KADOKAWAは、2024年9月28日(土)に髙松アロハ(超特急)のファースト写真集【髙松アロハFIRST PHOTOBOOK 波濤】と、大倉空人(原因は自分にある。)のファースト写真集【大倉空人FIRST PHOTOBOOK TAKATO OKURA】を発売する。そして、10月13日(日)に発売記念イベントを実施。イベント前に合同取材が行われた。

合同取材会

■9月28日にお2人の写真集が同時発売になったと思いますが、今の率直なご感想を教えて下さい。

髙松　僕はこの芸能界で1番仲がいいというか、大親友と言ってもいい空人と一緒に発売することができて、ほんとに嬉しいなっていう限りでございます。2人で同時に発売することによって2人のファンがすごい喜んでくれてほんとに一緒に発売してよかったなって思いました。

大倉　もちろん同時に発売できた嬉しさはそうなんですけど、僕自身写真集を発売するにあたって1歩踏み出した、自分の中で結構大きな決断だったので、それがこうして皆さんの手元に届いて皆さんの声とかを聞くと「写真集をやってよかったな」とすごく嬉しい気持ちでいっぱいです。



■タイトルに秘められた思いを教えて下さい。

髙松　「波濤」という意味が大きな波という意味がありまして、僕のアロハという名前もかけて、芸能界の大きな波を越えていこうという2つの夢を込めて「波濤」という名前にしました。

大倉　僕は自分の名前なんですけど、名刺代わりの1冊をやっぱ作っていきたいっていう思いがすごく強くて。自分のことを応援してくれてる皆さんにとって「私はこういう方を応援してるんだよ」って、自信が持てるようなそんな1冊を作りたいという思いから「TAKATO OKURA」という名前にしました。



■今回の写真集は、いつ・どのくらいの日数をかけて、どこで撮影されましたか？

大倉　僕は5月中旬頃に北海道の道東の方で2泊3日で撮影させていただきました。

髙松　僕は5月の末の方ですね、21、22日・・・。鹿児島県の方で撮影させていただきました。




■お気に入りのページを選ばれた理由を教えて下さい。

髙松　僕は森の中で撮影したんですけど雨が降っていて、雨が降ったことによって良い感じのロケーションというか幻想的になりまして。逆に晴れてるよりも雨の方が良かったんじゃないかなっていう。撮影中はずっと雨が続いてたんですよ。ほんと奇跡の1枚と言っても過言ではない。

大倉　僕は硫黄山の方で撮影した写真なんですけど、これは写真集の初日の1番最後のカットで、ちょうど僕が写真集の撮影をしてる時に洋画にハマっていて、ロケーションといいこの空気感だったり気温だったりが、ものすごい洋画の壮大さというかそういうところに似ていたっていうのもありますし、僕が着てるこのスタイリングがものすごい好みで、それが合わさってすごく良い1枚になったなというところで選ばせていただきました。



■たくさん注目ポイントがあると思うのですが、特に注目してほしいポイントがありましたらお教えください。

髙松　僕の「波濤」は“肉体美”がテーマなんですけど、ほとんど衣装が破けてたりとか、腹筋がバーンって出てたりとか、肩がドーンって出てる写真があるので、肉体美をぜひ見てもらえたらなと思います。

大倉　絶対俺が先に言うべきだったな(笑) 。僕の注目してほしいところは、もちろん身構えてというか良い顔でっていうところもそうなんですけど、そこよりも、本当に楽しんで撮影させていただいたので、すごい素に近いような普段の僕の表情というか、楽しいが前面に出てる写真をたくさんセレクトさせていただいたところです。そういうところはすごく見てほしいなと思ってます。



■今回の写真集に対して、友人やご家族、メンバーなどから何か反応はありましたか？

髙松　僕はサイン入りとメッセージ付きでメンバー全員にお渡ししました。みんな撮影の合間にお渡ししたんですけど、合間時間にすごいびっしり読んでくれて、特にタクヤ(草川拓弥)くんとかは、僕がそれこそ筋肉バンって出てるところとか「わーいいね！」とか「もうアロハ全面出てるじゃん！アロハらしい1冊になったね」って言ってくださいました。嬉しいですね。

大倉　渡した日によってはちょっと荷物になっちゃうかなとか色々考えた結果「欲しい方は挙手制で！」という形で。我先にあげてくれたのは長野凌大っていうメンバーなんですけど、凌大が言うには「読んでてすごく楽しかった！」っていうのも言ってくれましたし「何周でも読み返したい」って、僕にストレートに伝えてくれたので、すごく嬉しかったですね。



■今回の写真集を漢字1文字で例えるならどんな漢字が当てはまりますか？

髙松　難しいですね、これは。

大倉　漢字がわかんないもんね。

髙松　そう、ひらがなとかだったらまだ・・・。僕は“水”！さっきも言ったんですけども雨がすごい降っていて、川に飛び込んだりとか水に触れてるシーンが多いので、水を武器にしたシーンがたくさんありますね。

