力・学校イチの超人気者・直己が、まさかの留年により2人の同学年に降臨!
直己に一目ぼれしたあこ子は、ド直球なアプローチを開始。
充希は「カッコイイと思うけど恋愛って感じじゃない」と好きではないと断言するものの、充希の怪しい動きを察知するあこ子。
先手必勝!と、直己に告白するあこ子だが、「彼女つくる気ないから」とあっけなくフラれてしまう。
落ち込むあこ子だが、直己の親友・成田から直己が彼女を作らない理由を聞き、彼を好きでい続けることを決意。
一方で、充希も直己に近づきはじめて…

■詳細
【映画『あたしの!』】
公開日:大ヒット公開中!
出演:渡邉美穂、⽊村柾哉(INI)、⿑藤なぎさ、⼩⽥惟真(THE SUPER FRUIT)、笠井悠聖、藤⽥ニコル、⼭中柔太朗
主題歌:INI「Break of Dawn」(LAPONE Entertainment)
挿入歌:チョーキューメイ「シナモン」(神宮前レコード)
原作:幸田もも子「あたしの!」(集英社マーガレットコミックス DIGITAL刊)
監督・撮影・編集:横堀光範 
脚本:おかざきさとこ
音楽:遠藤浩二
配給:ギャガ

©幸田もも子/集英社・映画「あたしの!」製作委員会

新着ニュース

Present

more