<イベントレポ>山下幸輝&犬飼貴丈、正反対の初恋バレンタインデー話に大盛りあがり!? ドラマNEXT『私の町の千葉くんは。』記者会見



2024年10月9日(水)よりドラマNEXT【私の町の千葉くんは。】が放送スタート。放送に先駆け、10月7日(月)に記者会見が行われ、主演の井桁弘恵、山下幸輝、樋口日奈、犬飼貴丈が登壇した。



原作および台本を読んだ時の率直な感想を聞かれると、母校で教師をしている主人公・小野寺マチ役を演じた井桁は「原作を最初に読ませていただいて、まずは絵がすごく可愛くて全てキュンとするのが最初の印象です。」と語った。また、台本についても「シチュエーション自体は兄弟の中で揺れ動くっていう夢のような設定の中で、リアルな27歳の等身大の恋の悩みに揺れ動いてるマチの心情がすごく丁寧に描かれていて、 ずっとマチが振り回されているところが 可愛くて愛くるしい印象だったので、そこを丁寧に演じられたらいいなと思って読んでいました。」と当時を振り返った。

井桁自身も27歳でマチと同い年とのことで、恋愛や結婚について共感できる部分も多かったそう。「同年代の方には特に共感していただけるんじゃないかなっていうのはすごく感じました。」と投げかけた。



マチのクラスに転入してきたイケメン高校生・千葉悠人役を演じる山下は「素直にドキドキするというか、きゅんきゅんしまくりで、マチ先生に対してまっすぐな目をしてたりとか、行動・言葉だったりとか、まっすぐな悠人をこれから僕が身体を貸して演じることがすごく楽しみだなって思いました」と楽しげに語った。

まっすぐな性格の役をあまりやったことがなかったとのことだが、撮影が始まる前からどうやっていこうかたくさん考えて楽しみながら演じていたとのことだ。



マチと同じ高校に勤めるスクールカウンセラーで、マチの良き理解者・坂下みどりを演じた樋口は「初恋の人に時を経て再会するっていう憧れのようなシチュエーションに、その弟くんとも出会ってしまうっていう新たなエッセンスが加わって、すごくドキドキ・わくわくが止まらない展開だなと思いました。」とラブコメならではの要素にときめいた様子。



マチがずっと片思いをしていた初恋相手で悠人の兄・千葉悠一役を演じた犬飼は、三角関係の作品は読んだことがあったそうだが、その渦中が兄弟であるという設定に新鮮さを感じたそう。「自分はあまりキュンキュンさせるような役っていうのが今までそんなに経験なかったので、どのように現場で演じようかなって思いながら、考えながら台本を読むっていうのがすごく楽しかったです。」と語った。



続いて、それぞれ演じた役の見どころと、演じる上で気をつけていることについてトーク。「私こんな表情し出していいんだっけ?っていうぐらいいろんな表情をしていまして・・・」と語るのは井桁。「でも1人のときはこういう顔するよなとか、悩んでる時ってついこんなしかめっ面しちゃうよなとか、本能のままに表情も動いてるそんなマチの心の様子が描かれています。表情筋、いっぱい使ってます!」と振り返った。また、心の声も共感してもらえるところがたくさんあるとのことで、注目ポイントだと付け加えた。

一方、山下は色々な表情というよりは、ずっと笑ってるor真剣な表情が多かったそう。「マチ先生に対してまっすぐ言葉を喋って、不意に出る笑顔はすごい魅力的だなって思いました。」と悠人のギャップに好印象を持ったとのこと。

樋口は「マチの親友ではあるんですけれども、常に偏りのない視点を持ってるというか、すごく達観して物事を見ながらマチにアドバイスしたり、話す言葉っていうのが私自身もハッとさせられることもありました。」と語る一方、居酒屋ではわちゃわちゃとガールズトークをしているそういったどちらの面も大切にしつつ常に冷静である気持ちを持つように心がけたそうだ。