大倉　“鬼に金棒、アロハに水！”

髙松　そうです！こう呼んでください(笑)。

大倉　僕は“道”ですね。撮影地が北海道だったっていうところで、道っていうのもそうですけど、僕の写真集の意味合い的には名刺代わりの1冊にしていきたいっていうところで、またここから大倉空人として、夢に向かった道を歩いていきたいっていう意味もありますので、そういう意味で漢字一文字だと“道”かなと思っております。



■写真集の撮影で1番苦労したことを教えてください。

髙松　僕は雨が土砂降り降ってきて・・・

大倉　雨の話しかしてないやん！(笑)

髙松　ほんとに1日中雨だったんですよ。初日は特に雨がやばすぎて、全然撮影地にたどり着けない。道がずっと雨で湖状態になってたので、そもそも道が歩けないっていう状態がすごい1番辛かったです。

■普段から雨男なんですかね？

髙松　なんかぽいんですよね。名前は結構晴れっぽい感じなんですけど、最近気づきました。「俺、雨男なんだな」っていう。



大倉　苦労した点で言うと、やっぱり北海道はすごくご飯が美味しくて、僕、海鮮がすごい好きなので、海鮮丼など色々食べたかったんですけど、顔に出やすい体質っていうのもあって、あんまり食べれないなっていう。おいしいものが目の前にあるのに食べれないっていうのがすごい大変で、2泊3日だったので、宿泊したホテル先とかでも次の日の撮影に備えてちょっと筋トレをして汗をかいたり、そこは苦労しました。

■この写真集のために体作りはそれぞれ何かされましたか？

髙松　僕は常にジムに行っていて最低でも週に3回とかは行っているので、常にパーフェクトな状態でいたのでありのままだったかなと。

大倉　僕はどんな風な写真を撮っていきたいかっていうのをスタッフの皆さんと話した時に「上裸は欲しい」って言われて「おっとっと、どうしようどうしよう」っていうことで、ずっと写真集に向けて数ヶ月前からダイエットとか筋トレとかはしてましたね。

■お互いの撮影でアドバイスとかされましたか？

大倉　アドバイスで言うと、ここ最近なんですよ。僕も今すごいジムに行っていて、そこでアロハから「どんな筋トレした方がいい？」って、ここ最近でできた話題がジムで、アドバイスを受ける・されるだったので、その時期はしてないね。

■どんなアドバイスをされましたか？

髙松　それこそ筋肉つけたいっていうのがあったので、器具の使い方だったりとか、どこを重点的にやればどこが細くなるとか、そういうことを聞かれたので、そこについてのアドバイスも。

大倉　「腕立ては手広めがいいよ」とか。

髙松　「胸の内側は詰めた方がいいよ」とかも。




■髙松さん側から聞くことはありましたか？

大倉　・・・ないやろ！(笑) どう見てもないじゃないですか！(笑) 見せたいもん！俺の薄っぺらい体と(髙松の)ムキムキの筋肉。

髙松　ここでしかないですから、空人の上裸はね。僕、結構番組だったりとかで上裸になるシーンはあるんですけども、彼は貴重なんじゃないかなっていうのはありますね。

■アロハさんは逆に犬系のショットとかはありますか？

髙松　お布団で・・・

大倉　“お”布団!? 育ち良っ！

髙松　お布団で寝てるシーンとかは、犬系の素のほうっていうか結構わんちゃん系なので。




■お互いの写真集の見どころはありますか？

大倉　僕も見させていただいたんですけど、やっぱり表紙というかカバーの質感とかはほんとにいいなって改めて思いましたし、内容も筋肉と“水も滴る良い男”という言葉がありますけど、それが前面に出てると思いきや、ページをめくってたらアロハの笑顔の眩しさだったり楽しい表情だったり、アロハの良さも前面に出しつつ、アロハが見せたい部分も強調できてるような、すごい融合されてる本当に良い1冊だなっていう思いで見てました。

■何か1つダメ出しをするなら？

大倉　どこだっけな・・・

髙松　あるんだ！(笑)

髙松　セレクトした写真、自分の筋肉を見すぎちゃう？「こう！」とか「こう！」とか・・・いいですよね自分の筋肉に自信持てるってのは。自分はあんな薄いんでね、申し訳ない。

■筋肉を見てって言われたのか、それとも見てるとこを撮られたんですか？

髙松　腹筋とかは顔が下に向けば向くほど力が入るので、腹筋を強調したいっていうときに自然に下を向いた写真になる感じです。



■髙松さんから大倉さんの写真集の良いところを教えて下さい。

髙松　原動機付き自転車に乗ってる写真があるんですけど・・・

大倉　原付ね！(笑)

