「やっぱりコールっていいな、これが9bicなんだって思いました」9bic(キュービック)、6人体制での最後の周年ライブ、結成4周年ツアー完走!メンバー作詞作曲の新曲披露も♪<ライブレポート>
2023.7.31
6人組アイドルグループ・9bic(キュービック)が2023年7月30日(日)、横浜みなとみらい・パシフィコ横浜にて【9bic 4th Anniversary Live tour 2023 〜あの頃、君と見た景色をこの先も君と〜】の東京(横浜)公演を開催した。
9bicは、「現在を生きる王子様達」をコンセプトに活動しており、メンバーは市川慶一郎(青)、双葉小太郎(ピンク)、椚三波斗(緑)、四季涼雅(赤)、仮屋瀬さつき(黄)、六花清春(紫)の6名。同ツアーは、グループ結成4周年を記念して開催。ツアーファイナルとなる東京(横浜)公演は昼夜の2部制で行われ、夜の部はオンライン配信も実施された。
3年ぶりのコール解禁ということで、1曲目の「secret love」から、椚が「声出していけるのか!そのテンションで最後まで楽しんでいきましょう!声出せ!」と絶叫。その後「gimme」「中辛エクスタシー」「また会いたくなる」と続くと、立方隊(9bicのファンネーム)のボルテージは一気に高まった。しかし、ツアーのリード曲「君と僕、繋ぐ景色」に入ると、会場の雰囲気が一変し、優しい歌声の虜になっていた。
また、ツアーファイナルでは、地方公演でそれぞれ披露したユニット曲を一挙にパフォーマンス。四季、仮屋瀬による「元彼」では、2人のギター演奏、甘い歌声に立方隊はうっとり。
市川と双葉による「結婚前提で推してます」では、曲前に2人がオタク姿で登場し、会場を盛り上げた。「childish」では、椚と六花が上裸にジャケットを羽織っただけのセクシーな衣装で魅了し、さらには激しいダンス、クールな歌声で魅せた。
後半戦は、市川の「まだまだ盛り上がっていきますよ!全力で声出しするので、皆さんついてきてください!」の掛け声とともに、ツアーのサブリード曲「ジーニアスター」がスタート。唯一の撮影OK曲ということもあり、ここぞという一瞬を切り取るべく、大勢の立方隊が撮影に励んでいた。そして、今回のツアーのために練習したという市川のドラム演奏も見どころ「夜もすがらキミを想ふ」も。軽快なダンス、リズミカルなメロディに会場の盛り上がりは一層高まっていく。
またたく間にラスト1曲を迎え、市川は「名残惜しいですけど、ラストの曲いきましょう」とポツリ。「夢ファンファーレ」をパフォーマンスし、9bicは頭を下げてステージを後にした。だが、客席からアンコールが起こると、それに応えて再びステージに登場。
ここで、双葉が作詞作曲を務めた新曲「薫風ノスタルジア」をお披露目することを発表すると、会場は大きく湧いた。新曲について双葉は「風をテーマしてみました。意味としては『振り返りながらも、これからも頑張っていこう』って曲になっています」と語り、続けて「デルフィリウム」と新曲の2曲がサブスク配信されることを発表した。双葉は「歌詞の意味も考えながら、この2曲をたくさん聴いてください!」と呼びかけた。
アンコールもあっという間に過ぎ、ラスト1曲を迎える前に、ツアーの感想をメンバーはこう述べた。
そして、ツアーファイナルを締めくくるのは「congruity」。双葉は「6人の9bicってことで、最後にこの曲やって大盛り上がりしてください!」と声を張り上げた。最後は、メンバーの「9bic!」の掛け声に、立方隊が「最高!」と応じ、4周年記念ツアーは幕を閉じた。
なお、本公演のアーカイブ映像は、OPENREC.tv「はこだしっ!キュービック」チャンネルにて、7月31日(月)23:59まで配信。市川の卒業公演は、11月23日(木・祝)に東京・豊洲PITにて開催される。チケットはチケットぴあにて販売予定。
【「9bic(キュービック) 4th Anniversary Live tour 2023 〜あの頃、君と見た景色をこの先も君と〜」東京(横浜)公演】
開催日:2023年7月30日(日)、
場所:パシフィコ横浜