ここまで井桁と山下が続けて“表情筋”に紐づけてトークしていたため、犬飼も「表情筋的には・・・」乗っかりひと笑い。「クールなキャラクターなので、表情筋的にはそんなに動かさないっていうところと、演じながら気を付けているところは、マチにとって魅力的に見えなきゃいけないなという風に思うので、演じる時に動き方1つスマートに見えるようなのはどんなのだろうかとか考えながら、そういうところに気をつけながら演じさせていただいてます。」と振り返った。



撮影現場は夜にかけて盛り上がっていくほど、仲良く楽しい雰囲気だったとのこと。「特に犬飼先生はすごくて・・・」と語りだした井桁は「イケメンでかっこいいシーンが多いんですけれども、犬飼さんの中に眠っている何かを笑わせたいという思いがすごく強いらしく、絶対にボケるんですよね。」と暴露。「悠一としては映像に残らないところで、犬飼さんのサービス精神っていうのがすごくて、そこでまた現場が一気に湧くという。そこに毎回私は楽しませていただきながら撮影してます。」と犬飼の可愛らしい一面を明かした。

それも犬飼は1日の途中から撮影に参加することが多かったからのようで「連日皆さん撮影も疲れてらっしゃるだろうなっていうのも、なんとなく空気的には感じつつ、ちょっとでも「犬飼来てくれてよかったな」って思ってもらえるにはどうしたらいいんだろうと思ってたつもりではあったんですけど・・・」と優しい心境を吐露。

またコメディで一緒に仕事をしたスタッフが多かったため1回ボケて本番に臨むという手順を踏んでいたのだとか。少し申し訳なさそうにしている犬飼に対し、本作もラブコメのため、その笑いが作品にも良い影響を与えていたと井桁がフォローしていた。

山下はマチと悠人が雨の中一緒に傘を差しながら帰るシーンをチョイス。そこで車がはねた水を何度もあびたそうだが「その日がちょうど残暑ぐらいの時で、寒かったんですけどめっちゃ気持ちよかったです。」と振り返り。

井桁も風邪を引かないか心配だったそうだが、本人からその言葉が聞けたために安心したそう。また「水に濡れてる悠人はめちゃくちゃかっこよくて、これはマチ先生惚れちゃうよ・・・っていうのはきっと皆さんに伝わると思うので、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。」と投げかけた。

樋口は現場で山下と犬飼の姿を見間違えるほど、兄弟感が色濃く出ていたと告白。また、井桁を“げたさん”と樋口を“ぐちさん”と、お互いであだ名を決めたそうだが、まだはっきりと呼べていないとのことで、これからの撮影でトライしていくとのこと。ちなみに井桁はそのことを忘れていたらしく“ぐっち”と読んでいたと明かした。

犬飼は1話の最後、マチと悠一が出会うシーンをチョイス。衝撃的な出会いと聞いて尚、衝撃的だと感じるほどのインパクトさのようで、犬飼も「今までこんなシーン撮ったことないなって思いながら撮っていた。」と語る。井桁も「これはどういうふうに再現するんだろう、どう絵になるんだろうと思って心配だったんですけど、実際に見たらすごく面白いんだけど、ちゃんと忠実にというか、じわじわ自分の中でも面白くなるぐらいのすごく印象的な大好きなシーンになりました。」とコメント。2人が強くおすすめするシーンとのことでぜひお楽しみに。



続いて、トライアングルラブストーリーの本作にかけて、2択の質問コーナーを実施。1問目は「A.頭で考えて恋愛をする派。B.本能のまま心で恋愛をする派。」



井桁と犬飼がAをセレクト。最初の1歩目は心もあると思うんですけど、そこから割と俯瞰で冷静に頭で考えちゃうタイプだなって思う」と回答。自分の良さだと思いながらもBになりたいという思いもあるそう。

犬飼は「初めの気になるとかっていうのはおそらく心なんだろうなって思うんですけれども、自分と合うかなとか趣味なんだろうなとか、その人のことを考えるのは頭じゃないですか。そこの部分の方が心よりも強いのかなっていう風に自分は考えてしまうので」と冷静に分生起していた。

対する山下と樋口はBと回答。山下は「直感みたいなところがあります。この人あうなと思ったら、もうこの人だってその人に対して自分からアプローチするし、一目惚れですね。俯瞰してとか 一旦置いてっていうのが、ムズムズする・・・」と、自身が演じる悠人さながらのストレートな一面を語った。