髙松　そっちの方がいいかなって(笑) 初めて見たんですよ、乗り物に乗ってるのを、電車しか見たこと無くて！

大倉　なめんなって！(笑) 免許持ってんだって！

髙松　めちゃくちゃ似合っていて、なかなかいないと思うんですよ、原付が似合う人って。すんごい似合っていて、誕生日プレゼントで買います！

大倉　お！(拍手)

■原付よりほしいものとかはないですか？

大倉　これマジな話で、原付の撮影をした後、口癖のように「原付買お・・・」って言ってたらしくて、だからすごく嬉しいです。まぁ欲しいものはいっぱいあるんですけど(笑)

■髙松さんは大倉さんにダメ出しはありますか？

髙松　やっぱり脱ぐところ、上裸のシーンで・・・

大倉　まじ筋肉しか見てないやん(笑)

髙松　やっぱ脱ぐってなったら仕上げていくのが普通だと思うんですけど、本当に素。すんっとしてる体だったので、次にまた脱ぐ機会があればもっとがっつり胸筋とかも鍛えて出てもらえたらと思います。



■2冊目があるとするなら、行きたい場所とかはありますか？

髙松　僕はハワイに行きたいです！それこそ小学生の頃は毎年ハワイに行ってたので、思い出深いというか昔に行った地とかで撮影をしてみたいので、ハワイには行ってみたいなって思います。

大倉　僕は沖縄なんですけど、家族旅行で沖縄とかたくさん行っていて、僕、ソーキそばがめっちゃ好きなんですよ。北海道もご飯で、沖縄でもご飯、食ってしかないじゃんとか思われる方いると思うんですけどほんとそうで、沖縄料理大好きなんですね。グループの方でも沖縄で撮影した写真集があるんですけど、個人でも行きたいなっていうのはすごく思います。



■今回の写真集に点数をつけるとしたら何点ですか？

髙松　そうですね・・・100点と言っていいんじゃないでしょうかね。それこそ今回撮影をしてくださったのが刈馬健太さんっていう方なんですけども、僕のやりたいシチュエーションだったり、ここで撮ってみたいっていうのがすごい意気投合して、それが全て叶った作品となっているので、間違いなく100点じゃないかなって思います。

大倉　僕はそうですね、色々考えて20・・・25億点。

髙松　おお！25点かと思ったよ(笑)

大倉　まじで緊張した、これちょけんの(笑) ごめんなさいね、もう100点です、100点！100点なんですけど、こちらの写真集のサイドにあるインタビューにも書いてあるんですけど、自分にとって今年でこの業界が10年目になるんですけど、9年間芸能界で生きてきて、いろんな壁に当たってきた中で、大きく勇気を振り絞って出した1歩がこの写真集だったので、それがこうやって皆さんの手元に届いて、皆さんからたくさんの声をいただけて「本当に(自分は)素敵な存在なったんだな」ってすごい自信を持ちました。今こうやって25億点ってふざけられるぐらい自信を持って言えるので、皆さんのおかげで僕のこの写真集がすごくいいものになったなと感じております。



■最後にファンの方へメッセージをお願いいたします。

髙松　いつも本当にありがとうございます！皆様のおかげで僕は活動できてると言っても過言ではないですし、今回この「波濤」を出させていただいて、皆さんが喜んでくださるメッセージとかを見たりするんですけども、逆に僕がエールをもらっているというか、本当に皆さんがいなきゃ僕は生きていけないんだなっていうのをすごい実感するような作品の発売でもあったので、これからも一生僕についてきてくださったらなと思います。 ありがとうございます。

大倉　皆さん本当にありがとうございます。皆さんのおかげで写真集っていうものが発売できましたし、何よりやっぱり地元の友達と2人でこうやって皆さんに囲まれながらお話ができたりだとか、皆さんにたくさんパフォーマンスだったりいろんなお仕事を見ていただけたりだとか、最近2人でできることがすごく多くて、それが自分的にもすごく嬉しくて、本当この9年間頑張ってよかったなって思いますし。でも頑張れたのは絶対に皆さんが僕のことを応援してそばにいて支え続けてくれたからこそなので、皆さんのおかげでこうやって素晴らしい写真集が完成しました。改めてありがとうございました。たくさん読んでいただけたら嬉しいです。

おまけ

合同取材が終わり、舞台から控室に履けていく途中、大倉が「早いねー終わるの」と口にすると、髙松も「早いなーもうあと30分とか喋れたと思う。」とまだまだ話したりない様子。続けて大倉が「5時間ぐらいいけるんじゃない？5時間ぐらい話してちょっとつまんなくなったなと思ったら帰ってもらって・・・(笑)」と楽しそうに会話しながら会場を後にしていた。




取材中もまるで漫才のように髙松の天然発言に大倉がノリ良くツッコんでいて、2人の仲の良さと相性の良さがうかがえた笑いの絶えない取材会でした。