樋口も「初めは直感で入って、自分の選択が間違いじゃなかったんだって自分に言えるように、そっから頭で考えて、むりやりにでもこの人だって多分するんじゃないかなって思いますね。」と犬飼と近いようでやや方向性の違いを見せた。



2問目は「今までに人や物に衝撃的に恋に落ちたことが、A.ある。B.ない」



犬飼は一瞬Bをあげつつも、物もOKと聞きAに変更。ラブソファーを即決で買ったエピソードを披露し、名前に少し恥ずかしさを感じながらも背もたれが可愛かったと語ってくれた。

食べ物にときめくことが多いという井桁は、最近オムカレーにハマっているそう。「オムカレーのすっごい美味しいお店にお仕事で行った時に、うわあ!って感動しちゃって、そこから出なきゃいけないギリギリまで食べて、お腹いっぱいになるまでいただいて、そのあともプライベートで何回か行かせていただくぐらい美味しいオムカレーに恋したことがあります。ピリッと辛いんですけど、ココナッツクリームが入っていて、最初はクリーミーなんだけど、後からピリッときて、卵もふわふわでめっちゃおいしいんですよ。」と熱烈にオムカレー愛を語った。

山下はダンス。小学校1年生のときに幼馴染が始めたのにつられて始めたらハマってしまったとのことで「音楽に乗って一緒に人と踊れる、ダンスできるっていうこんな楽しみがあるんだっていうのを初めて知った」と当時のビビッときた心境を振り返った。

樋口も1度ハマった食べ物は20何年も同じものを頼むほど、食べ物に関しては一瞬で恋に落ちちゃうそう。今ハマっているのは「近所のスーパーで売っている大容量の春雨サラダ。」。毎日食べれるほど味に恋していしまっているそうだ。



3問目は「初恋が、A.実った。B.実らなかった。」

またしても半々に分裂。実らなかったで札を上げた井桁は「(中学1年生くらいの頃)告白したんですけれども、そのときに答えをもらえなくて。告白した子が周りの子に相談したんですよね。それを私は言いふらされたんじゃないかと思ってしまって、答えをもらう前にやっぱいいやって言っちゃって・・・」と返事を貰うのが怖くなってしまった結果、実らなかったことを告白。



山下も実らなかったそうで、小学校5年生のときのバレンタインデーの思い出をトーク。「(好きだった)女の子にチョコレートをもらえなかったら苦しいなって思っちゃって。俺から渡しちゃおうと思って、僕はマグカップを渡したんです。あげますって言って(気持ちも)伝えたんですけど、ごめんなさいって言われて、あぁー!って。そのコップに涙を入れてやろうか!って思ったんですけど(笑)」と悔しい思い出を鮮明に語ってくれた。

一方、バレンタインで初恋が実ったという犬飼は、小学生の頃、好きな子がお家までチョコレートを持ってきてくれたと嬉しそうに語った。「俺も基本実らないけどね・・・。その時だけ実った可能性もあるから・・・」と山下に優しくフォローをいれると会場から笑いが起こった。

樋口は素敵だと思っている子からランドセルに手紙が入っていたそう。「真っ黒で消しゴムで削ったら文字が浮かび上がるみたいな感じでしたね。“スキ”って片仮名で書いててありました(笑) それだけでしたけれど、淡い思い出ですね。」と懐かしんだ。




2択ゲームを終え、記者質問に答えた後、サプライズで原作者のおかもととかさ先生からメッセージが到着。

メッセージ

まさかのサプライズが私で大変恐縮していますが、1話を拝見して感動しました。俳優の皆さんやスタッフの皆さんのおかげで作品がこんなにも素晴らしい形になっていて、感謝の気持ちでいっぱいです。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
井桁イゲタさん演じるマチの素晴らしい演技に、一緒に恋できるほど引き込まれました。 山下さん演じる悠人にはその色気たっぷりの小悪魔ぶりで翻弄され、犬飼さんが演じる悠一には高校生と社会人のギャップに一瞬で心を奪われました。まさに初恋殺しとはこのことだと思います。そして樋口さん演じるみどりには、その色気とお茶目さに圧倒され、頭を抱えるほどでした。
漫画を実写化するのは難しいと思いますが、この楽しくてノスタルジーな世界観に一瞬で入り込めることができました。 それはひとえにキャストやスタッフの皆さんの努力と才能のおかげだと、1話を見ながら強く感じました。原作ではマチがどちらかと結ばれましたが、ほんの少しのきっかけでどちらに転んでもおかしくなかったと思います。ドラマではまだわかりませんし、是非視聴者の皆さんもどっちなんだろう?と楽しみながら見ていただければと思います。
お2人の色気で井桁さん演じるマチを取り合って、どんな結末になるのか、私もとても楽しみにしています。


サプライズメッセージを受け、井桁は「ほんとに嬉しいですね。やっぱり私たちもいかに原作ファンの方も楽しんでいただいて満足していただけるかっていうところをすごく意識してやっていますし、撮影中も原作を確認しながら、どういうふうに描かれているかなっていうところだったりっていうのも、すごく皆さん意識して私たちやっているので、そうやってありがたいお言葉いただけるのが嬉しいですし、まずはこの素晴らしい作品を作っていただいた、産んでいただいたというところに感謝したいですし、最後まで作品に誠意を持って撮影頑張りたいなと思います。ありがとうございます。」と感謝の気持ちを言葉に綴った。



最後にこれから作品を観る人へ向けて井桁からメッセージ。「この作品はですね、初恋のキュンとした懐かしい気持ちだったり、まっすぐな恋心だったり、そこに揺れ動くリアルな等身大の27歳の女性の苦悩がすごく丁寧に描かれているんですけれども、そこにコメディの要素があって、キュンとしてつい感情移入しちゃうところにクスッと笑えてほっとできる、水曜日の深夜にちょっと心と体が休まるような30分になってるかなと思うので、ぜひ12話最後までマチと一緒に千葉兄弟に翻弄されながら一緒に過ごしていただけたらと思います。そして原作も一緒に盛り上げてたくさんの方に楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いします。」と呼びかけ、本イベントは幕を閉じた。

<1話あらすじ>
小野寺マチ(井桁弘恵)は結婚を見据えて打算的な恋愛をするアラサー女子。そんなマチは10年前、高校の同級生に一目惚れし“スコーン”と恋に落ちた“初恋”の衝撃を忘れられずにいた。ある日、母校で高校教師をしているマチのクラスに、転入生・千葉悠人(山下幸輝)がやってきた。なんと彼は初恋相手・悠一(犬飼貴丈)の弟で、マチは悠一に瓜二つな悠人に不覚にもときめいてしまう。さらに、マチはとある飲み会で悠一とも劇的な再会を果たし…!?

■詳細
【ドラマ NEXT「私の町の千葉くんは。」】
放送日時:2024年10月9日(水)スタート
時間:毎週水曜深夜24:30〜25:00
放送局:テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
配信:動画配信サービス「U-NEXT」で10月2日(水)21:00より、各話1週間独占先行配信
原作:『私の町の千葉くんは。』おかもととかさ(講談社「Kiss」所載)
主演:井桁弘恵
出演:山下幸輝、樋口日奈、星乃夢奈、植村颯太、⻄本たける(スーパーサイズ・ミー)、永田凜、山野海、チャンス大城、犬飼貴丈
演出:本田隆一、中島叶(テレビ東京)、新山康幸
脚本:的場友見
主題歌:WILD BLUE「Bubbles」(NICHION)
エンディングテーマ:SooYoung「この世界に映っているのは誰」(avex trax)
チーフプロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)
プロデューサー:中島叶(テレビ東京)、清家優輝(ファインエンターテイメント)、岡田健人(ファインエンターテイメント)
タイトルロゴデザイン:荘司哲郎(サリダス)
制作:テレビ東京 / ファインエンターテイメント
製作著作:「私の町の千葉くんは。」製作委員会

©︎「私の町の千葉くんは。」製作委員会

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